お店の雰囲気・お値段・ダシ・そしてうどん!想像していたさぬきうどんそのまんまだこのお店! 上野製麺所(高松市・一宮駅)

さぬきうどんは提供も食べるのもあっという間です。冷たい系のうどんなら滞在時間は5分くらいではないでしょうか。

というわけで、ホテルの朝食・丸亀でぶっかけ・高松でひやあつと3連食を決めているのにまだ12時前なのです。満腹ゲージはとうにFの上を示していますが、せっかくのうどん県・・・もう一丁いく?押忍!

事前に作成した「行けたら行こうリスト」から宮武うどんさんの近くのお店を探して、はい出発〜。

本当にここか?という川沿いの狭い道に入ってハラハラしていたらセルフうどんの看板が・・いや、提灯?なにこれ?とにかくうどん屋さんに到達!

東海の喫茶店によくある黄色いパトライト、うどん県ではうどん屋さんでクルクル回っていることが多いですね。朝から営業するお店では必須アイテムなのでしょうか。実際に便利でありがたい。

駐車場も空きがあったので入店しましょう。屋号はわからんけどパトライトとのれんが揃っているので営業中のはず。ガラガラガラ〜。やあ、先客は1名だけの模様。なんでか80年代のアイドルソングが流れていますね。

メニューは壁にありました。半玉180円からという良心的どころじゃない価格設定。しっぽくが気になるけど、たぶん具沢山ですよね・・ぶっかけ・かけと来たから釜玉もいいと思ったけどないみたい。そうなるとやはりかけがいいですかね。

熱いかけ・冷かけ・そのままが選べるのですね。そのままってすごいな。でもここは軽くズズッといけそうな冷かけの1玉230円を願いま〜す。

セルフさぬきうどん店の常、マッハで出てくるうどんを受け取ってお盆をスライド。揚げ玉・ネギ・生姜の薬味を好きなだけぶちこみましょう。

もちろん天ぷら・揚げ物のコーナーもあります。150円のチキンカツが迫力の大きさでおいしそうですが、ここで油物にいくと即座に活動限界を迎えそうな気がする。

本日の最安値、230円をお支払いしてから水を・・バッシャー!・・さぬきうどんのお店ってどこもウォーターサーバーの水圧がどエラいことになっていますが、そこにまでスピードを求めているのでしょうか。

うどん受け取りコーナーに名刺があったので正式な店名が判明しました。「上野製麺所」さんです。10:30より開店ですね。

さて、冷かけうどんをいただきましょう。半玉設定があるのも納得、とても1玉分の量とは思えません。

黄金に輝くおつゆの美しさはどうですか。関東の黒きつゆのように生卵を入れるなんてとんでもない。もっともあのブラック天玉が好きかと聞かれると大好きです。

ほいっとうどんを持ち上げると、なんと美しいつややかな象牙色の肌。昨日本日4店めで一番細い麺は見事にカドが立ち、食べる前から素晴らしいコシとのどごしを感じさせます。

ずるずる。うほっ、噛もうとするとスルスル逃げる活きのいいうどんだ!やっとつかまえて噛みしめると、ひやひやだけにパツンと弾けるようなコシ、そのまま滑らかに喉を滑り落ちていきます。か、快感・・!

変な言い方ですが、想像していたさぬきうどんってコレですよ!

イリコにカツオに昆布その他、旨味も香りも複雑です。ひやだからでしょうか、しっかりとした塩気を感じますね。味が強いのでショウガがバッチリ合ってたまらなく美味しい。結局また全部飲んじゃう。

アレだな、さぬきうどんはこの飲み口爽やかなツユのせいで連食ができちゃうんだな。とは言っても、さすがにもう殴られなくても鼻からうどんが出そうにお腹パンパン。本日のうどん巡りはここまで!

3店で780円だよ・・やっぱり他の飲食店が発展しないよ、うどん県・・

少しは歩かないと今日だけで3キロくらい太ってしまうよ・・ということで栗林公園を少し散策、高松名物のダライアスせんべい(おととせんべい)など買い求め、次の目的地に向かうのでした。

上野製麺所 香川県高松市円座町川向2289-3

象屋元蔵 おととせんべいのお店です

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