三崎港のまぐろ丼で昼酒を決めろ! 三崎館支店・香花(三浦市)

横浜で牡蠣を食べた翌日。門下生Cが車で迎えに来てくれました。

C「ではどこかで昼飯を食べるとしましょう」

そうか、奥さんが夕方までイベント出展で、終了まで待つのでしたね。では少し遠出して時間を潰しましょうか。今は横浜だから・・そうだな、私が最近愛している三崎港がちょうどいいかな。

C「三崎!まぐろ!それだ!!」

というわけで、三浦市三崎港にやってまいりました。昨夜みなとみらいで飲んでいたというのに海を見ると・・・

C「そう、いつも横浜とかに来ているのに、やはり海を見ると士気が上がってしまいますよね。海なし群馬県人は。海!サカナ!!」

C「ほらほら、どこで食べるんですかー?」

前回のクロマグロが気絶するほど美味かったけど、せっかくマグロ屋さんだらけの三崎、他の店も開拓してみましょう。行列とかがなくて静かそうな店・・おや、あの店は麗しい女性が「いかがですかー」と言っている。

立派な店構えで、やけに丼メニューが豊富そうですね。えーと、「三崎館支店・香花」さん・・支店なのかと思ったら、本店は料理屋ではなく「三崎館本店」という旅館みたいです。とりあえずここでいいかな。

C「ほとんど歩いてもいないけどここに決定ですか?呼び込みの人を気に入ったのか、落ち着いて酒を飲めそうだからか・・」

両方です。

予想通り落ち着いた雰囲気の席に案内されました。これは昼からじっくり飲めそうです。ではメニューを。刺身はもちろんウマいでしょうが、大かまとろ照焼御膳で一杯というのもなかなか乙かもしれません。

変化球なしでいけばこれになるのかしら。でもびんちょうはあまり好きではないので・・・

こちらの三色丼も自然とオミットに。

C「でも俺はこれがいいです。三崎まぐろのイロハのイから学べそう」

遠洋まぐろの聖地である三崎に来て、あえて地魚というのもいいですね。確か松輪サバがおいしい時期どまんなかだったような。うーん、悩ましい・・・

・・といった感じでごにゃごにゃと悩みましたが、結局本まぐろスキーの私は本まぐろ赤身と中トロの二色丼に決めました。

C「悩んだわりには直球勝負っぽいメニューですね」

悩みすぎるとそうなるもんです。

あとは酒か。あら、思ったよりも種類がない。まあいいや、冷酒くださーい。

C「俺はお茶というわけですねわかります」

あっ、まぐろ骨付きからあげ!これは危険なヤツだ!!2本ください!

C「一本はもらえるわけですねわかります」

・・・えっ、いるの?まあいいや、分けよう。

まずは前菜か小付になるのか、まぐろの角煮まぐろの酒盗が・・・まぐろの酒盗!!ちょっと、盗まれるべきお酒はまだですか?

店員さん「あのー、冷酒と冷やのどちらでしたっけ」

冷酒でーす。冷酒と冷やの差はどこにあるのか?私の中では「冷やは常温でコップ、冷酒は冷蔵庫で冷やした300mlくらいのビンに入った酒」です。というわけで、300mlのビンがやってまいりました。わーい。

C「普段日本酒を飲まない俺でも酒が欲しくなるんですが、これ・・」

さすが酒盗、盗みまくりですね!でも運転だからあげません。

まずはCの三色丼がやってまいりました。う、うまそう・・・

C「ぐわわわ、コレはダメだ!うまーーーい!いつも群馬で食べてるまぐろは食品サンプルだったのか?うん、これは嫁に写真を送ってやろう」

・・・あれ、奥さんいまイベント出展中だよな?それをやってしまうと後が怖そう・・・

こちらには二色丼が!これはまた美しいではないですか。まぐろは見た目で味がわかる便利な食品ですので、写真でもおわかりになるかと。

こちらは見た目では味が一つもわからん食品の代表、味噌汁。うん、関東ライクなダシでおいしい。アラ汁ならさらに幸せでしたね。

ではお酒と並べて、ちょいちょいとわさびをつけて・・そして食べよう。えーと醤油、醤油・・

店員さん「味はついておりますので、薄いと感じたら醤油をつけてみてください」

まあ、漬けというほどではないけど味付きなのですね。

ではいただきましょう。もぐもぐ・・・うわー、涙が出た!なんかすごく効くわさびですね、これ。あ、でもうまーい!!素晴らしいまぐろ!香りも味も見事。トロの脂もスィーっと溶けていきますね。味付けも頃合いで追い醤油はいらない。これはお酒にもメシにも合うまぐろですよ。まぐろモグモグ、酒ゴクゴク。ういー。

骨付きから揚げがやってまいりました。これはもうお酒を追加しないといけない!冷酒もう一本!あれ?から揚げは2本お願いしたのに3本もある。酔ったかしら。

店員さん「ちょっと小さい部分になってしまったので1本足しておきました」

なかなか正直な商売をされておりますね。ありがたい。

C「うわー、から揚げもめちゃめちゃウマい!!普段ビールをを飲まない俺でも欲しくなる!」

そうですね、特にこの皮の裏のフルフルとか骨のまわりの血合いなんてとんでもないウマさですよね。これはちょっと骨まわりとかカマのあたりを買って帰らないといけません。

C「買って帰らなければいけないといえば、嫁にまぐろ画像を送ったらカンカンで、何があっても同等のまぐろを買ってこいとの指令がくだりました」

やっぱり。変な画像送るから・・・というわけで、すぐ近くの産直センター「うらり」さんで買い物をしていきましょう。

まぐろ屋さんばかりの中、くるくると回って見つけたのがこちら、本まぐろ切り落とし1000円。なんと本まぐろが270gも入っています。いろいろな部位が入っているみたいだし、これがいいのでは?

C「俺にはよくわからんのでこれにしてみましょう」

やけに安いからウチにも買おう。

帰ってから切ってみたら、1パックでこの皿4枚分もありました。しかも赤身があったり、ちょっとスジスジしてはいるけどトロ部もあったり、ものすごく楽しくてウマい!!お得すぎました!

ついでに買ったカマも皿に入らないほどデカくてウマい!!これ2個で500円とか天国のようです。やっぱりいいなあ、三崎港・・・おや、Cから連絡だ。奥さんが喜んだという報告かしら。

C「ものすごくウマかったんですが、私がイベントで売り子をやっている時にこんなウマいものを現地で食べているとは何事だ!と言ってカンカンなんですが、どうしましょう」

・・知らん。

 

お店の情報はこちら

三崎館支店 香花 神奈川県三浦市三崎5−2−7

三浦フィッシャリーナ・ウォーフ うらり 神奈川県三浦市三崎5−3−1

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