最強呪文、ショウオムショウワンタン! ほうらく(神戸市中央区)

最強呪文、ショウオムショウワンタン! ほうらく(神戸市中央区)

朝まで岡山の離れ小島にいた気がしましたが、11時現在、なぜか神戸におります。実は岡山二泊三日で帰るつもりだったのですが、神戸在住の知人、「サムライ地獄」という傑作ゲームを作ったOさんが「シン・ゴジラ、神戸で一緒に観ましょう!」と意味のわからんことを言うので(しかもお互い2回目)、えーい、いっそ神戸に一泊して映画の後に一緒に飲んでしまえ!と思った次第なのであります。

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ホテルの横のパーキングに車を置いて、トコトコ歩いてみますと・・・神戸の街並みってなんか思ったよりオサレではなく、なんとなく下町感があるというか、ゴミゴミっぷりがサイバーパンクな雰囲気を感じさせるような・・

「それはそうですよ。スナッチャーのネオ・コウベ・シティのモデルですから!」

うわっ、びっくりした!背後から誰ですか?ああ、Oさんじゃないですか。ホテルの近くにいてくれたのね。

Oさん「京都のイベント以来ですね。では早速お昼を食べに行きましょう。ちゃんとお腹はすかせてありますか?」

朝から三膳喰らいました!とは言えませんので、はーい、お腹ペコペコざますと答えておきましょう。

Oさん「よかった。相当なボリュームですから」

な、なんだって・・・?

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どんなところに案内してもらえるのでしょう?名うてのオサレ都市神戸ですから、テラスで楽しむライトなイタリアンとか、変化球でベトナムのフォーとか・・・いや待てよ、ボリュームたっぷりということは・・・ははーん、こんな感じのタテに盛り付けるフレンチっぽい洋食店ですかね?いや、むしろここだな?さあ、白状しなさい。

Oさん「あれ、どうしました?。もっと先ですよ」

あれれー、違うの?じゃあなんだろう。神戸といえばポートピアだけに、チョウチョ模様のヤスまんじゅうとか・・・?

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Oさん「着きました!さあ、写真を撮って!」

・・・・はて、ここはオシャレ首都神戸ですよね?おかしいな、薄汚い食堂にしか見えないのですが。

Oさん「はい、この辺で一番ウマい薄汚い食堂です!」

な、なんだってー!!そんな店・・・大好きだぞ!

Oさん「そうでしょうとも。11時半に開店ですからあと5分くらい待ちましょう」

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先ほどの看板とは違う、付け焼刃なオシャレならぬ真の風格が漂うメニュー表示看板・・・あれ?高級そうなタクシー、つまりハイヤーが横付けして、おじいさんが店内に・・・ハイヤーで常連さんが来るようなお店なのですか?

Oさん「ああ、あの方はこの店の先代です。引退したけど毎日店に座って、お客さんがおいしそうに食べる姿を見てます。まあマスコットですね」

まあ、包丁人冥利に尽きすぎる引退後ですね!でもマスコットさん、短パンからクレヨンしんちゃんみたいな柄のトランクスがはみ出しておりましたが・・・

Oさん「そこはほら、見えないところに無駄に金をかける東京人と違って、お金をかけたオシャレはちゃんと見せる神戸人気質というやつですよ」

なるほど(疑)。

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へー、結構な種類のメニューですね。おじやがレギュラーメニュー!そしてハイカラ丼があったり・・・確か親子丼の鶏肉が天かすになったやつでしたっけ?セコいけどウマそうな、関西に来たなーという感じが・・・

Oさん「オーヤマさんはこの店初めてですよね」

そりゃそうでしょう、たった今あなたが連れてきたのではないですか。

Oさん「この店は基本的にみなさんセットで頼むのです」

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えーと、ああ、こんな感じですか?なるほど、セットにすると50円引きなのですね。

Oさん「そうです。でも何と何を組み合わせるとセット扱いなのか誰も知らない謎ルール。というわけで今回は、この店のジャスティスにたどり着くための呪文をお教えします。注文を取りに来たら俺が唱える呪文を復唱してください」

えっ?あ、はい。・・・では開店したので入店しましょう。

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まあ、なんて美しい!見るからに歴史がある店内。中華風装飾から大入袋まで、手近にあるもの全てを並べた雰囲気。

Oさん「奥の席にあるCDのジャケットなんて10年くらい置きっぱなしな気がします」

素晴らしい。これぞ歴史が作り上げるインスタレーション。

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調味料入れも洗練の度が極まって・・あれ、餃子はなさそうなのに酢がありますね。

Oさん「スープに入れるんですかね?使ったことはないです」

混雑時は相席でお願いしますとありますね(開店後10分で相席になりました)。

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割り箸立てまでコレですか!全ての調度が私の心の琴線をむせび泣かせますが。

Oさん「そうだろうと思っていたのですよ。あ、店員さんが来た。ではこれから呪文を授けます。復唱を」

ゴクリ・・・

Oさん「ショウオムショウワンタン

えっ?えーと、ショウオムショウワンタン・・・

店員さん「はーい、ショウオムショウワンタン2ちょうー

ちょっと、いきなりオーダー通っちゃってますが。

「ショウオムショウワンタン」「ショウオムワンタン」「ショウオムショウワンタン」「ショウオムトビール」

あっ、各テーブルからも類似した呪文が次々と・・・!なんだこの店、怖い!

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店員さん「お待たせしました、ショウオムショウワンタン

あっ、小オムライスと小ワンタンなのね・・・って、これでどっちも小?

Oさん「通常とか大をセットで頼むとえらいことになります。以前友人が大オムを頼んで死にかけてました」

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えーと、ではワンタンからいただきましょうか。すでにスープのポジションからはみ出しまくっている気がする、すさまじいボリュームを秘めていそうなビジュアル・・・まずはスープをズズーといくと、あ、こりゃンマーイ!鶏ガラと醤油が織りなす、由緒正しき中華屋スープ!うわーい、ほっとする味ですよ!

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そしてこちら、大きめの焼売も裸足で逃げ出す肉みっちりワンタン!ぶじゅーっとにじみ出す肉汁とスープが混じりあって口に流れ込みますよ!ピロピロの皮と相まってうますぎますが、やはりボリュームありすぎる!これが5個(と思いました)も入って、「小」ワンタンだと・・・?

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ではオムライスにいきましょう。なんと素晴らしいビジュアルでしょう・・・しっかり焼かれたタマゴ、ケチャップのかけ具合、グリーンピースの位置に至るまでの全てが美意識に満ちあふれています。昨日のランチにトロトロオムライスを食べましたが、あちらを女子力全開オムライスとしたら、こちらは俠のオムライス!花山薫が食べそうな一品です。

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オープン・ザ・たまご!うひょー、中は当然のようにケチャップライス!あ、チキンのかけらがあるからチキンライスか。ケチャップとタマゴとチキンライスを合わせるとちょうど1となる味付け、1+1+1=真の1!!

とろとろタイプとかナイフでタマゴを切り開くタンポポ式とかありますが、真のオムライスはやはりこれなのか!!

二さじくらい食べてスープ!スープをすすってまた二さじ!とかやるともう、うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ!とスプーンが止まりません!

右手にスプーン、左手にレンゲの二天一流!!そうか、昨日宮本武蔵神社に行ったのはこのためだったか・・・!

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ふはー、めくるめく食事が終わったところで、水を・・なんだこれ、メローイエロー?

Oさん「お茶です。薄いお茶」

あ、ホントだ。ほのかにお茶味。うーむ、メシとスープを一気にかきこんだ後の汗がひく冷たさ・・・ところでOさん、あちらのテーブルの女性が食べているモノも非常にウマそうですが・・・

Oさん「ああ、あれは五目ヤキメシですね!めちゃめちゃウマいですよ!」

ジャスティスなはずのメニューを頼んだのに、まだ隠し玉があるのですか?ごめんなさい、結構本気でこの店のために神戸に通いたくなってきました・・・

Oさん「マスコットさんに聞こえるよう言ってください」

先代、スゲーうまかったです!また来ます、絶対。

 

ほうらく 兵庫県神戸市中央区八幡通4-2-9 フラワーロードビル 1F

サムライ地獄 Oさんが作ってしまったゲームです。困ったことに面白い

“最強呪文、ショウオムショウワンタン! ほうらく(神戸市中央区)” に2件のコメントがあります

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