台湾くノ一(修行中)にうっとりでござるの巻 伊賀流忍者博物館(伊賀市・上野公園内)

台湾くノ一(修行中)にうっとりでござるの巻 伊賀流忍者博物館(伊賀市・上野公園内)

奈良でゲーム開発をしている知人と飲むことになりました。せっかく関西方面に行くのなら、前泊して見たことない地域に行きたいな・・・おおそうじゃ、三重県って四日市〜鈴鹿の渋滞ってイメージしかない。よし、松阪牛か何かを一発決めよう!ということで、ホイホイとコースを考えて出発してみました。

つきましたのは、三重県伊賀市。伊賀といったら・・・?そう、忍者です。「伊賀流忍者博物館」に到着、到着〜。上野公園の駐車場(500円)に車を停めたら、さっそくくノ一看板がお出迎え。むむむ、好みでござるよ。

ここにもいたー!しかも日本語しゃべってないづらー!そうか、忍者博物館に来る観光客はやはり外国の方々なのか!しかし手裏剣バレッタとかかぼちゃパンツ風袴とか、やはり可愛いすぎるでござるよ。ニンともカンとも。

手裏剣打選手権とか忍者変身処とか、独自性を打ち出しすぎなポスターを横目に入場します。大人一人756円。入場料でここまで正確な消費税も珍しい。

パンフレットをいただくと同時に、ベテランの上忍のごとき熟年紳士が寄ってきました。

上忍「こんにちは。これから忍者屋敷をご案内しますのでー」

あら、上忍自ら?実は下忍だったのか。

上忍「ここからは係の者がご案内します」

やっぱり案内は下忍というか、係の者なのね。でもモギリのお姉さんしかいないぞ。まさか入口にいる児雷也のごとき蝋人形が動き出すのか・・あ、児雷也ってソッチじゃないですからね?画像検索とかやめてくださいね。

さて、一人で入っちゃおうかなと思っていたら、身長170cmはありそうな忍者コスプレの美女がテコテコ寄ってきて、いきなり両手で印を結びましたよ。

くノ一「コンニチハ。私、台湾から来ました忍者見習いデス。これからこの忍者屋敷について説明させてイタダキマス。早速ですが、この壁、ドンデンガエシとイイマスネ?ご存知デスカ?」

ものすごく色々な考えが頭をよぎりましたが、とりあえず口に出たのは「これが有名などんでん返しですかー、すごい」だけでした。人間力とコミュ力の低さよ・・・

くノ一「アチラ、真っ暗デスね。でもホラ、明かりをつけるとビックリ、ニンジャがミテマスヨ!中二階の見張りスペースデスね。このように色々なシカケがあるのデス」

わっ、ホントだ!ビックリした。

くノ一「アノ見張りの中二階にイクにはデスね、このタナをデスね」

・・・うん、ただの棚ですね。コレを?

くノ一「ガタンと外すト・・ホラネ!」

うわー、棚が階段になったでござる!なんだこの実写脱出ゲーム!

くノ一「ココからサッキの中二階に入って、アヤシイモノを見張るノデス」

お姉さんも相当怪しいですが・・・なるほどー、よくできていますね!

くノ一「コチラの壁もトビラにナッテイマス。開け方ワカリマスカ?」

それはもう、忍者の国に生まれた者の名にかけて!・・・うむ、わからん!どんでん返しなんでしょうが、どこを押しても開かないでござる。

くノ一「ソウデショウ。ニポンのミナさん右キキですので、誰もが右手で壁ヲ押スですネ。ダカラ左手側で押さないと開かないように作るのがドンデンガエシのキホンナノデス。ホラネ」

あ、すんなり開いた・・・なるほど、忍者屋敷を探る時は左手で!皆さん覚えましたね?これはテストに出ますよ。

くノ一「ココの床板はカンタンに開くようにデキテマスね。そして刀やマキビシを入れてオクノデス。イツ敵ガ来てもタタカエますね」

あっ、これは知っているぞ!

花の慶次」で佐助の屋敷にあった仕掛けですね!さすが原哲夫先生、忍者屋敷の考証がすごいでござる。

と、美人くノ一が上図のからくりを説明してくれる、なんとも贅沢な施設でございました。説明忍者は1グループに1人つくのでしょうか。私は開場一番乗りだったのでなんと1対1。うれし恥ずかし、歓喜のなみだパワーの術でござる。シンシン。

説明つき施設は以上。くノ一さん、ありがとうございました。お次は忍びマークの襖も勇ましい、忍術体験館です。

人気忍術ベスト10に必ず入るであろう、水蜘蛛!もうちょっと確実な方法がある気もしますが、やはり水面をスイスイ歩くのはロマンです。でもこうして見ると・・・いや、やっぱ無理ゲーだろコレ・・・

こちらは手裏剣に次ぐ人気忍具、苦無!さきほどの看板のくノ一たんも持っていましたし、FFの忍者を代表する武器です。説明文を見ると「土を掘る、ハシゴを固定する・・・」ちょっと、そんなの俺たちの苦無じゃないよ!コレ一本で襲い来る手裏剣を次々と跳ね飛ばして、すれ違いざまに延髄をブスリ!でお願いします。

やあ、これは忍者、戦国、ファンタジーRPGどの世界でも大人気、鎖帷子!チェインメイルですね!「花の慶次」というか「一夢庵風流記」の、慶次が着込み(鎖かたびら)を着けていたので助右衛門が慶次を殺し損ねたエピソードは泣かせますねえ。

こちらの説明文は・・「実際には重く着用しなかった。重さを利用し跳躍力をみがく修行時に着た」・・・なんだよ、ただのパワーリストとか亀仙人の甲羅かよ!現実は身も蓋もないな!!

あ、コレはかっこいい!仕込杖の鎖分銅バージョンだ!うわー、杖を振り回したら分銅が飛び出してくるとかおっかないですよ!ファンタジーRPGでいうとフレイルってこんなかしら。ん?すると忍者でなく僧侶の武器になってしまうのか?

またまた人気忍具きた!スペイン忍者の代名詞、手甲鈎!またの名を鉄の爪!これはかっちょいいですよねー。これこそ実際にどれだけ使えたかわかったもんじゃありませんが、ふだん冷たい説明文、ちゃんと武器扱いしてくれています。

そしてこれはもう説明不要、STARSこと手裏剣ですね!四方、卍、八方、どれもこれもあまりにかっこいい・・・!

火縄を巻いた火車剣!?そんなイカすのもあったのですか?やだちょっとこれ、忍者のスーパー度がアップしすぎじゃないですか!説明を読むと「照明用」とか見えるのは気のせいです。ちょっと説明を書いた人、ここに来た外人さんたちが膝から崩れ落ちる姿を見たかったのですか?

忍術研究の第一人者であった奥瀬平七郎氏のコーナーもあります。忍術に関する多数の著作、忍者映画の忍術指導で大功のあった方ということですが、忍術音頭を踊っている姿はなんとも言えません・・・いや、正直に言いましょう。奥瀬先生よりも忍術音頭が気になりすぎる。動画ないのかしら。

忍びクッキングも充実しておりまして、日に3粒食べれば飢えることなしの戦国ウイダーinゼリー、兵糧丸のレシピもバッチリ!そば粉・もち米・小麦粉・・もう一つはヤマイモ・もち米・砂糖・・・あれ?炭水化物ばっかりですね。忍者の世界に食事バランスガイドは存在しない模様です。

兵糧丸レシピを見て、外に出たらなぜかコアラのマーチコラボ顔出しが・・・腹へっちゃうじゃないですか!楽しい忍者の思い出を胸に、ランチへと向かいましょう。  つづく

 

伊賀流忍者博物館 三重県伊賀市上野丸之内 上野公園内

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