うどん県に来たならひやあつを食べねば、そしてひやあつといえばあのお店に行かねばならぬのです 宮武うどん(高松市・円座駅)

あけましておめでとうございます。このブログが何年めか数えてはいませんが、今年も細々と更新していきますのでよろしくお願いいたします。

丸亀城で大汗をかいた後は、今回の四国ツアーで必ず行こうと決めていたお店に向かいますよ。

高松自動車道を通って30分弱で着きましたのは

かの有名な「宮武うどん」さん!「ひやあつ」発祥のお店である宮武うどんさんの後継店ということで、これは素通りというわけにはまいりません。

もちろん大人気店ということなので月曜の11時くらいに来てみました。うむ、駐車場は余裕あり、行列もなし。これは正解だ。

メニューはだしかけとつけめんが小250円・大が350円。しょうゆかけが小200・大300円。

大変シンプルですが、めんとだしの冷たい熱いが組み合わせ自由なのがこちらの大きな特徴です。

一番人気はもちろんひやあつですね。ぬるいけど麺のコシと出汁の香りの両方が楽しめるということです。あつあつでハヒハヒ言いながらめんの優しい口当たりを楽しんでみたいところですが、やはり発祥のお店(の後継)です。ひやあつでいきましょう。

店内に入ったらお盆を持ってうどん注文口へ。ひやあつの小をお願いすると、あっという間にうどんが置かれました。

天ぷらコーナーは泣く泣くスルーして、お会計250円なりを支払って着席。ベルトコンベアのような素晴らしいセルフの流れ。

やはり平日の午前です、先客は2名のみでした。

はぇええ、なんて美しいうどんなんだろ。黄金のダシに整然とまとまった真っ白いうどん、上の青ネギが映えること。

冷たい麺に温かいダシなので湯気こそ立ちませんが、それでもイリコの香りが鼻をくすぐります。あつあつだったら食欲ブーストが過ぎるなこれは。

卓上にポンと置かれているショウガとおろし器。このイリコの香りからするとショウガがばっちり合うこと疑いなし。すりおろしましょう。

こんなもんかな?よし、ではいただきま〜す。

ひねりというかうねりというか、ぐいっとねじれたかっこいい麺ですね。ずずっとすすると・・・ふわわ〜、おーいしーーい!!

ひねりにツユがからむのでしょうか?うどんがすごい量の旨味をまとって口にすべりこんで来ます。回転をつければウマさが数倍、ウォーズマンうどんだ!

うどんそのものはもちろん素晴らしい歯ごたえ。固いのではなく、もっちり柔らかく歯を受けとめてくれます。その時のコニゅっとした感じが素晴らしく気持ちいいので思わずまた軽く噛んでしまう。3回くらいこにゅこにゅするとプツンと心地よく切れる。こ、これが真のコシ・・象のおしりではなく天使のほっぺただ!

さらにショウガの香りとのどごしの素晴らしさで箸が止まる要素がない。連食にもかかわらず、ずるずるちゅうと夢中になってすすります。

生地の端っこでしょうか、ちょっとお尻の方が細くなった麺が温かいツユで柔らかくなって、釜あげのような優しい口当たりになっている部分がまた蠱惑的で困ります。これはやはりあつあつも楽しそうですね。

ああっ、もうなくなってしまった!でもこの黄金のダシも飲んじゃう。というか飲まずにはいられない。塩分?丸亀城で大汗をかいたから大丈夫・・と思いたい。

ひやで引き締まったコシを、あつでダシの香りを楽しむひやあつ!麺もダシも素晴らしくないと、ただのぬるいうどんですからね。これを堂々と出せるお店は腕に覚えあり、覚えたぞ。

宮武うどん 香川県高松市円座町340

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