ちゅっちゅらびゅらびゅな離れ客室で露天風呂を楽しもう 森の旅亭びえい(美瑛町)

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高級旅館が好きなT氏とめぐる北海道、ようやく二日目も暮れてまいりました。さて、そろそろ宿にむかいましょうか。今は芦別市、宿は美瑛町・・なんとなく近いかなーと思っていましたが、ナビが1時間50分と言っていますね・・・

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ふむふむ、3ルートあるのか・・まあ面倒なのでナビに出たルートで行ってみますか。

(30分後)・・・・なんだこの道はーーー!!

T氏「狭い!アスファルトじゃなく砂利!なんだこれ、日本か?」

レンタカーで良かったー!自分の車では絶対通りたくない道でした・・・これが噂の酷道というやつか!

T氏「あんた自分の車は全部シャコタンだもんな。普段は通らないよな」

舗装してある峠道は大好物ですが、未舗装路はご勘弁願いたいですね。

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T氏「あ、wikiに出てるぞ。道道70号。13kmにわたり未舗装一車線区間となっており・・・」

ええ、たっぷり味わいましたとも。もう二度と通らない。

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というわけで到着。ふう、17時半か・・予約の時に伝えた時間より遅くなってしまいました。しかし10月の17時半だというのに真っ暗ですね。

T氏「沖縄だったらまだ夕暮れにもなってない時間なのにな」

あ、ドアマンのような方が待っているではないですか。どうも遅れましてすみません。

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館内に案内してくれます。おお、落ち着いたアダルトな雰囲気。

T氏「うん、いい感じじゃないか」

あ、そうだ。ポチ袋に心付けを入れておいたからT氏に預けておきますよ。部屋に案内されたら客室係の方に渡してください。

T氏「なんだ用意がいいな。よし、任せておけ」

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とりあえずミニケーキとあたたかいお茶が出ます。いいですねえ。いやー、酷道を通ってドキドキしたことも忘れてほっこりしますよ。

T氏「今日は運良く大丈夫だったけど、対向車が来たらどうすんだろうな、あの道」

さあ・・・祈るくらいしかないのでは?あ、ケーキは数種類のベリー。うまい。

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綺麗なお姉さんに案内されて部屋に行きましょう。T氏、顔がにやけていますよ。

T氏「そっちこそヨダレを拭いたほうがいいんじゃないか」

いえいえ、お腹が空いて晩御飯が恋しくなっただけです。

客室係さん「晩御飯のお時間ですが、お食事処で19時半よりのご用意とさせていただきました」

そうですね、チェックインが遅れたからその時間一択なのでしょうね。

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そして渡り廊下をテクテクと歩きます。

T氏「・・・小学校みたいだな。なんで渡り廊下なんだ?」

あら、言っておりませんでしたね。実はこちらの旅館、ちょっといい客室は離れになっているのですよ。一組一棟みたいな感じで。

T氏「なぬっ、一組一棟!それはいいな!

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客室係さん「こちらの槐(えんじゅ)のお部屋になります」

部屋というか、まさしく離れですね。写真を撮ったけど暗くてなんだかわからなかったので、こちらは翌朝撮ったものです。

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入室すると、10畳くらいのスペースでしょうか?2人であればちょっと贅沢に使える程度、3人ではちょっと狭いくらいの広さですね。なかなか綺麗にまとまっているではないですか。

客室係さん「当館は浴衣でなく作務衣になりますが、お部屋にご用意してあるものはフリーサイズになります。もしサイズが合わないようでしたらフロントにご連絡をいただければ」

はい、きっとフリーサイズがはまらなそうな私に言ってくれているのだと思いますが、作務衣は持参してありますのでお気遣いなく。

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客室係さん「冷蔵庫の中にあるものはご自由に召し上がってください。コーヒーマシンもお使いいただけますので」

はいー。冷蔵庫の中には何本かのソフトドリンクとゼリーのようなお菓子がありましたが、あれ、この記事書いて思い出した。結局お菓子食べ忘れたぞ。

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ドリンクのうちの一本は黒千石茶というご当地茶で、豆を煎った福茶な感じでウマかったです。北海道の幻の大豆らしいですが、納豆とかに加工してくれないかしら。

客室係さん「それでは失礼いたします。なにかございましたらフロント0番までお願いいたします。それではごゆっくりおくつろぎくださいませ」

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行ってしまいましたね。

T氏「じゃあ風呂でも入るか!部屋ごとに風呂があるんだよな!」

ところでT氏、問題が二点・・・

T氏「おや、なんだ?」

まず一点、こんなちゅっちゅらびゅらびゅな部屋に我々が寝るのですか?

T氏「うーん・・でもほら、どうせバカみたいに飲むからすぐにコロリと寝ちゃうだろ」

全くもってその通り。心配無用でしたね・・・ではもう一点。あのー、お預けした心付けは?

T氏「ああ、もちろんポケットにしっかり入れて・・・ほらほら、間違いなくまだポケットにあるぞ!・・・あれっ?あっちゃダメなのか!渡すの忘れた!!」

やれやれ、ですね。

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T氏「まあいいや、風呂に入るぞ。温泉だ温泉!!うおー!!」

入る前に撮影させてくださいな。ふむふむ、すだれを開ければほぼ露天、湯船は1.5人分程度の広さ、お湯は白濁していますが硫黄臭は少なめ、鉄っぽい香り・・・

T氏「きゃー、寒いぞ!まだか?」

まあ、丸出しで・・・!さあどうぞ。

T氏「うっはーー!!外が寒いせいかちょっとぬるめだけど、なんかいくらでも入っていられそうな気持ちよさだな!」

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私もその後入りましたが、非常に肌へのあたりがいいような気がしました。にごり湯だから刺激が緩和されるのでしょうか。とは言ってもそんなに濁っているわけではない(ささ濁りっていうんでしたっけ)ので、由美かおるさんが入るにはタオル等が必要になりそう。

塩化物泉ということで、ぬるめだけど結構・・というか非常にあたたまります。夜と朝に2回ずつ長風呂したT氏、のぼせたり湯あたりしたりしないかしら。

T氏「いやー、いい汗かいた!これがデトックスというやつだ!ここの風呂最高だな!」

・・・大丈夫そうですね。

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ちょっと残念なのは部屋にwi-fiがありませんので(4Gは届く)、PCで何かやりたいなーと思ったらフロント近くの休憩所に来なくてはいけないところですかね。まあゆっくりするために来るところですので、PCをいじる方が間違っている気がしますが(と言いつついじっていた)。

T氏「おお、こんなところにいたのか。もう晩飯だぞ!」

あ、そんな時間ですか。ではお食事処に出発!というわけで、次回は夕食です。

 

森の旅亭 びえい  北海道上川郡美瑛町白金10522番地1

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