軽快で爽やかなモーニングを重厚な建物の静かな雰囲気で楽しむ・・これだ、これがイメージ通りの軽井沢だ! 旧軽井沢カフェ 涼の音(佐久郡軽井沢町)

GWに突入したら母を連れて軽井沢に行かねばならんわけですよ、鳥の丸焼きと犬の首輪のために。

まず丸焼き、電話予約しておいて5つゲット。首輪は名前を入れてもらったり花飾りをつけてもらったりで20分くらいかかるらしい。11時ちょっと前だから早めの昼メシでも食べるとしましょうか。

旧軽銀座からテニスコート通りの方角に向かう路地をスタスタ。

母「ちょっとどこ行くの?こんなとこタヌキしかいないでしょ?」

そう思うでしょう?ところがですね

ほ〜ら、ひっそりとカフェがあるんですよ!「旧軽井沢カフェ・涼の音」さんです。

見事な建物はエドウィン・ライシャワー駐日大使夫人が所有していたもので、現在は国の登録有形文化財・・みたいなことがHPに書いてあった。ジーパンをはいた黒い刺客みたいな名前ですね。

前回来た時は結構な雨でそれどころではありませんでしたが、お庭の苔が素敵じゃありませんか。もっとも母とテラス席というのは軽い拷問である。

さて入店しましょう。表のホワイトボードに「フレンチトースト終了」のお知らせがありました。11時前なのにもう売れちゃったの?すごいね。

食事利用の旨を伝えると「ただ今のお時間はモーニングメニューになりますがよろしいですか?」ということです。はいはい、もとよりそのつもりです。

9時〜11時がモーニングメニュー、11時半〜16時半までがランチメニュー。11時からの空白の30分はもしかしたらドリンクだけかもしれないので、10分前にすべり込み入店を果たした次第。

フレンチトースト狙いの人がはけた時間のようで、店内はほぼ貸切状態です。人が戻りはじめた旧軽銀座の喧騒がウソみたい。

モーニングは飲み物とメインの一品を選ぶシステム。前回ミートにしたから今回はキッシュにしてみよう。飲み物は常に同じ、アイスコーヒーで願います。

母「スープセットで深煎りブレンドにしようかな」

コーヒーの煎りが選べるのはいいですね。中煎りにしておけばよかったかも。

ものの5分で登場したのは・・素晴らしい、まさに高原の朝食といった風情じゃありませんか。絵に描いたような軽井沢じゃない?

野菜にウインナーにフルーツにキッシュ、なんて心おどるプレートでしょう。

母「軽井沢ってどこも悔しいくらい野菜がおいしいね〜」

ホントにね、なんでしょうね。ドレッシングもウマいけど、とにかく野菜がすごい。レタスなんて歯をはね返んばかりに活き活きとしています。

ふかふかロールにざっくりミニトーストは温かくて嬉しい。

マスタードとケチャップでハートになっているのかこの野郎。パキュっとはじける皮が素敵なウインナーは近くのデリカテッセンのものかしら。

キッシュは粉々感も重さもなく、さっくりと軽快なおいしさでドイツあたりの白ワインが欲しくなるようだ。

でも運転なのでアイスコーヒーっ!こちらも軽快でおいしゅうございます。

母「サラダもいいけどスープもすごくニンジン味だったよ。コーヒーもおいしいし、このお店いいね」

それはようございました。有名な蕎麦屋さんとか混む時期になりましたからね、軽井沢ランチのローテーション入り確定ですかね。

旧軽井沢カフェ 涼の音 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢972 室生犀星記念館前

前回はミートセットでした

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