マグロも馬も肥ゆる秋の青森① 八戸・ほこるやでシャモロック

大間のマグロ食べたいなー。と思いまして、ちょっと調べたら「大間のマグロのほとんどは築地にいきます」との結論のようです。いや、現地に行って食べることにこそ意義がある!(気がする)恐山も行ってみたいし。さらに調べると

えーと、現地で食べることができるのは主に8から10月(漁期は1月くらいまでだけど雪で誰も来ないので)、恐山は10月いっぱいまでで冬季閉山・・・?あら、10月中に行かないと来年までお預けじゃないですか。

あわててマグロが食べられそうな宿を探して予約して、グーグルマップで見ると…遠いなー、青森。何カ所もいけないぞ。外せない所を選んで、と。なんだかんだコースを考えまして出発。

東北自動車道・八戸自動車道をププーと北上すること約600km・6時間、そして着きました。八戸市の青森自慢料理・ほこるやさんです。

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なんと大正的レトロでロマンな建築。

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それもそのはず、登録文化財だそうです。

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ナヌっ、昭和初期・・・まあ再建を始めたのは大正ということで。

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臆せず入店しましょう。あ、ランチメニューが店外に表示。これはうれしい。

ちなみに予習によると、青森が誇る地鶏、シャモロックが食べられる店だそうです。シャモロックと言うとなんかラーメンのダシとして有名だそうですが、私は普段あまりラーメン食べないので未食です。

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苺煮すし膳にはげしく惹かれますが、なかなか良いお値段。日替わり定食は鶏照り焼き丼かー、それもいいなー。とりあえず入ってみましょう。

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おお、中も大正(実は昭和初期)レトロな雰囲気。店員さんも感じがいいですよ。

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わぉ、ランチメニューが他にもあるのですね。今年まだカキフライ食べてないし、秋御膳という季節限定感もそそります。

しかしシャモロックを食べに来たんだー!と雑念を払いシャモロック陶板焼定食を頼みます。あ、210円プラスでせんべい汁お願いします。せっかくですからね。あと、ご飯少なめで。

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きました。おお、トリがジュージュー言ってますね。ステーキダレ・わさび・塩の3種お好きな味でどうぞだそうです。

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まずはサラダから。うん、和風ドレッシングがうまいですよ。

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主賓のシャモロックを、最初は塩ですか。もぐもぐ。わぉ、いかにも地鶏というギシっとした歯ごたえとしっかりした肉の味。いいですねー。皮がない部分も味が濃いです。

皮目のところをステーキダレで。あー、これはうまい。いかにもご飯or酒を呼びますね。誰ですか?ご飯少なめなんて言ったのは(でも結構な量でした)

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八戸せんべい汁。何度か食べましたが、もちろん本場のは初めて。どれどれ…うわー、せんべいがすごい歯ごたえですね。噛み切れない勢いだ。味の方はまあ何と言いますか、おいしいけんちん汁です。

ミスター味っ子トマトと南部せんべいのみそ汁なんてトンデモメニューがありましたが、元ネタはせんべい汁なんですよね・・・?そもそも味噌じゃないけど。どっかで出してないのかな?(作る勇気はない)

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食べ終わった頃合いにシャモロック卵のプリンとアイスコーヒーがきました。プリンが濃厚でうまいです。なめらかとはまたちょっと違う、質感たっぷりな口当たり。料理の歯ごたえといい、青森の人は硬派な食感がお好みなんでしょうか。

さて、食べたら本州最北端を目指します。

 

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