月山の天然水と山菜たっぷり朝食で六根清浄! 山菜料理 出羽屋 朝食と部屋編(山形県西川町・西川IC)

山菜料理 出羽屋」さんで月山の恵みと魅力が溢れすぎの夕食をいただきました。

今回は部屋と朝食です。

立派な建物は駐車場も広々ですが、ランチタイムは相当混み合うというウワサ。名物の山菜そばを求めてたくさんの人が来るようです。

宿泊を予約している‥と言いだそうと思ったら、いきなり「オーヤマさまですね。お待ちしておりました」ですと。そうか、4時半とか中途半端な時間に着くのはたいがい宿泊客で、しかも一人で予約なんてもしかして私だけなのか。

囲炉裏でお茶をいただきながらチェックインの手続きを済ませましょう。今回はこちらで一番立派と思われる「お振舞い膳プラン」でお願いしてあります。通常一泊25000円のプランが90周年ということでなんと18000円!これはお願いしない手はありません。

部屋は広縁つきの八畳間。ゆったり落ち着く和室です。肘掛けまであって偉くなった気分だ。バスなしトイレなしと書いてあった気がしましたが、広々としたトイレと洗面所がありました。

部屋の冷蔵庫はジュースやビールが入っていて飲んだ分だけ自己申告制らしい。飲まなかったから詳しくは知りません。

「出羽屋の山菜料理」なんて本が置いてあるので読んでみましょう。なんと季節ごとの料理が美しい写真つきで丁寧に紹介してあります。山菜に木の実にきのこ‥うう、こんなのやこんなのがこれから出ちゃうの?期待がふくらむに決まっている!

早く夕食を食べたくなった!けど6時でお願いしたんだよな‥あとだいたい1時間か‥おおそうだ、風呂に入って落ち着こう。

こちらは温泉ではないけど、月山の自然水を使用しているそうです。心まで清浄になりそうな雰囲気ではないですか。

迷路のような館内を歩いてお風呂に向かいます‥そう、昔ながらの旅館ってなぜ迷路みたいな造りで、しかも階段はこの赤紫ジュータンなんでしょうね。

わーい、貸切だーい。いやー、この身体に何も足さない、何もひかない感じのただひたすら綺麗なお湯!気持ちいいぞ!

お風呂上がりにはキリリと冷えた月山の自然水をいただくことができます。中から外から六根清浄じゃないですか。

夕食後に部屋に戻ると月山ミネラルウォーターのペットボトルが置いてありました。全身の水分が月山のソレに入れ替わりそうです。

これでもかとキノコたちを楽しんだ翌朝、旅館のお楽しみである朝食です。朝食会場からは美しい中庭を楽しむことができます。やあ、スポーツ新聞もあるから昨日のボートレース結果でも見るかな。

と思ったらもう朝食がズラリと並んでいました。ふわ〜、これまた朝から大量な。昨晩は満腹を通り越したのですが、キノコがメインだけに胃の残留ダメージはゼロ。どんと来いや〜!

ご飯はおひつごと提供か。おかわりは控えめに‥と思うんだけど、やっぱりご飯がウマいんだよなぁ。山形のコメってウマいんだなぁ。帰りにつや姫の新米を買ってしまいました。

ドカンとナメコが入った味噌汁がまたとんでもない美味しさです。昨晩の赤だしとはまた違う。ちょっとクセのある味噌の風味がすごくいい。メシと汁だけでも立派な朝食になります。

カボチャと枝豆のサラダ・もって菊入りのおひたし・わらびの煮物と山菜料理屋さんらしいヘルシー部隊が並びます。わらびのうめえことうめえこと。

月山筍の箸置きがかわええわね。

そしてこの鉢の粕漬け、カズノコみたいな食感で非常にメシを呼ぶ。山菜なのかな‥?聞けばよかった。

ニシンの昆布巻き、謎のシャキシャキ山菜、オカラといった昔ながらの茶色いメシの友軍団がうれしい。

ああ、このオカラ素敵‥鬼太郎でガマちゃんという女性がねずみ男に山盛りオカラを差し入れしたシーンがありますけど、こんなにウマいオカラだったに違いない。ギギギギ。

鮭の切り身とそば味噌という永遠のメシ泥棒もいましたね。特にこのそば味噌、キケンです。ウマすぎます。量がこれだけでよかった‥おちょこ一杯あったら白メシ3杯誘拐事件でしたね‥!

店頭のお土産コーナーにあったので買おうと思っていたはずなのですが‥うむ、忘れた。

そういえばこちらは旅館の朝メシ定番、固形燃料モノがないのですね〜と思っていたら驚くじゃありませんか、そうめんが来た!ナスぶっかけそうめんが朝食の途中で?なんで?

甘くてあっさり味の汁でズズズっとすすりこんでしまいましたが、いや〜、面白い構成だ!

ヨーグルト・フルーツ・コーヒーで楽しい朝食も終了。旅館の朝メシは本当にしわわせだなあ。

完全に満足しました!季節を変えてまた来ます!そして米沢へ‥

山菜料理 出羽屋 山形県西川町間沢58

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