ここシェンロンは21時からカウンタータイムというのがあります。そのまんまで、カウンターでマスターやママさんとお酒を飲む時間です。神亀の上槽中汲や発芽玄米酒むすひなど珍しいお酒が、ママさんをうまくおだてれば出てくるかも。お酒を飲まない方には中国茶体験もあるそうですよ。未体験ですが。
で、酔っ払って話しているうち、看板犬のビーグルさんはどうしましたーと言ったら死んじゃったそうです。あらー、うちのビーグルもコロリと死んじゃったんですよと言ったら
オーナーがなんか連れてきましたよ。
悪質ブリーダーのもとで繁殖用に飼われていて、帝王切開したりして産みにくくなったので用なしとされ、捨てられたジャックラッセルテリアさん。里親募集を見てすっとんで行ったそうです。
ちょっとさわらせてもらいましたが、従順だけどおびえているのが手にとるようにわかります。どんな目にあっていたのやら…。いやいや、犬猫のこういう話に弱いんですよ。いいウチに来られてよかったなあキミ、名前忘れたけど。ちょっと切なくなったところでお開き。
結局一升をこえてしまったのでコロリと寝ました。
翌朝、シェンロンもう一つのお楽しみである朝食です。
メインの中華粥。鶏と貝柱のダシで優しいうまさ。ここでは毎回二日酔いですが、毎回おかわりしてしまいます。大原社主に教えてあげたい。
沈夫人の料理店のように作っているかどうかは知りません。
卵とトマトの炒めと、なんか忘れた青菜の炒め。これを自家製の花巻(中華蒸しパン)にはさんだり乗っけたりして食べるとまた最高です。花巻とパイナップルは写真がないですね。
朝から食べ過ぎました。チェックアウトして次なる目的地にむかいましょう。ちなみにあれだけ食べて14,000Gくらいです。酒はもちろん別ですが、ほぼ原価のような値段ですよ。温泉はでかい湯船でないとダメだ!という方以外で、舟盛りと天ぷらの旅館料理は飽きた〜!という方、どうぞ。
テリアさん、またね〜。つづきます。