楽しかったあの頃編 立ち食いだけど座れます。気軽につまめる寿司はうれしい 立ち寿司横丁 新宿西口(新宿区・新宿駅西口)

外食どころか外出もままならない世の中。楽しかった頃を細々と思い出すとしましょう…うう、外で飲みたい。

「新宿に行ってみたい立ち食いのお寿司があるから行かない?」とありがたいお誘いをくれたのは、生の貝が大好きなH野さん。

立ち食い寿司?そういえば食べたことない。行きましょう行きましょう。

新宿の街をトコトコ歩くと「居酒屋どうですか〜」と呼び込みのような方が多数寄ってきます。めんどくせーなと思っていたけれど、今となってはそれすら懐かしい。

やってきたのは新宿西口、ヤマダ電機さんのお隣という分かりやすい立地の「立ち寿司横丁 新宿西口」さんです。春の貝祭り…はは〜ん、コレがお目当てですな。

店内に入ると「立ちですか座れるお席ですか」と聞かれます。おお、座れる席もあるのですね。では座ります。立ち食い席にするとハイボールやサワーが半額らしいですが、最初から日本酒の私は座れた方がいい。

やあ、紀土や真澄といった良いところがあるじゃないですか。紀土の純米を願いま〜す。

本日のおすすめが気になって仕方ありませんが、せっかく座ったのでまずはおつまみからいただきましょう。炙り穴子がいいな…H野さんがいるので本日の貝刺し盛はもちろんお願いします。

お酒が来たのでかんぱーい。ああー、かんぱいしてぇー!

お通しは寿司にのれなかったネタの切れ端ですよ。これは嬉しい。

お通しだけでグラスが空いてしまう、紀土おかわり〜というところで本日の貝刺し盛がデデンと登場!

赤貝にホタテにミルガイとか…かな?歯応えと磯の香りがまことに日本酒を呼びます。刺しても焼いても干してもウマい貝はエラい!

炙り穴子つまみは580円とは思えぬ大盤振る舞いです。甘いツメ・アナ・キュウにわさび!あまりに鉄板な組み合わせは日本酒もいいけど焼酎も呼ぶじゃないか。黒霧ロックも取り混ぜて頼む作戦にしよう。

さて、お酒も入ってフワフワしてきたところで握ってもらいましょうか。あ、これって二貫単位のお値段なんですね。

二人だから二貫はちょうどいいな。ではまずは本日のおすすめより

ホッケ岩塩炙り!都内でホッケの握りを食べられるとは。

干物ではないのに旨味がすごい!ホッケさんなあ…足さえ遅ければ寿司界でもトップをねらえたかもしれん。スーパーイナズマホッケ!

お次もおすすめからしまあじにいきましょう。名だたる高級魚さんも二貫で390円という嬉しい立ち食い価格。

歯応えがコリコリからもっちりに変わった時、つまり一番旨味が濃いまさに食べ頃!某電機メーカー社長が切ったヘロヘロしまあじとはモノが違いますね!

お次は私の大好物である鯖!なんと〆さばと生さばが選べます。あれば必ず食べねばいけない生さば

こっ、これは…見た目で味がわかってしまいましたね。どう考えても本日のMVP(この後もう一度頼んだ)。

これだけ一貫390円、たぶん一番お高いウニはH野さんが頼んだので味は知りません…いや、ウソだ。見ればわかりますってこんなの。

ウニと並び称される軍艦の双璧、イクラも来たぞ。醤油が強すぎなくて好みのタイプです。

お次は‥なんですこれ、ナスの浅漬け?こんなのメニューにありました?色は美しいしガリ並みにサッパリするし、これは嬉しい一品です。

さらに炙りほっき貝!ほっきを炙っちゃう?それを塩で?日本酒おかわり案件じゃないですか。

そしてシメは炙り三貫セットです。中トロ・エンガワ・サーモンと脂三銃士が揃い踏み!しかしバーナーって寿司のレボリューションですよね。あらゆるネタ、特に脂多めのものが輝きを増して仕方ない。

というわけで、寿司はネタからすると過剰なまでにお安く、しかも握りの腕もいい!新宿でなんでこんなに安いのかイマイチわかりません。また行きたい…早く再訪できる世の中になりますように。

立ち寿司横丁 新宿西口 東京都新宿区西新宿1-18-13 近江ビル 1F

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