カキには早かったか!それではホタテ釜めしでいっぺんに5粒食べてしまえ〜! かまだ家 邑楽本店(邑楽郡邑楽町)

暑いけど暦の上ではSeptember。「r」がつくからカキの季節になった、と思う。海なしグンマでカキを楽しむには?それはもう、峠の釜めしに代表される釜めし大国ですから。

釜めし一筋ウン十年、邑楽町の「かまだ家 邑楽本店」さん。こちらで秋冬限定のカキ釜めしをいただくのがベストチョイスなんです、たぶん。

なぜか掣圏真陰流やリアルジャパンの道場も併設されていて、インストラクターはたぶん仮面シュータースーパーライダーさん。なんだ、ただの本拠地じゃないか。

11時2分に暖簾が出たところで入店しましょう。

うどんや天ぷらとのセットもありますが、お腹の具合は釜めし単品で十分だな。え〜と、五目ではなく海鮮でもなく‥次のページは?

好物の鮭釜めしに目を奪われたけれど今日は君じゃない。カキ、カキはどこだ!

レギュラーでない釜めしのコーナー、ここか!

‥あれれ?とん豚にあさりに牛好き‥いつもの秋ならこの辺に松茸やカキがいるはずだったけど、もしかしてと言うかやっぱりフライングだったか!どどどどど〜すんの?ど〜すんの?

まだまだ暑いもんな、こんなデタラメな気候では季節メニューもうまく移行できないよな‥というわけで、ほたて釜めしをお願いして消費の拡大に協力するとしましょう。いくつ食べろと言うんでしたっけ、5粒?

釜めし以外のお気に入りメニューはイカバター焼。本当に普通のバターで焼いているのか疑問なほど魔力あるおいしさなんです。鮭釜めしとイカバターをテイクアウトして家飲み、最高ですよ。

占いマシーンで運試しでもしようかと思ったら、もうお盆を持った店員さんが来たぞ。こちらの釜めしはどうやって炊いているのか知りませんが、ものの10分から15分くらいで登場します。

でも間違いなくアッツアツの炊き立てなんだよな〜!ふしぎ〜。

蒸らしも終了、オープン・ザ・フタ!釜めし最初のお楽しみは開けた時の香りです。ふわ〜、海なし県がオホーツクの香りに包まれる!北海道産ホタテかどうか知らんけど。

モヤシ和えでなんとなくベジファーストを決めておこう。

汁物で内臓を温めるのもいいらしいですね。あおさの味噌汁はいつだってうまいのだ。

さて、主役の釜めしに取り掛かりますか。それほど大粒ではありませんがひのふのみ‥あれ、もしかして5柱ある?年間ノルマ即達成じゃないかおめでとう。

一杯目は彩り重視で盛ってみました。

たっぷり出汁が染みたほっかほかの釜めし。メシへのうまみパワーという点ではホタテに勝るモノはなかなかありませんね。いやこりゃ正解だよ、今までカキと鮭ばっかりだったけど、ローテーション入り確定しました。

二杯と半分くらい、重くも軽くもない、まさにお昼としてちょうどいい量です(当人比)。しかも2杯目からはお焦げ部分が出てくるのね。香りの焦げメシ、味のうずら、食感が楽しいタケノコというご馳走祭り。カマボコもちょっと焦げちゃってかわいいなこの野郎。

3杯目はお焦げ率33パーセントで香ばしいこと。いや〜、やはり釜めし専門の老舗、圧倒的完成度だ。次回は冬に来て今度こそカキか、ホタテリターンズか。いっそ持ち帰りにして久しぶりのイカバター飲みか‥悩ましいなあ。

かまだ家 邑楽本店 群馬県邑楽郡邑楽町大字篠塚1488-4

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