ヒレもいいけどアブラもねということで、炭焼きリブロース300グラム一本勝負! 炭火ステーキ クローバー・2回目(太田市新田木崎町)

桐生市に上州牛専門のステーキ屋さんがあるよと教わりました。

上州牛、すなわちグンマのお肉でランチのつもりでしたが、なんだ〜かんだ〜のうちに11時を回ってしまった。これから桐生まで行ったらまさにお昼のピークタイムじゃないですか。小さなお店らしいし今回は見送るか。

でもすでにステーキ脳となってしまったので、ピーク前にたどり着ける距離でお肉がうまいお店…ああ、あそこがあった。行ったばかりだけどよかろう。

はい、やってまいりました。平成の大合併で長い地名になっちゃった太田市新田木崎町にあります「炭火ステーキ クローバー」さん。ヒレステーキを美味しくいただいたのは…前回の写真の日付を見たら、たったの5日前だったぞ。

消毒をして一人の旨を伝えるとカウンターか奥のテーブルか選んでいいみたい。先客の方が数組いるようだし、おひとりさまはカウンター席にしておきましょう。

週替わりメニューがあるのですね。今週はてりたまベーコンハンバーグ、そんな鉄板なもの食べたいじゃないか。来週のチキン南蛮も気になる。

ランチのレギュラーメニューはこちらです。売りは炭火炙りハンバーグカットステーキなのでしょう。

しかし今回は道中でメニューを決めてきたのです。この値段で出せるその時に最高の肉を出すため、あえて産地は記載しないというリブロースステーキ!国産牛200gのステーキが2500円って確かにお安いですよね。

口がすべらないよう車の中で練習した通りに発声しますよ。リブロースを300g、ライスは抜き、焼き方はレアでお願いします。よし、言えた!

ランチタイムなのでライスもしくは炊き込みご飯とスープがつくところ、あえてライス抜きのバンコランスタイルで攻めます。だって300gだもの。

でもスープはいただきますよ。てろてろタマネギが嬉しいコンソメですよ。

猛烈なジュワジュワ音とかぐわしき香りを引き連れて登場、リブロース300g

むわ〜、鉄板全てを覆いつくす大迫真力的サイズを見れ〜。厚みもなかなかのもの…いや、これってホントに300g?350gと言われても納得、コメダばりの逆詐欺だっ!

切り取って断面を見れば美しい色味がこんにちは。むっちり心地よい歯ごたえ、炭火パワーで香ばしい上に中まで旨味が活性化して、これこそ真のレアステーキ!

相変わらず巨大で甘いニンジンもうれしい。和風ソースが染みたポテトや下敷きのタマネギもいい仕事をしてくれます。

卓上にはミル付きのヒマラヤ岩塩と黒胡椒がある。中盤戦あたりから胡椒をふっていきましょうか。ガリガリとね。

霜降り肉でたまにあるクドさはゼロ、清々しさすら感じる脂と赤身の取り合わせがうまいのなんの。ワギューとアンガスのいいとこ取りな感じでステーキにピッタリの肉だなあ。食べれば食べるほどウマくなる。

しかしアレだな、やっぱりヒレより白メシを呼ぶよなリブロース!特にこの半島部分は脂身率高め、ソースとアブラが渾然一体の極上ニクアブラメシになった可能性が…我ことにおいて後悔した!

次回はサーロイン250gと小ライスか?肉々しさを求めたという炭火炙りハンバーグか?悩ましいお店だなあ…

炭火ステーキ クローバー 群馬県太田市新田木崎町812