面白メニュー多数の中華屋さんであえて普通メニュー、五目かた焼きそばと水餃子!地肩が強いからどんなメニューでもできるんだな〜 東楊軒(太田市岩松町)

中華のあんかけモノが食べたくなったぞ。中華丼とかあんかけ焼きそばとか広東メンとか・・はてさて、近所にその手が美味しいお店はあったかな。

本場を名乗るやたらと盛りのいいお店は多数できているのだけれど、いま食べたいのは日本式中華、つまり昔ながらの町中華。

心当たりの古いお店はパタパタと閉まっちゃったしなあ・・ああ、あそこがあるじゃないか。

やってきたのは太田市岩松町、平成の大合併前で言う尾島町にあります「東楊軒」さんです。町中華と言うにはちと大きなお店ですが、それも昔から繁盛しているから。

現在鍋を振るうのは二代目さんで、確か高校の同級生だったはずです。累計で6分くらいは話したことあるんじゃないか…なあ。

車庫にはRX-7があったと思ったのですが、あれれ、ミニバンになっている。そうか、同級生はファミリーカーに乗り替わっているもんなんだな・・Zのドアをバドムと閉めながら。

入口には今週のサービスセットが書き出されています。Sランチがドリンク付で520円!ホントはワンコインにしたいのでしょう。この20円をプラスするためにどれだけの葛藤があったのやら。メニューが10円単位で刻んであるお店は良店率が高いと言いますね。

開店早々に来たのでどうやら一番槍です。カウンター席は厨房の目の前だな…世間話とかできないマンなので窓際のテーブル席にこっそりと。

厚いメニューを開いて最初に出てくるのはなんと上州もつ煮ぼとですって。煮ぼとは煮ぼうとう、つまりグンマ名物おきりこみ。これまたグンマの隠れ名物もつ煮とダブルグンマの計か!中華成分はどこに行ったのか謎ですが、食べてみたいのは間違いない。

もつ煮ぼと以外にも面白メニューが多いお店なんですよね。でも本日のテーマはあんかけなのです。

飯類メニューの中であんかけは‥まず中華丼でしょ。お、特製東楊軒チャーハンは写真で見るとあんかけっぽいな。天津飯もいいじゃないか。肉チャーハンは物言いがつくところ。

ちなみにこの尾島地区は全国でもトップクラスの大和芋産地なので、東楊軒さんはしっかりメニューに取り入れております。その中の麦とろチャーハンはトロみがあるからあんかけ判定かな?

乙女心のように揺らぎはじめたところで焼きそばメニューが目に入った。五目かたやきそばか広東風五目やきそば、いいじゃないか。

1ヶ月のオーダー数ランキングなんてあるのね。定食のランキングを見ると何屋さんかイマイチわからなくて面白い。麺類の一位はなんとタンメン!あ、急にタンメン食べたくなってきた。

しかしここは初志貫徹、5位で好位追走している五目かた焼そばをお願いしましょう。

ついでに頼んでしまったもちもち水餃子320円。焼きより水餃子の方が好きなんです。ビール飲まないからかな?

引き続いての登場は五目かたやきそば!長崎の皿うどんに軽くハマった時期がありまして…いや〜、あんかけのパリパリ麺、いいですよね。

しかし器がデカいな!この店の記憶をたどってみたらそうだった、エビそばを頼んだ際のボリュームにビックリしたんでしたよ。今度は覚えた、ここの麺類はスーパーサイズ。

オマケのスープはトリと野菜の由緒正しき中華のソレ。チャーハンが食べたくなる。

もちもち水餃子には酢とラー油をぐるっと一周たらしてみました。

ふや〜、この皮は自家製?厚くて品名通りもっちもちで吸い付く食感がいやらしくてこいつはウマいや!

さあ本日の主役、五目かたやきそば!シャキシャキ野菜が物語る鍋振りのウデマエ!パリパリの麺にアツアツのあん!中華らしい香りもプンプン・・ああ、五感全部でウマさを感じる!これだ、このあんかけが食べたかったんだ!

カラシが別皿で来るのもナイスです。二口ほどそのまま楽しんだら酢をたっぷりかけ回して、カラシをつけて…

ふぉ〜、効くなあこのカラシ。パリパリ麺が徐々にフヤフヤになっていく過程もた〜のし〜い。

合間に水餃子、スープ、そして五目どころか八目くらいありそうな具をたっぷり麺に絡めて…ウマ!アツ!デラウマ!大汗をかいてごちそうさま!

同級生よ、素晴らしくウマいじゃないか。確かな技量を感じ取りましたので、次回は面白メニュー願います!

東楊軒 群馬県太田市岩松町594-6

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