【朝食編】鮭にしじみ汁に生卵。This is 旅館の和朝食と見せかけて、ひと口豆カレーなんかもついちゃったりして 湯の蔵 つるや(真庭市湯原温泉)

湯原温泉「湯の蔵 つるや」さん宿泊記、今回の朝食編で最後です。

宿泊したのは檜露天風呂付き特別室。そんなわけで朝から茹だっております。たっぷりゆったりのかけ流しで、いつ何時でも新鮮な源泉で満ち満ちていては大浴場まで行く必要ナシ。そしてMacさん、大欲情って変換はよせ。えっち。

ホッカホカのツルツルになって時計を見れば朝食の時間ではないか。夕食時と同じ2階のお食事処へと向かいましょう。

テーブルの上は朝からどったんばったん大さわぎ。こんなにたくさんのお皿を洗う心配がないのが旅館で一番の贅沢かもしれん。

アッーーー!はんざきさん、朝食の卓上にもいらっしゃるのですね?おはようございます。こうして見ると驚くほど箸置き向きな体型でしたのね。

いただきま〜す。迷わず箸が伸びるのは朝に嬉しい生野菜。漬物に梅干しがあれば嬉しささらに倍。

切り干し大根にひじきと四谷さん大喜びメニューの上に、なんと朝からイカ刺しとな。こんなもんお茶でないヤツが欲しくなってしまうわ。

鮭と昆布という鉄板ご飯のお供が一応エースというか、主菜になるのでしょうか。

旅館名物の固形燃料モノとして湯豆腐なんかも控えていて、朝を贅沢に変える魔法です。

固形燃料モノがもう一個あった。なんと鉄鍋にたっぷりのしじみ汁!レンゲで軽くすくってみるとしじみがザクザク、鮭に並ぶメインはこの方のようです。

日本人だけのご馳走、生卵。

仲居さん「卵かけご飯が苦手な方は溶き卵にしてしじみ汁に入れても美味しくいただけますよ」

なにそれおもしろそう。卓上固形燃料ならではの裏技ですね。

さらにご飯を加速する海苔に、こちらは‥カレー?お前、カレーじゃないか!旅館の和朝食で出会えるとは思わなんだ。

仲居さん「湯原温泉の女将みんなで考えたお豆さんのカレーなんですよ。お土産も売ってますからね」

レトルトカレーで豆がメインって珍しいですね。とりあえずそのままいただいてみると、辛いとは違う方向を向いたスパイシーカレー。カレーらしい香りと漢方らしい香りが複雑に絡んでなんとも‥

え〜い、こんなのメシにかけずにいられるか!煮豆とメシが合いすぎるのはフェジョアーダやチリビーンズの例を出すまでもないことです。結局お土産も買ってしまった。うまいのよ。

結局たまごかけのためにほんの少しご飯をおかわりしてしまった。尖った黄身にバネが効いた白身がいかにも新鮮。わたしのタマゴは良いタマゴ。

友人はしじみ汁に投下したようです。少しもらったところ、しじみ味のトロトロだし巻きじゃないか。いやこりゃンマいや。固形燃料の可能性〜!

旅館らしさプラスアルファの素晴らしい朝食でしあわせだ。昨晩から食べすぎだけど、温泉にたっぷり浸かったのでしじみ汁の分くらいは消費したであろうから、ヨシ!

チェックアウトの前にはんざきさんに挨拶しておきましょう。撮り忘れたので昨日のものと同じ写真ですが、頭の位置が入れ替わっていた。結構動くんだね、この子‥50歳超だっけ?「この子」どころか先輩じゃないか、失礼しました。

フロントのはんざきさんもなんだか見送ってくれているようだ。お世話になりました、さようなら〜。大変良いお風呂でした。すぐ近くに(なぜか)バリ島風な内装の姉妹館があるそうなので、そちらにもいつかお邪魔したいな。

湯の蔵 つるや 岡山県真庭市湯原温泉144

部屋編

夕食編

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