淡路牛炙り寿司に三種の淡路島めぐり丼!御食国・淡路の恵みを一軒でクリアしてしまうのだ 松葉寿司(南あわじ市)

昨年の冬、衝動で淡路島にいました。いちおう目的はあって、淡路島モンキーセンターのライブカメラに映ること。

そんなことで淡路島まで行くバカがいるかと言われても、もう島の真ん中へんまで来ちゃったから仕方ない。時間を見れば11時半、クエスト達成はお昼の後にしようかな。

淡路島はかつて魚介を納めていた御食国ですからね、せっかくだから海鮮をいただきたいところ。それならお寿司かな〜と周辺検索でたどり着いたのは、南あわじ市の「松葉寿司」さんです。

まちのお寿司屋さんとばかり思っていたのですが、三階建ての総合スシビルディングでビックリ。送迎バスまであるぞ。この辺の宴会や法事を一手に引き受けている感じなのだろうか。

入ったらまず受付があるのにもビックリ。予約とかしておりませんが大丈夫ですかと聞いてみますと、3階の○○というお部屋にどうぞだそうです。え、個室?もしかして目玉が飛び出るような会席コースとかしかなかったりする?

広い個室でメニューを見れば、島の漁師めしなんてあったのでホッと胸を撫でおろします。あわじ生サワラ丼、いいね。

あわじ島めぐり丼はサワラの他にしらすと牛丼の3つが楽しめるのか。しかも今の時期は生しらすがないのでかまあげになるとか。しらすは生があってもかまあげ派なのでコレが第一候補だな。

淡路牛たっぷり御膳!これは焼きしゃぶかな?あれ、ここってお寿司屋さんと思っていたのですが‥

牛あな丼淡路特選牛丼淡路ウニぬーどる!いよいよ何のお店かわからなくなってきたぞ。でも確かにお店に入った時からすき焼き風の醤油と肉の香りが漂っいて、不思議には思っていたのよ。

あっ、ここで一気に寿司屋んさんモードに‥いや待て、淡路牛炙り肉寿司じゃないか。寿司と肉寿司はちょっと似てるが大きく違う気がするぞ。食べ放題肉寿司とかワナの代名詞だし。

ああ良かった、とうとう「にぎり」という文字が見えた。上と特上の差がわずか140円、しかも特上は職人が握った地魚10カン!だって。

特上でいいじゃないかと思ったけど、牛丼の香りも甚だしくおいしそう‥せっかくなんでもアリのお店なら、フルに淡路を楽しもう。最初のあわじ島めぐり丼淡路牛炙り肉寿司を追加で行きますか〜っ!

まず持ってきてくれたのは淡路牛炙り肉寿司。食べる直前に炙ってくれます。高級店のすき焼きみたいな霜降りだね。すみません、食べ放題の肉寿司モドキとは格が違いました。

炙られて牛脂が溶けだし、赤い部分はたまらない香りを発しはじめた。いただきま〜す!うわ、醤油をつけたらアブラがこぼれるるる。

肉が甘い‥香ばしい‥思わずシャブスキーの雄山のような感想が漏れでる。良い肉を食べる直前に炙ればこんなに素晴らしい料理なんだな、肉寿司。

あ、ちっちゃいご飯2玉の上にお肉が置いてあるんだね。つまり2回もこの極楽気分を味わえるんだね。

そしてランチのメイン、あわじ島めぐり丼の登場です。ミニ丼3つと小鉢に汁、見事なフルコースじゃないですか。

サワラに淡路牛にかまあげしらす、山海の恵みが集結!これさえ食べれば御食国はシメたようなものである。

生しらすって人気ですけど、メシと食べるなら絶対かまあげしらすの方がおいしいと思うんですよね。良いしらすだなあ、買って帰りたいなあ。下のワカメもただの彩りではなくしっかり分厚い子です。

瀬戸内に来たらサワラは食べておきたいですよね〜。関東じゃタタキとか刺身では出ないもんな、こんなおいしいのに。紫玉ねぎもやけにうまいけど、これも淡路産なのだろうか。紫なヤツも特産だったのか。

もちろん帰りに農産物直売所でこれでもかと玉ねぎ買いました。ハンバーグにすると甘味旨味のケタが変わります。

そしてお店に入った時から出会いは必然でした、淡路牛丼!良いお肉をバッチリ甘辛に仕上げてくれますので、香の物コーナーにある紅生姜と合わせるとまさにメシどろぼう。御食国の最終兵器は牛肉と見つけたり。

なんかすっかり淡路島を一周した気分になっちゃったな。レジ付近で淡路名物の味付け海苔も売っていたからお土産も買えたしね。個室でゆっくり島めぐり、大いにアリじゃないでしょうか。

その後は淡路島東岸をぐるっと回って、当初の目的である淡路島モンキーセンターのライブカメラに無事映り込むことができました。ココのおサルさんたち、警戒心ゼロですごく楽しいです。

そして駐車場にあるレストラン。そこからとんでもなく食欲をそそるカレーの香りが‥あわてて検索するとすさまじくうまそう。次回淡路島ランチはカレーかな?いつになるかは知りませんが。

松葉寿司 兵庫県南あわじ市広田広田528-1

淡路島モンキーセンター  兵庫県洲本市畑田組289

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