昨年の12月半ば。低解像GIF作家の服部グラフィクスさんが初めての個展を開催されるということで、りょうもう号に飛び乗りました。
蔵前で開催とはさすが好角家です。チョコマカ動き回る展示は大変楽しく、お茶をポットごと置いて1時間くらいニヤニヤしていたいような空間でした。
服部さんも在ギャだったのでお話できましたが、個展で作家さん本人と語った内容が「鰹節について」というのはいかがなものでしょうか。
それというのも、会場の近くにですね
麺線を食べさせるお店があるからなんですよ。焼き小籠包かスリランカカレーを食べるつもりが、鰹出汁の話をしてしまったので心は麺線一直線。「Steams」さんに入店です。
二人用のテーブル4卓程度の小さなお店です。これはランチメニュー・・この日は日曜でしたのでランチはナシとのこと。
週末メニューはこちらですね。台湾のソウルフード(らしい)大腸麺線!大腸って文字が入ると妙な迫力ですが、早い話がモツ煮のモツです。鰹出汁のそうめんにモツを投入とは、所変われば品変わるのだなあ。
「麺線に蒸しパンはいかがですか?」とありますが、それが本場の組み合わせなのかしら。
店主さん「蒸しパン好きなんでメニューに入れたんです。手作りでおいしいですよ!」
あ、好きだから。そういうことですか。
それでは麺線をSサイズにして、ご自慢の蒸しパンもいただくとしましょう。たまごサラダや鮭×チーズが気にならぬはずはありませんが、ここは台湾っぽくルーローぱんで。あとそうだ、ぜひともパクチー増しで願いま〜す。
麺線のSはいかにもSなミニサイズでかわええ。ルーローぱんと並べるとなんとシャレオツな。
50円とは思えぬマシっぷりのパクチーに思わずニッコリ。
麺だけどレンゲで食べる麺線。いちおうテーブル上に箸はありますが、ここはお作法通り
がばっとすくっていただきま〜す。むほ、濃厚なカツオ出汁はとろみたっぷり、そうめんにうまいこと絡んでアツうまい!パクチー様の風味で一気に台湾屋台気分にもっていかれます。
モツはもちろんアサリなんかも入りまして、グニグニした食感とやわやわにゅうめんの対比が楽しい。
この辺で蒸しパンをいただくと、フッカフカな中からルーローがまろび出てこれはナイスですよ!なるほどご自慢のわけだ。
フライドオニオン・黒酢・辣油・海老醤と味変アイテムもしっかり。
海老醤をちょいと足してひとすすり。おお〜、こいつはバッチリ中華度がアップ!
店員さん「ニンニクも入れますか?合いますよ〜」
ぜひぜひ、くださいっ!
おろしニンニクをドボンと投下すればジャンク度激増、なんかもう台湾の山岡家?まさにクセになる味というやつです。うめえうめえ、レンゲが止まらねえ。
麺線Sが400円、蒸しパンが50円引きで200円、税込600円で小腹にバッチリの台湾ジャンキー軽食でした。朝の8時半オープンということで、近所にあれば朝昼どっちにも困らんのですが、ねえ。
Steams 東京都台東区駒形1-9-6 1F