骨付鶏の名店「一鶴」さん唯一のれん分け店が神戸に?緊急事態宣言明け最初の飲みはそこに決定だ! 骨付鶏専門店 がやがや(須磨区・板宿駅)

とある用事で神戸で6人ほど集まることになりました。その日は10月アタマ、つまり緊急な宣言がアレしてお酒が飲めるというわけです。あけましておめでとうございます。

いつもの三宮ならぬ板宿という渋い駅、初めての駅近くで久しぶりの外飲みならイカしたツマミが欲しいな。面白そうなお店は・・やあ、あったあった、予約しちゃおう。もしも〜し。

やってきたのは板宿駅から徒歩数分にあります「骨付鶏専門店 がやがや」さんです。

骨付鶏といえばうどん県の夜の定番。一鶴さんというお店が有名ですね。こちらはその一鶴さん唯一ののれん分け店!直営店はいくつかあるけれど、のれん分けはここだけ!明石海峡を渡らずとも香川の老舗の味が楽しめるわけです。

店名から雑然とした居酒屋を想像していましたが、外観も内装も洒落たカフェのようだ。清潔なお店に親切そうな店員さん、入った瞬間から良いお店じゃないか。

まずはもちろん骨付鶏ですよ。おやどりひなどりの両方を注文しましょう。6人だから3つずつ願いま〜す。

そしてもちろんお酒!地酒の来楽の冷たいヤツ!くださいっ!

やれ嬉しや、注文しても「アルコールの提供は・・」とか何も言われずオーダーが通った!これだ、この時を待っていたのだ!

骨付鶏が焼けるには時間がかかりますので、その間にスグデルメニューをいただきましょう。なんだかうなぎ屋並みに合理的なシステムですね。手羽先のカレー煮込みをぜひ食べたかったけど本日は用意がないとのことで、では鶏モツの煮込み

皮の三杯酢具だくさんグリーンサラダを願いま〜す。

いいですね、居酒屋飲みが復活したのだなあ。

うぉおお、何ヶ月ぶりか知らんが数名とかんぱ〜い!・・・はいいけれど、本日のメンバーで盛大に飲むのはぼくだけでござった。よし、一人で全員分飲んじゃう!

具だくさんグリーンサラダはグリーンといいつつカラフルでまさに具だくさん。酒が飲める味のドレッシングで身体に良いのか悪いのか。

皮の三杯酢はズルい!そのままでもウマい鉄板の揚げた鶏皮に鰹節とポン酢だなんて、そんなことをされたら

一杯じゃまだるっこしい!となるのは当然ですね。吼えろツインターボ!

さらに鶏モツの煮込みなんてターボエンジン全開になってしまう。レバーやら砂肝やら、味も食感も色々で楽しい。

おやどりひなどりもダブルジェットで登場だ!

おやどりはある程度切り分けられた状態で出てきます。しっかりニンニクとバッチリ胡椒が効いた鶏油がたっぷりと降りかかり、食欲をそそる香りがプンプン。

お年寄りには過酷であろう強烈な歯ごたえ。その固いところをむぎゅーと噛み締めるとじわじわ旨味が染み出してきて、もう、たまるか。

ひなどりは一転、ふっくらジューシーでまさにモモ肉の極み!どっちが好きかといえば・・そうだね、両方だね。

箸でざくざく解体しちゃいましたが、お店の方で切ってもらうこともできます。今どきはそっちの方がいいですね。

一鶴さんのお取り寄せを年がら年中食べているけど、やっぱりお店での焼き立ては違うなあ。まずかかっている鶏油の量が違う。ここ大事。

だってほら、鶏油たっぷりということは骨付鶏第二の楽しみがたっぷり味わえるということですよ。というわけでおにぎりを召喚だ!

おにぎりには鶏スープもついてきます。きっと極上の鶏ガラなのでしょうが・・人数分頼まなかったのでぼくには回ってこなかった。宿題としてとっておこう。

おにぎりはもちろん、皿に残った鶏油をたっぷり染み込ませてガブ〜!

ぐはふは、うめえ〜!ことによってはトリよりウマい十四里?キャベツですくって食べても最高、骨付鶏の主役は鶏油と見つけたり、たり!

こんな素敵なお店がしれっとあるとは・・板宿という街は手強そうですね。これはもう少し深入りしてみないと・・(伏線)

骨付鶏専門店 がやがや 兵庫県神戸市須磨区戎町2-3-13 第2テルアキビル1F

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