職人さんの魂、究極至高のかまぼこ「古今」を味わえ! 鈴廣かまぼこの里・鈴廣かまぼこ本店(小田原市)

目覚めし者O尚と神の子Nンさんたちとハンバーグを食べてシーラカンスを見て、静岡日帰り遠足も帰るのみとなりました。心残りはありませんね?

O尚「あるよ!帰りに小田原って寄れたりする?」

ちょっと箱根を越えれば行けますとも。小田原‥はは〜ん、さてはあそこですね。

O尚「うん、あそこ。今調べたら18時閉店らしいけど間に合うかな?」

え〜と‥順調に行けば30分くらいのお買い物タイムはありそうですね。オッケーGoogle、ナビの目的地を変更して!

O尚「ハイ、リョウカイシマシタ」

小田原市に入りまして、箱根口ICを降りたらすぐにありますのがその「あそこ」になります、鈴廣かまぼこの里さん!

かまぼこ体験やらかまぼこ博物館と見どころ満載、かまぼこの総合テーマパーク‥なのですが、17時すぎに着いたのでそちらは間に合わなかった。里のメインである鈴廣かまぼこ本店さんでショッピングだけ楽しみましょう。

O尚「三枚におろす、水にさらす‥マンガにあった絵がそのまんまあるね!」

ええ、「そばもん13巻の板わさ編」ですね。アレを読んでしまったら買わなくてはいけない品があります。

O尚「うん、それを買いに来た!」

Nン「アレってなんです?」

まあかまぼこの里ですから‥かまぼこです。ほら、板わさをたのしむための無双のかまぼこ!わずかな魚肉にデンプンとリン酸塩を加えて錬成された、1板198円の名状しがたき練り物のようなモノとは違いますよ。

Nン「198円じゃないなら、たとえばいくらくらい?」

え〜と、私がいつも海老名や足柄のサービスエリアで買う鈴廣かまぼこは‥1900円くらい?

Nン「だいたい10倍〜。こわ〜い!」

でも今回の目的はこちら!1本3600円(税別)の究極至高のかまぼこ、古今でございます!ひかえおろう!

O尚「かまぼこの里には何回か来たけど、これは買ったことなかった!今回はいく!」

Nン「あっ、かまぼこトミカがある〜。かわいい、かわいい〜」

あれっ?そっちですか。はぇ〜、巻寿司にしたら切っても切ってもかまぼこトミカ‥たしかに面白そう。

Nン「これはかわいい。買う、買う〜」

そうだ、私もバンバン買い物しなくては。コレとコレと‥

ふ〜、一通り買い物が済んだところで休憩‥

O尚「揚げ物コーナー終わっちゃってるけど、ポテとっとが一つ余ってるからみんなで食べない?」

いいですね〜。いただきます。

ちっちゃいジャガイモを白身魚のすり身で包んで揚げたものをマヨネーズで食べるっ!いや〜ん、辛口の白ワインが欲しくなっちゃう。

O尚「うん、おいしい!ところでオーヤマさん、どのくらい買い物したの?」

え〜と、レシートを見ると‥あらやだ、いちまんえんを超えちゃった。

O尚「ウチは2万超え!」

Nン「かまぼこで?2人ともちょっとおかしいかも、かも〜」

O尚「ここに来たらしかたないよ!さわやかからのかまぼこの里、いいね!」

良いコースでしたね!またやりましょう。

さて、無事みなさんを送り届けてグンマに帰りました。ニヤニヤしながら特上古今を並べてみましょう。ふむ、古今の方が箱が少し大きい。

内容量も古今の方が20gばかり重いのですね。ふむふむ。

原材料はかまぼこ本体に関してはどちらも見事に無添加です。古今の方には着色料が使われておりますが、白が売り切れで色付きの鹿の子を買ったからですね。3900円と300円お高いけど、綺麗な装飾があるとかなんとか。

帰宅したその日は夜遅かったので食べ比べは延期して、鈴廣さん夏の新作という冷やしおでんで一杯やって寝るとしましょう。おおそうだ、特上かまぼこは2つ買ったので、ほんの少しだけ切るか…

冷やしおでんはダシがゼリーになっている!煮干し醤油ダシなので、なんとなくサメの煮こごりを思わせます。なるほどこれは夏においしい。練り物とゼリーを一緒に食べて冷酒を飲む。良い〜。

そして特上かまぼこ鈴廣特製辛口わさび漬けの板わさ、何度も食べているけどぷりっぷりで白身魚のウマ味にあふれて、本当においしい!古今はこの特上よりウマいのか?ホントに?

さて翌日、いよいよ古今の実食といきましょう。実は食べたことあるけど。

‥うわ〜、なんじゃこの凝り凝りな模様〜。これが鹿の子か。職人さん、コテでこんなの作っているのか?スゲーな!

鈴廣さんによると、これを12mmの厚さで切るのが最適解だそうです。では‥

「あ、高いの切るの?その前にお水買って来てくれる?2リットルの3ケースくらい。かまぼこは切っておくから」

あら、母じゃないですか。水が切れちゃったんじゃ仕方ない、買ってきましょう。

そうだ、12mmの厚さでお願いしますよ。

は〜い、お水を買ってきました〜よ。おや、もう並んでいますね。モツ煮もあるとはありがたい‥‥‥おや?

母「どうしたの?」

古今がですね、12mmあるはずの厚みが8mm程度しかない上に、白い特上かまぼこがほんの半切れしかないのですが‥特上は2つ買ってきましたよね?もう無いの?

母「特上はね、昼間に近所のおばさんたちにみせびらかして、結局食べさせちゃった!古今は1つしかなかったから、12mmで切るとみんなに回らないから薄くしたよ!」

おお、なんということでしょう‥恐ろしい人に分配を任せてしまった!

想定より薄いですが仕方ない、実食!

‥なんですか、この口腔内の粘膜にひたすら吸い付いてくる食感は!なまめかしいとはこのことか‥ブッチュ〜っと吸い付いてきて、もにゅっと噛むとギリギリまで抵抗して、いきなりプッツーンと切れる!

なんて気持ちいいんだ!とまたブッチュ〜、もにゅうー、プッチーン!

ブッ!もにゅっ!プッチーブッもにプチー!!と繰り返すと口の中に溢れ出るサカナとみりんの旨味!そこにわさび漬けのピリリが襲ってくるところにお酒をググーっ!

スマン、最強だ、古今‥特上ももちろんおいしくてプリプリした歯ごたえも素敵だけど、粘膜に吸い付く異常なまでの快感は古今にしかない。あ〜、これは普通のかまぼこに戻れないかも‥

(撮影:Nン)

Nン「トミカ海苔巻き、できたから写真をアップ〜♪」

そしてなんだよもうっ!Nンさんのカワイイ力っ!!昔で言ったらモンゴル騎馬隊とかB29とかそういった破壊力だぞっ!

Nン「かまぼこもハンバーグもグソクムシもさいこう〜。また行きましょう〜」

そりゃ行きますけれども!ええ!

鈴廣かまぼこの里・鈴廣かまぼこ本店 神奈川県小田原市風祭245

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