新名所・新宿名店横丁で馬肉祭りだ!(説法付き) 馬肉酒場 三村 新宿西口店(新宿区・新宿駅)

例によってアルコール度数高めの飲み会であったため、会話の記憶は非常に曖昧であります。「実在の人物と関係ありそうでない」という感じでナナメに読んでください。料理は写真を元に頑張って思い出しています。

「いつも馬刺しの話ばっかりしてるじゃないの!馬刺し食べたいよ!」

おお、横浜の開発者Zぼさま…あれ、Zぼさまとはいつも飲んでいるのに、馬刺し率低めかもですね。

Zぼ「なんかシュハスコとかばっかりだよ!よし、馬肉飲みだ!」

はーい、やりましょう!ということでゆる募したところ、9人も集まってしまいましたが。

Zぼ「うん、まあいいんじゃないかな?」

この忘年会シーズンに9人!いちいち注文するのもお店に申し訳ないので、飲み放題つきコースにしましょうか。

というわけでやって来たのは、新宿パレットビルの地下3階の通称「肉の横丁」、たぶん正式名称は「新宿名店横丁」さん。肉の料理屋さんばかり5軒もずら〜りと並んでおります。

Zぼ「ジンギスカン屋で2次会もありだね!」

つい先ほど0次会をやったばかりなのに元気ですね‥(メンバーは私・Zぼさま・横浜のNバタさん)

羊ももちろん良いのですが、今日の(も)テーマは馬肉というわけで「馬肉酒場 三村 新宿西口店」さんにやってまいりました。

「10月にできたばっかりなんだけど、安いのにすごく良かったよ!」

おお、著名にもほどがあるゲーム作家O尚さん。そうです、私がここを予約した翌日くらいにO尚さんがここの飯テロツイートをしていたので、思わずお誘いしたのでした。

O尚「いい店だったからまた来たかった!ただね、地下なんで焼肉の煙がちょっとね…」

まさしくその焼肉付きのコースを選びましたので、袈裟はクリーニングに出してください。

ぞろぞろと揃ってきたので入りましょうか。おや、「馬レバー刺し」入荷の号外が‥!

Zぼ「コースじゃなかったら絶対頼むヤツ!」

本当ですね!まあいいや、ヨダレを垂らしながら入りましょう。

さて、いつもはあまりお願いしない飲み放題。どんなお酒があるのかしら。

Zぼ「とりあえずビールで、あとは焼酎かハイボールがあれば…」

あれ、焼酎ボトルOKって書いてありますよ。黒霧島のボトルと氷を頼めば私とZぼさまは安心じゃないですか?

Zぼ「うん、一応水も頼もう。いちいち注文しなくていいからいいじゃん」

O尚「あ、ボトルOKなの?ビンがあれば説法中にスマホをいじったヤツの頭を叩き割れるからいいね!」

Nバタ「開発界は角界並みに厳しい…!」

最強レモンサワーってどう最強なんでしょう」

作曲家のS葉さんではないですか。どうやら凍ったレモンが氷のかわりに入っている模様ですよ。

S葉「じゃあ最強レモンを頼んでみましょう」

あと誰かが最強トマトサワーを頼んだ。ああ、トマトはさすがに冷凍トマト入りではないみたいですね。じゃあみなさん揃ったところでカンパーイ!

前菜はタンスモークなめろう馬のなめろう?食べてみるとなめらかで叩かなくてもなめろうっぽい食感じゃないですか。そうか、タルタルステーキを味噌で味付けすればなめろうなのか。タンスモークは食べる前から酒がすすむに決まっています。

お次はサラダで、これまた馬肉入り。肉と一緒にレタスを食べたら、そりゃーおいしいですって。

「ホントになんでも馬肉入りなんですね!最高!」

「前菜から‥に、にぐぅぅう!」

誰かと思ったら馬肉大好きデベロッパーGミさんと、最近「イケメンとおじさん」という破壊力満点なアプリを出したKヨさんではないですか。

Gミさんは最近私のブログを見て湯島の馬肉屋さんに行ってくださったそうで、ありがとうございました。もちろん私には1円も入りませんが、本当に行ってくれる人がいると知っておじさん泣きそう。

お次は待ちに待った‥

Zぼ「馬刺しだよ!やっと来たよ!早く食べないと死ぬよ!」

まあまあ、落ち着いてください。刺身だから冷めませんので…撮影しようと思ったけど、えらく横に長いなコレ。

分割でいきましょう。まずは霜降り赤身コーネ

Kヨさん「こーね?」

タテガミの下にある脂肪部分ですが、成分の大半が女性のみなさん大好きなコラーゲンなのです‥あー、ちょっとちょっと!そんないきなり3切れもつかんで!一応食べ方があるんですよ〜。

Gミさん「これは赤身と一緒に食べるんです、ほら」

おおー、さすが馬刺しの女王!その通りです。

Kヨさん「ふらいんぐだった!味はなんでつけるんでしょ?」

こちらのお店はありがたいことに2種類の醤油を用意してくれています。私は甘い熊本流の醤油が好きですが、そこはお好みで。

Kヨさん「では甘いお醤油で。あららら、脂身も醤油も甘くてコクがありすぎて美味しい!」

こちらはロースふたえご。ふたえごはバラ肉の一部で、コーネのごとき脂とロースのような赤身が一枚におさまった奇跡の部位です。ちょっとしたコリコリ感もあって、馬刺しでもトップクラスに尊い部分。

Gミさん「さすが!ふたえご馬ーい!」

この馬肉ばかり書いているブログで、私が今まで決して口にしなかったダジャレをやすやすと言ってのけますね‥

Zぼ「いや、超ウマいよこれ!」

どれどれ‥?ふはー!!飲み放題付き5千円のコースでコレ…!?おかしいでしょ!

最後はスジっぽい外見ですが、実は非常に口どけがよくて美味しいちょうちんバラ!そして薬味のニンニク・ワサビ等は蹄型の大根に囲まれております。なんだこの完璧なる馬刺し空間…!

Gミさん「ウマ、馬、うまーい!」

O尚「ところで1月にベーマガのイベントがあるじゃない?」

Zぼ「俺もチケット買ったっすー」

あ、そうだ!完璧に忘れていた!買わねば。

これは初見の馬肉の焼売をいただきながらベーマガ(古代PC雑誌)の話は続きます。実は私、ベーマガの人気コーナー「レスキュー!AVG」に2回ほどハガキが載ったのでーすよ。

O尚「えっ、何のゲームで?」

最初はLAGRANGE L-2(ラグランジュL-2)という超難解アドベンチャーゲームなんですが…

O尚「ちょっとちょっと待って!あのX1最高の名作をやったことある人に今時会えるなんて〜!」

Zぼ「あ、これもしかして、押しちゃいかんスイッチ…」

Nバタ「押しましたね、これは。ゲーム法話スイッチ」

馬肉の煮物フライドポテトが来ましたーよ。

Zぼ「おおー!揚げたイモが来た!さいこう!」

O尚「イモもいいけど聞いて!ラグランジュL-2はね、謎の全てに理由があるの!始まっていきなり宇宙ステーションみたいな所のドアの前なんだけど、酸素がないから危険ということでドアロックが解除しない。さあどうする?」

Nバタ「見当もつきません」

O尚「主人公は宇宙服を着てるからね、自分のエアホースを外して酸素センサーにつなぐの!」

Nバタ「最初からそんな謎ですか‥?難しすぎません?」

O尚「昔のアドベンチャーゲーム、1シーンで1週間は普通だったよね!デゼニの棺桶なんて1ヶ月くらいかかるよ」

Gミさん「わー、馬の煮物が馬〜い!

ちょっとGミさん、頭を叩き割られても知りませんよ‥!いや、確かに美味しいですけど。

O尚「馬の耳に念仏の人はおいといて、ラグランジュの続き!」

‥ところで網が来ましたけど、これって焼肉開始ですかね?

Kヨさん「に、にぐぅぅ!待ってました!」

O尚「いや、続きを聞いて!」

特上ヒレにミスター味っ子の得意技ランプカルビはねした

Gミさん「はねしたってなんでしょう?」

牛肉でいうザブトンとおんなじ、肩ロースの一部だったかな?牛ならすごい霜降り箇所ですが、馬なので美味しそうな赤身です。

Gミさん「だが、そこがいい!赤身の馬肉とお酒、さいこう!脂がきついお年頃になってまいりました」

なんだこの人…20代って聞いたけど、中身はオッさんでは…?

Kヨさん「続編で美女とおじさんでも作りますか〜」

ビジュアルイメージはGミさんとO尚ですか?ニッチすぎるけど少しおもしろそうだぞ…

ではジュジューと焼きましょう!

Zぼ「すっげーいい匂い!これは煙だらけでも許す!」

O尚「焼ける前に聞いて!そのラグランジュL−2、当時としてはかわいいヒロインがいてね」

緑色の髪のコですよね。メイちゃん。

O尚「そして今ならネタバレしても誰も気にしないだろうから言うけど、ラスト近く!ヒロインの腕を切るというすさまじいシーンがあるんだよ!なぜかというと、腕についている生体認証をごまかすため!俺は泣きながらコマンドを打ち込んだよ!ヒロインの腕を切り落とすのが是ってゲーム、空前絶後だよね!」

Zぼ「・・・・」

大僧正、私とNバタさん以外のみんながポカーンとしております‥!

O尚「おかしいなー!でもしっかりした根拠とか理由がある謎って、ゲームに重要だよね。30年以上前のゲームなのに、まだ鮮明に覚えてるもの」

なーんて熱い説法の間に、壺漬けハラミが来ておりましたよ。

O尚さん「あれ、これってハサミで切るやつだ。ヒロインの腕よりは切りやすいね!」

普通切りませんから、ヒロインの腕は。

じゅじゅーんと長ーい肉を焼いて、バシバシとハサミで切る楽しさ!

Kヨさん「うふ…うふふ…お肉切るの、たーのしーい!」

Nバタ「な、なにかあったんですかね…」

よくわかりませんが、すごく楽しそうなんでお任せしましょう。そして馬ハラミ、これって…

Gミさん「おいしいですー!馬肉さいこう!」

ハラミとレバーってあらゆる生き物のモノ全ておいしいですよね…ま、ハラミは肺呼吸の生き物にしかないですけど。

Gミさん「馬肉毎週食べたい!」

一子相伝の馬肉神拳、伝承者が現れたか…!

アッーーー!最近流行りの(?)肉寿司が来た!相変わらず長くて撮影しにくいけど、これはちょっとインスタ映え…はーい、インスタやっている人〜!

「・・・・・」

Zぼ「9人もいるのに、誰も手を挙げないよ!」

ちぇー。ようやくカラになった焼酎のボトルですが、活躍の場がありませんね。

Gミさん「開発界ってインスタやってると頭を割られるんですか?」

Nバタ「オシャレやリア充は許されない厳しい世界ですから‥O尚さんはこっそりやっているかもしれませんが、さすがに脳天をカチ割るわけにはいきません」

それはヒロインの腕を落とすより難易度高いですね…!

しっかしなんと素晴らしい!これは確かに写真の一つも投稿したくなります。

Gミさん「う、馬い〜!」

Kヨさん「見た目も味もにぐぅぅ!ですね〜!やっぱり甘い醤油が好き」

あっ、もう食べている!

Zぼ「俺たちも早く食わねば!」

ふたえごの握りって、控えめに言って反則ですよね。見た目がもうイカん。

O尚「トロと同じで、脂身多めのところは刺身より寿司がいいよね!」

熊本の甘い醤油とワサビと馬の脂とシャリが口の中で渾然一体とか‥どうしよう、何度も言いますが5千円コースで泣くほど幸せです。

デザートのアイスを楽し…って、あれ?確か2時間飲み放題なのに軽く3時間は経っております。大丈夫なのかしら。

O尚「なんでだろう?全く追い出される気配もないし、飲み放題の注文もホイホイ受けてくれるね」

ありがたい話ですが‥おや、一番離れた席にいたので今まで話さなかったMヨネーズ卿さん、難しい顔をしてどうしましたか。

Mヨネーズ「実はですね、今朝通勤の時に財布をスられまして…」

なんだよそのタイミング!マンガの主人公かよ!酒なんか飲んでる場合だったの?

Mヨネーズ「いや、この会は来たかったんで!警察には行ったんですが…いやはや、面目ない」

まあここの払いはなんとかなるだろうから、明日から色々な手続きがんばれ!

Zぼ「最後に身体をはったネタを持ってきたね!(・∀・)ニヤニヤ」

できる男だ!

 

馬肉酒場 三村 新宿西口店 東京都新宿区西新宿1-1-1 新宿パレットビルB3F

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