多彩なメニューがズラリ!池袋の有名立ち食い店でいただくのは禁断の味、メンチうどん! 君塚 池袋店(豊島区・池袋駅西口)

ある日のこと、目覚めたら池袋北口でした。24時間営業の日本人率激低中華料理店で朝粥なんかいいですかね。

まてよ・・・

そうだ、朝イチから東口の映画館に行くのでした。ちょっと寝坊したからあまり時間がない。手早い朝食・・するとやはりアレか。

牛丼と並ぶ秒殺メニュー、立ち食いそば!池袋のマルイ近くにあります有名店「君塚」さんでひとすすりしていきましょう。調べると「池袋店」がつくけど、こんなに目立つ立ち食いそば屋さんは他で見たことない。たぶんここだけです。

店頭のお得なセットメニューからメンタイコ丼セットがちょいと気になりますが、映画前なので麺だけでいきましょうか。

関東名物かもしれない春菊天そばがいいかな。でもこちらは「なにわ」という関西風の汁もお願いできるので、とり天か桜えび天をなにわのうどんでいただくのもいいわね。

しかしこのどこまでも果てしなく横並ぶメニューからすぐに選べというのも無理な話です。玉ねぎ天・ゴボウ天・キス天といった豊富な天ぷら群から

なっとう・カレー・マーボーといった飛び道具まで、もうなんでもあるんだから。かつ丼という危険な単語は見なかったことにしよう。

おっと、なつかしのさっぱり味という中華そばまであるじゃないか。どうしよう・・

ここはひとつ、立ち食いそばならではのものでいこう。するとアレだ、コロッケ・・?いや、ここはさらにレアなメンチにいってしまうか。コロッケならそば一択だけど、メンチではうどんな気もするのでメンチうどんを願いま〜す。あ、メンチは直接のせちゃってください。

食券でなく窓口で直接注文、そこで支払いを済ませている間にサッとできたぞ、メンチうどん!お盆にのせて立ち食いスペースに移動しましょう。

まずはメンチを割る!メンチは汁を吸い、汁はメンチの油と肉汁で旨味を増すというウィンウィン。この禁断のワザをやるには関西風の「なにわ」でなくて、関東の黒き汁が推奨です。コロッケそばもね。

コシという言葉はM78星雲に置き忘れてきました、でもなめらかさは素晴らしいうどんにはたっぷりの七味がよく似合う。冬の冷たい雨が降る朝にもうもうと湯気を届けてくれるこのありがたさよ。

うまいかどうかは問題ではない・・そう、いてくれるだけで幸せ。それが立ち食い。と言いつつしっかり美味しいんです、こちらのお店。

だってほら、ツユが染み込んでとろけつつあるメンチをごらんなさい。まさに競馬でいえば黄金配合!こんなの立ち食いそばでないとできません、素晴らしいじゃないですか。

次こそ桜えび天うどんのなにわだよなぁと思いつつ、黒い汁でコロッケやメンチを頼んでしまう率2万%なのでした。

君塚 池袋店 東京都豊島区池袋2-1-1 スギヤマビル 1F

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