マンゴー、本マグロ、島魚に海ぶどう・・もうなんでもあるんだから 道の駅いとまん(糸満市)

「ウィザードリィ1とウルティマ4どっちが好き?」と聞いたら、40分の長考の末に「ハナ差でWiz」と答えた洋ゲー信者Kさんと行く沖縄、続きです。

Kさん「すさまじいパンケーキを食べておなかいっぱい。次は観光でしょうか。飛行機は14時発ですから近場に何かありますかね」

その通り。観光は難しいです。どうしてこの人は一泊で沖縄というエクストリーム旅行を提案してきたのか・・・とりあえず私の個人的なお土産購入につきあってください。

Kさん「あれ、アップルパイだけじゃないのですね。では行きましょう」

というわけでやってまいりましたのは、「道の駅いとまん」さん。広大な敷地内に農産物に海産物、その他もろもろあるのですが・・・むむ、駐車場が・・・

Kさん「ものすごい車の数!あっ、あそこ空きましたよ」

ふー、なんとか車を置けました。さてメインはこの「JAファーマーズマーケットいとまん・うまんちゅ市場」さんです。

Kさん「農産物直売所・・ですね」

ここで各地にマンゴーを発送しなくてはなりません。レジまで運ぶのを手伝ってください。

・・・・・買い物中・・・・・

Kさん「いやいや、レジ前の行列もすごかったですね!こんなに繁盛してる道の駅、見たことない」

いやホント驚きました。でも海ぶどうを買えと母に言われていたのに見つからなかった。同じ敷地内に「お魚センター」があるらしいので行ってみましょう。

Kさん「あれれ?沖縄食の入門編である海ぶどう。今回食べなかったような」

初沖縄なのにいきなり上級編でしたから。私と来た以上あきらめてください。

Kさん「なんでしょう、綺麗な船がありますよ」

5月の末頃、糸満の人たちが命を懸ける糸満ハーレーという競漕があるそうです。「いとまん」という泡盛のラベルでしか見たことなかったけど、こんなにかっちょいい船でしたか!

Kさん「これに屈強な海人(うみんちゅ)がギュウギュウに詰まって漕ぎまくる・・!勇壮すぎるし、お好きな方にはたまらなそう。来年見に来ます?」

あ、ちょっと待って。そんな先の航空券を予約しようとしないで。

うまんちゅ市場に比べるとやけに静かな「お魚センター」に入ると、いきなり本州ではお目にかからない魚たちがお出迎えです。

Kさん「キハダマグロの頭が半額、つまり550円!安いのかな・・?非常にピンときません」

アカジンミーバイとかすさまじいカラーの魚もいますよ。おつゆ用・・・魚の用途もなんとなく沖縄っぽい。

Kさん「赤魚とかよく言いますけど、世の赤魚たちは遠慮した方がいいですね。リアル赤魚がこちらです」

Kさん「あれあれー?ただの魚屋さんの集合体と思ったら、伊勢海老のウニソース焼きとかムチャなもの売ってますよ」

あれ、本当だ!本マグロその他の刺身も2・3切れセット何百円で何種類も売っている・・なんだこれは!

Kさん「あまりにも漢なグルクン唐揚げも売ってます!丸揚げの串刺しってすごい!酢飯と白メシも売ってるし、もしかして地上最強クラスのイートインスペースなのでは・・?」

こ、これは・・・地味な外見にだまされたか!刺身とかめちゃめちゃウマそうだし安い!

Kさん「刺身もですけど、カキウニソース250円に特大赤エビ丸焼き300円とか、もはや国が違うレベルの物価ですが」

天然本マグロのサクがクッソ安かったですしね・・・さすがうみんちゅの町いとまん、おさかな天国!

Kさん「次はここで朝食もいいですね・・というか、ここで食べたい!!」

(次も確定なのか)そうですね。でも開店10時だからちょっと中途半端だし、メニューがお酒を呼びすぎるのでレンタカーではなかなか難しいですが・・・なんとか考えましょう。

Kさん「いつですか?来月かな・・・」

んあーー、北関東に戻ったらご相談しましょう。

 

そして帰宅後、送った品物が続々と到着してまいりました。海ぶどうは何パック買ったかな・・・とにかくこちらの半分以下の価格でびっくり!送料を考えても安すぎましたが、当然のように母が配りまくってしまったので、あまり食べておりません。

そしてマンゴー!自宅には2玉で6800円程度のやや高級なヤツを送ったのですよ、フフフ・・・

オープンザセサミー!!・・・・あり?なんか空白が多いような。上げ底とかそういうレベルじゃないぞ。

母「開けたら良さそうなマンゴーだったから、隣のウチに1個あげちゃったよ」

うわー!ちょっと出かけている間に届いたらこの有様!!恐ろしいぞ、母!

お菓子を食べて落ち着くんだ・・・うまんちゅ市場のレジに並んでいる時に、なんとなくカゴに放り込んだ「じーまーみ黒糖」。つまりピーナッツ黒糖なんですが、これがなんかびっっっくりするほどウマかったです。素朴な甘さが泡盛を呼びすぎるといいますか・・・これはリピートせざるを得ない。

そして一個しか残っていなかったマンゴー!飾り切りにしていただきましょう。まあまあうまく切れました。

母「そんなに食べちゃうつもりなの」

本当は丸々1ついけるわけだったのですが・・・どうしてなんでしょうね。

おっおっ、トロみ、香り、濃厚な甘味・・・素晴らしいマンゴーじゃないですか!これならかき氷屋のマンゴーとも戦える!

母「すごくおいしいよこれ!足りないよ!早くもっと買ってきて!!」

・・・この人、正気なのかなあ・・・

 

道の駅いとまん 沖縄県糸満市西崎町4−19−1

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。