近江牛の老舗でファビュラスなステーキを食べよう れすとらん松喜屋(大津市)

近江牛の老舗でファビュラスなステーキを食べよう れすとらん松喜屋(大津市)

最近都内やら横浜やらばかりで、ドライブらしいドライブをしていないような。たまには西方面に行こうと思い立ちまして、前回気に入ってしまった神戸に行くことにしました。一泊で神戸では忙しいかな?というわけで前日に三重県で松阪牛か滋賀県で近江牛など食べていこう。

松阪市の有名店二軒は「来店のご予約は2名様より」と、私にとってはすさまじくハードルが高いことを言いますので、おひとり様でも予約が簡単な滋賀県大津市の「れすとらん松喜屋」さんに決定しました。話によると近江牛専門店の中でも一番の老舗であるとか。

1階が精肉店、2階が鉄板焼きカウンター、3階が個室や大広間・・・とHPに書いてありました。

まずは1階でお買い物。ウチに肉を送っておきましょう。

席だけ予約したのですが、一人だから鉄板焼きステーキのカウンターかなーと思いながら2階に上がってみたら、あれれ?3階に行けと。そしてなんかスゲー個室に案内された・・しかも箸が一膳だけ置いてある。ま、まさか・・・

店員さん「こちらのお席になります」

うぉお、一人でこの個室?

これは困った、こんな個室でモモバラ100g5000円のランチとか頼んだら、店員さんにローリングソバットとかお見舞いされるかもしれん・・いや待て、今は18:16。そもそもランチタイムではない。

深呼吸してディナーコースを・・おや、厨船くらいなら許してもらえますかね?8000円ならお酒を含めても12000円くらいで済むかもしれない。100gとはいえステーキも楽しめます。

でも近江牛・・というか、和牛の本命ってすき焼きな感じもしますよね。「一本包丁満太郎」にも出てきた米沢牛のすき焼きは実際に死ぬほどウマい!こちら松喜屋さんの原点もすき焼きらしいです。しかもよく見ると「ヒレすき焼き」という魅惑的すぎるメニューがががが!!そんなの食べたことない!決定かな?

・・・でも実は今回、勝手にステーキカウンターに案内されると想像していたので、ものすごくステーキ気分なんです。えーと、ステーキコースのメニューは、と。

「注文の際はその店のトップを奪る」の法則により、ステーキコース最上位である松喜だな・・そしてステーキと言う以上はカタマリを焼いていただきたいので、200gは必要。さらに霜降り肉はあまり得意でない(なぜ和牛の店に来た)のでヒレでお願いします!

お願いしますって、勢いでステーキに決定してしまいましたね。

あとは忘れてはいけない、お酒です。どれもなかなかいいお値段。琵琶の長寿大治部松の司等、滋賀の地酒がズラリと揃っています・・おや、別メニューで「浪乃音」純米吟醸生酒が?12本限定?それだ!

というわけで「浪乃音」先生の到着です。ビールでも注ぐのかというような、頼もしい大きさのグラスがうれしい。こちらのお酒、口に含むと結構な吟醸香がドカン!ではなくフワッと来ます。心地よい。生らしい口当たりの甘さと強い旨味、ちょっと酸。なかなか好きなお酒です。ヒレ肉には合いそうですよ。

大変美しい先付けがやってまいりました。うわーうまそう。左からコールドビーフ、隣は酢味噌だからぬたかな?そして新年だからでしょうカズノコ、最初だというのに近江牛唐揚げ!唐揚げがどっぷり甘辛のタレでウマい!!

前菜三品のうちの一品でしょうか、冷しゃぶ!ゴマだれとワサビはわかりますが、茶色い四角はなんじゃ。

店員さん「そちらは泡醤油になります。お肉で巻くようにして召し上がってください」

泡醤油!?

これでいいのかしら。ではクルクルと巻いてパクリ。甘〜い牛肉、甘いゴマだれ、ダシと合わせてゼラチンで固めたっぽい泡醤油は塩辛さがマイルドで旨味たっぷり。うわー、これはおいしい。牛肉料理で日本酒に合う度でいえばトップクラスでは?

前菜三品、あと二品はなんと近江牛グラタン!と、こちらは?

店員さん「近江牛の温しゃぶになります」

冷やの後は熱燗!!

グラタンをガバッとすくいとりましょう。ひき肉に細かく刻まれたニンジンやカボチャが・・全体にちょっと甘めで、あまり洋風感がないので日本酒にもいい感じ。これはおつまみグラタンですね。

こちらもちょい甘なダシと三つ葉で近江牛のウマさが引き立つ・・から揚げのタレからなにから甘めな味付けなのですね。でも砂糖全開の甘さではなくウマ甘いです。甘いのに酒に合うとはなかなか面白い。

そしてスープは・・クラムチャウダー?意表をつかれましたが、非常に丁寧に作られたおいしいクラムチャウダーです。これまた酒に合う。

やってまいりました、ヒレステーキ(とサラダ)!おや、タテだかヨコだかわからんヒレが来るかと思ったら、3枚に切り分けられておりますのね。

カタマリをナイフとフォークでばっさばっさ食べるのが好きですが、こちらはお箸で食べるステーキのようなのでやむなし。ではトンカツのように断面をちょっとさらすと・・まあ、ものすごくウマそうな焼き色ではないですか!!

上から山ワサビ、泡塩、ステーキソースだそうです。泡塩!泡醤油だけじゃないのですね。ちょっとなめたら塩と昆布っぽいダシをゼラチンで固めてムース状にしたもの・・なのかしら。やはり塩辛さがマイルドになってこれはウマそうな感じ。

では一口目は泡塩と山ワサビで・・・パクリ。

・・・おかしい・・・サーロインを頼んだのでしょうか。この世にこんなに香り高い脂が大量にのっているヒレ肉が存在するのかしら。でもあまり歯を使う必要なさそうなので、どうやらヒレ肉であることは間違いなさそう。な、なんだこの肉は。

付け合わせの焼き野菜を食べて心を静めましょう・・おや、滋賀県名産赤こんにゃく。こんなものも焼いてしまうのですね。ステーキソースで食べると不思議なウマさです。

ぱっと食べると大量にとろける脂にビックリしますが、赤い部分はものすごく甘みがある。焼き方も文句のつけようがないパーフェクトなレア。うーむ、これはいかん。酒がパカパカ減っていく・・・って、もうないぞ。

なんとなく芋でさっぱりさせたくなったので、富乃宝山ロックを2つください。

香り高い脂を芋臭でスッキリ洗い流しましょう。ふー、なんとか200gをクリアー。ヒレと思えぬ強烈さでしたので、150gでも十分満足できる気もします。変な表現ですが、今まで食べた和牛ヒレステーキで一番華やかな風味でした。ゴージャスでファビュラスな雰囲気というか・・近江牛は和牛界におけるあのお二人と勝手に認定。

本来のシメはガーリックライスや牛脂茶漬けから選ぶそうですが、松喜コースは近江牛あぶり寿司。最後まで近江牛をこれでもかと食らわせてくれます。うむ、芋をもう一杯。

デザートとコーヒーで落ち着きましょう・・・やあ、コーヒーがフレンチプレスでうれしい。さてお楽しみ、お会計コーナーざんす。

あれ、改めて見ると吉兆が一杯少なくカウントしてあるような?トクした!・・・でも結局1階の生肉と合わせて6万の兵を失ったでござる。まあ日本三大和牛で実際にウマいですからね!是非に及ばず候。

松喜屋さんがある唐橋前駅からホテルがある石山駅の間には危険な通りがありました。酔いと満腹に任せて夜間飛行を楽しんだのかどうかは記憶にございません。

 

お店のHPはこちら

れすとらん松喜屋 滋賀県大津市唐橋町14-17

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