高原野菜と迫力のカツサンドにガツンとやられよう ベーカリー&レストラン沢村 軽井沢ハルニレテラス(軽井沢町)

久しぶりにずっと群馬にいる予定の一週間。犬をさわって積みゲーと積み本を少しでも片付けて、アイロンビーズまでできたらいいなあ・・うーん、どれから手をつけよう・・

「つまりヒマなわけだね?」

・・・むむ、このタイミングで母の声が・・・えーと、これはヒマつぶしとかそういったアレではなく、色々なインプットで・・・

母「ヒマなんでしょ。さあ早く例の場所に連れて行きなさい。さあ車を出しなさい」

んあ〜。結局出かけるのか〜。

やってまいりました、軽井沢ハルニレテラス。母はこちらの「沢村」さんのパンと「丸山珈琲」さんのコーヒーをこよなく愛しております。

母「最近お前がいないからずいぶんと食べてないよ!あれ、こんな傘あった?かわいいね」

まあ、色とりどりの傘がアーケード代わりに・・でもミスターゲーム脳の私には、地面の傘の影がシミュレーションゲームのヘックスにしか見えない。

母「なにそれ?」

なんでもありません。やっぱり変なインプットはするもんじゃありませんね。

母「とにかくパンを買わないと!」

運転手兼パン運び人足として雇われている身ですので黙ってついていきます。なんだかやけに光に包まれた「ベーカリー&レストラン沢村」さんに到着。

こんな陽射しですが、気温23℃のすがすがしい陽気。さすが最有名避暑地!ちなみに常に気温日本一を争う地元は32℃だったそうです。梅雨とは・・・

ベーカリー&カフェとレストランに分かれているので、まずはベーカリー側に。「湯種もっちり食パンあるだけください」という母の無茶な注文に、店員さんが驚きながら対応というお約束のシーンを見て、荷物を死ぬほど持たされたらレストラン側に移動しましょう。

ハルニレテラスのさわやかな木立を見ることができる席に座ります。

母「ちょっと新緑はすぎちゃったね。緑が強い」

この辺の新緑が最も美しいのはGWあたりですが、そんな時期はおそろしくて近寄れません。

あいかわらずやけに大きいお冷やを飲みながらメニューを見るとしましょうか。

信州産ヤマメのローストがいいかしら・・でもたてしなポークのソテー、ソースオランジェってオレンジを使ったソースですよね。非常にパン向きな気がする。

母「鶏むね肉とズッキーニのクリームパスタのソースをパンにつけたらおいしいよねえ」

それも間違いないですね。これは困った。

こっち半分はバーガー系か!その昔食べたステーキバーガーはもうありませんが、サーモンフライバーガーとかものすごくウマそうですし、ちょっと離れた席の女性が食べているチーズバーガーもとんでもなく素敵なビジュアル。

・・・ここでなぜか万かつサンドを食べているゴローちゃんの顔が浮かんでしまった。チキンカツサンド・グリーンサラダ添えください!ソースの味は男のコの味!

母「私はたてしなポークのソテーください」

まずは母のサラダから来ました。なかなかモリモリですな。

母「ここのサラダ好きなんだ。うーん、サニーレタスの味がすごく濃い!ウチの庭でつくると見た目は同じだけどなんの味もないんだけど、何がちがうんだろう」

ウチの田んぼで作ったコシヒカリも話にならないから、米は魚沼から取り寄せですもんね・・土地と品種の相性って大事なのかも。

母「いや、ウチで作ってるのはゴロピカリだよ」

あれ?群馬のオリジナル米ですね。では土地には合っているのか・・つまり作り手の腕の問題か。

そしてセットのパン。バーガー類と違ってコレがおかわり自由というのがゼイタク!

母「でもこんなに食べられないから半分食べて」

うーむ、食べ放題に弱いのは家系だったのか。

ではバゲットにオリーブオイルをひとたらししていただきましょう。素晴らしい噛み応えの皮、もっちりした中・・!コレだけでワインの2、3杯は軽いですね。

母「クルミ入りのパンもすごくおいしいから買えばよかったね」

まだパン屋内にいるのだから買えばいいと言おうと思いましたが、荷物が増えて苦しむのは私だ。黙っていましょう。

ポークソテーもいらっしゃいました。おお、普段お目にかからないタイプのシャレオツな盛り付け。

母「カっ・・・!カっ!!」

?・・カリオストロ・・はミートボールスパゲティだし、カラテカは食べ物なんて出ないク◯ゲーだし、ポークソテーで「カ」ってなんだろう。

母「カブがっ・・!カブが美味しい!!」

なんだそれ!ポークソテーでしょ!

母「もちろんブタもおいしいよ。一切れあげる」

ああ、これはすみませんね・・うん、豚肉自体いいものだし、オレンジソースは皮が入っているのかな?非常に爽やかです。これはワインの色を問わずに合いそう。

母「でもカブが最高!軽井沢の野菜すごい・・!」

あら、こちらのチキンサンドも来た。来た・・のはいいけど、軽井沢だからちんまり上品と思っていた私がバカでした。ド迫力のビジュアル!無理やりワンプレートに収めた感じでした。まさか厚切りのパンドミ2枚がフルで来るとは思わなかった。

サラダバーで意地を見せる人の皿のように山盛りのサニーレタス。パリパリといただくと、本当だ。母がほめちぎっていたように、ものすごく濃いレタス味です。こんなにしっかりした味のレタスは久しぶり!上等なハラミを包めば無双の焼肉になりそうです。

半分くらいサニーレタスをやっつけたところで、主役のチキンカツサンドパートに移りますか・・ここのパンドミは粉が全力で詰まっていますからね。見た目以上にお腹に応えるのです。

そんなパンに負けない存在感のチキンカツ!ガブリといきましょう。ガブリ!

ふおっ、しっかりトーストされたパンのガリっと感からモッチリ感への移行が楽しいと思ったら、サクサクチキンカツが来た!嬉しいじゃないかこの野郎!しかもビックリ、ソースが味噌カツ風のどろりとした甘口じゃないか!不意打ちだこの野郎!

甘いソースにサクサクプリプリチキン、さわやかレタス。それらをはさむパンはもちろん最上級ですので、控えめに言って最高です。ただ一つの問題は、ボリュームも最高!なので酒が入らない私の胃にはギリギリだ。母のパンなんかつまむのではなかった・・!

脳が満腹に気がつく前にガガガーっとたいらげて、アイスコーヒーで一息。ふー。

サンドイッチで1300円とか軽井沢の観光地価格かと思わせますが、味も量もお値段以上でした。しかし今日の晩ご飯はおたのしみメニューなのですが、夜までにお腹がすくのでしょうか・・・

すぐ近くの「丸山珈琲」さんでコーヒー豆をたっぷり買い込んで、オマケでもらえるアイスカフェラテでもう一段階胃を動かしておきましょう。

母「そんなとこでボーッとしてないで次に行こう」

そちらはお元気ですね・・そうか、パンと肉を分けてくれたのはこういうわけか。真田昌幸クラスの老獪さだ・・!

 

ベーカリー&レストラン沢村 軽井沢ハルニレテラス 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字横吹2145−5 ハルニレテラス内

前回訪問記事

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