カレーの町の恐怖エレベーター、その先は cafe HINATA-YA(千代田区神田・神保町駅)

新宿駅のロッカーに大量買いしたパンを放り込み、やってきました神保町。奈良の脱出ゲーム作家Tさんと落ち合ってスマホゲームのイベントを見学していたら、あれれ、2日連続で飲んだ神戸のOさんがいる。

Oさん「まだいたの?群馬に帰ったんじゃないの?」

そちらこそまだいたのですか。とっとこ神戸に帰ってください。

Oさん「東京に来たからには神保町のカレー食べないと帰れないよ!」

「なんと!そういうことでしたら一緒に行きましょう」

いきなり誰ですか?・・あら、開発者の勉強会や飲み会を数多く主催しているJさん。相変わらずどこにでも現れますね。

Jさん「神保町のカレーは好きなんです。みんなで行きましょう」

Tさん「さっきから神保町のカレーカレーって言いますけどなんですか。コ◯イチがいっぱいあったりするんですか」

J・O「んああ!?何言ってんだコラ!」

うわあ、普段温厚なJさんとOさんが本気で怒っている・・・Tさん、神保町は古本屋とカレー屋の首都なんですよ。ほら、そこのさぼうるって店を見て!

Tさん「うわー、行列だ!カレーに並ぶんだ・・」

それ以上何か言うと殺されるからしばらく黙っていてください。JさんとOさんが良い店に案内してくれることでしょう。

Jさん「あー、やっぱりエチオピアも満員だー。あれ、知らないお店の看板があるから入ってみましょう」

・・・・あのー、看板に書いてあるビルに入ったらいきなり鉄格子が・・・なんですかこれ?懲罰房とか独房とかそういったアレですか?

Jさん「このビルの4階って書いてありましたよね。まさかこれって・・」

Tさん「エレベー・・ター・・・?」

Oさん「この鉄格子、アコーディオンになってるよ!手で開けて入るんだよこれ!」

到着階指定のボタンもすさまじいし、4人でもうギュウギュウだし、大丈夫ですかねコレ?

Jさん「閉じ込められても脱出ゲームの専門家がいるからなんとかなるでしょう」

Tさん「レトロエレベーターからの脱出!資料写真撮っていこうかな」

Oさん「なんかギシギシ言ってるけどワイヤーとかの音かな?」

みんな思わず無言になってしまいましたが、無事4階に着いた!

cafe HINATA-YA」(カフェ・ヒナタ屋)さんに到着!まあ、あのエレベーターと同じ建物とは思えない大きな窓!すごく明るい店舗です。ひなた屋さんの名前に偽りなしですね。

Tさん「あのエレベーターを出るとこの明るさ、まさしく脱出ゲームの最後のドアが開いた時の演出みたいですね」

でもカレーはこれから。congratulationはまだまだですよ。

メニューは大きく4つ、みんな800円ですか。チキンカレーが旗艦かな。おおっと、なぜか好物のタコライスがある!なぜかなぜかチャーシューごはんもあるけど、やはり神保町だからカレーかな。トマトクリームソースのエビカレーが気になります。

Jさん「トマト嫌い」

Oさん「エビだめ」

・・・あなたたちは自動的にチキンカレーですね。

Tさん「じゃあ僕もチキンカレーで」

あらら、ふたつカレーセットなんかもあるのか!でも群馬に帰る気で二日酔い(三日酔い)なのにたっぷり朝ごはんも食べてしまったし・・・トマトクリームソースのエビカレー、ライス半分でお願いします。

サラダはポテトサラダと葉っぱのコンビネーション。カレー屋のサラダはカレーの辛さが想像を超えていた時用にとっておくのがセオリー・・・って、あら、Jさんったら一瞬で全部食べちゃった。

Jさん「野菜は俺にとって義務でしかないですから。先に片付けます」

かっこよく聞こえたように耳が錯覚しましたが、単に野菜が嫌いなだけでは・・私も食べてしまおう。あら、しっとりとしたイモがおいしい。

そしてチキンカレーが到着。やあ、ソースポットに入って登場・・と思ったら、Jさんったらもうかけちゃってますのね。

Jさん「うん、すごく辛いかと思ったらそうでもない。色々なスパイスの香りがしておいしい!」

パパダもついているしいいですね。

Jさん「インド料理屋でいつも思うけど、コレなんなの?ナンにしては半端だし!」

えーと、豆せんべい・・だった気がします。

Tさん「こっちはまだかけてないから撮りますか」

はいはい、ブログへの協力感謝します。香りも少々協力を・・・うん、すごい!匂いだけでスパイシーとわかる!これはウマそう!

Tさん「ココ◯チよりウマいです!」

ちょっと、OさんとJさんがにらんでるから変なこと言わないで!

Tさん「じゃあゴー◯ーカレーよりウマ・・ダメですか」

そういえばその店、駅の近くにありましたね。よくこの町に作ったもんです。

トマトクリームソースのエビカレー・ライス半分が到着!こちらのカレーはポットに入らずの登場。トマトソースの海に浮かぶひょっこりひょうたん島・・ではない、丸い島。

エビを一匹すくって食べてみましょうか。やあ、プリプリなのは言うまでもありませんが、トマトクリームのソースにもエビ風味がバッチリ溶け込んでいてウマい!

チキンカレーに比べてスパイス感抑えめな香りですが、なんだこの素敵な味は。野菜やらナッツやらのペーストがベースになっているのか、なにやら旨味と甘味が三重、四重、五重奏!

もちろんライスがすすむことすすむこと。エビトマトクリームはやはり鉄板!だれですか?ライス半分なんて言ったのは!あっという間に食べちゃったよ!

セットドリンクはもちろんラッシーで。うーん、これで800・・ああ、ライス半分だから750円か。いいじゃないですか!congratulationでした。

Oさん「勢いで入ったけど当たりましたね。さすが神保町神戸の完敗!」

あれ?神戸は餃子とパンの町って言っておりませんでした?

Oさん「カレーもそこそこ有名なんですけど、あなたにカレーって言ってものってこないでしょ」

・・うん、飲める(運転がない)環境だったら中華や餃子の方がいいです。飲めないランチならカレーも好きですよ。

では帰りは階段で行ってみましょうか。

Jさん「なにこの狭くて急な階段!これこそ死んじゃうでしょ」

・・・じゃあ乗りますか?アレ・・・

Tさん「はーい、開けまーす。よっこいしょっと」

・・・牢屋だなあ。

Oさん「手を離すとガシャーン!って閉まるところがまたいいよね!」

降りているような落ちているような感覚で、なんとか地上に生還しました。ではJさんとOさん、またどこかで会いましょうー。あれ、Tさんは奈良に帰らないのですか?

Tさん「今夜なんですけど、横浜のZさんと飲むことになっていまして」

そうなんですか。あの人も好きですね。

Tさん「オーヤマさんも来るんですよね?」

・・・えっ?群馬に帰るつもりだったけど・・・

Tさん「と言いつつ東横インのHP開いてません?」

ああ、部屋が空いてしまっている・・・はい、もう一泊して飲んでいきます。

 

cafe HINATA-YA(カフェ・ヒナタ屋) 東京都千代田区神田小川町 3−10 振天堂ビル4F

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