まさかの横綱(イカ)欠場、呼子場所のピンチを救うのは果たして? お魚処 玄海(唐津市呼子町)

西方5泊6日ツアーの4日目を迎えました。本日はみなさん1日ゲーム開発らしいので、ぼくだけレンタカーを借りて観光です。

と言ってもどこに行くかあまり考えてはいなかった。まずは朝昼兼ねた食事ということで唐津に行こうかな。

唐津市呼子町、そう、イカのまちに出発だ!

さすがイカのまち、ロードサイドにはイカの活き造りの看板がいっぱい。とりあえず来てみたのはこちら「お魚処 玄海」さん。

どのイカ屋さんも混むと聞いたので駐車場が広そうなお店にしたのですが、言うほど車がとまっていない。平日の開店時間ちょうどだからかな?

手指を消毒をしてお店に入るといきなりイケスだ!元気に泳ぐイカ群予告とは期待値爆上がり演出じゃないですか。

でも変だな、水の中はサザエとか貝ばっかり。イカはどこだ!

ぎゃーー!時化の影響で活きイカの入荷がありません!イカ不在の呼子なんて力道山不在の日本プロレスじゃないか!なんてことだ!もしかして車が少ない理由ってコレか。

他のお店はどうなんだと行ってみたら、駐車場のおじさんがやっぱり「今日は活きイカがないんですよ」と。時化だからどこも同じですよね〜。そしたらなにがあります?

「アジとかいいのがありますよ」

イカのカタキを青魚でか。まあそうするしかないかな。

まてよ・・・

さっきの玄海さんのイケス、サバが悠々と泳いでいたんだよな。青魚の王者たるサバなら呼子の絶対エースに勝るとも劣らないのでは?よし、戻ろう!

店員さん「本日は活きイカが…」

ないのは知っております。えーと、サバ…この天然さばの造りを…ををヲ?時価?

店員さん「サバの活き造りでしたら3300円になります」

え、今活き造りっておっしゃった?そんなの最高だしなんだか安いようだ、お願いします!単品なんですよね。ではご飯と…せっかくだから少しイカ要素、いかしゅうまいをお願いします。

ちなみにいかの活き造り膳は2750円だそうです。活きイカがない日は2530円のいかづくし膳がオススメ、らしい。

今の時期(10月中旬)だったらヤリイカだったのかしら…いやいや、もうサバに頭を切り替えよう。

色々と調べたら、呼子はイカに次ぐ主役としてサバ活を行っているそうな。力道山が着々と馬場を育てていたアレか!

来た〜!すごいのが来ちゃった〜!なんて美しいサバの活き造り!姿造り?どっち?

さすがサバ、アジと違ってどう見ても一人前の分量ではない…好物だから食べちゃうけど。

活き造りだけに活きている、尾びれがまだピコピコ動いています。イケスに戻したらまた泳ぎ出すかもしれん。

これこそが絵にも描けない美しさというやつか…皮、血合い、身、全てが完璧な色合い、バランス!

醤油にちょいとつければ、アブラがちょいと浮く。どんな脂のりをしているんだサバさん。

プリンプリン、すごい弾力だ!活きだから旨味はそれほどでもないけどに甘味がすんごい。うまい サバ うまい。

サバって魚は白メシに合うんですよね〜、シメていないサバの刺身でご飯をくるんで食べる!こんな贅沢ってある?一番ウマい刺身はサバだと言うと笑われちゃうそうですが、いや〜、ホントにウマいって!だってほら、1匹分キレイになくなっちゃったよ!

ご飯の残りはゼロよ!というところでイカしゅうまいもあるのだった。カラシとポン酢でいただきます。あら、軽い食感とふんわり香るイカの風味が素敵。というわけで、冷凍品を自宅に送ってしまった。

まさかの主役不在でどうなることかと思いましたが、7年くらい前にここ呼子で食べたイカ活き造りよりもパンチがあった、気がする。だってサバの刺身ですよ?最高に決まっているじゃないか。

次代のエースはバッチリ育っていた!というわけでイカ不漁でも安心、呼子は常にアツいみたいですよ!

お魚処 玄海 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦508-3

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