タイマーを間違わなければこちらが今年最後の投稿になります。今年が良い年だったという方はほとんどいないと思われるので、来年はみなさん少しはマシになりますよう・・・いやホントつぶれるわブログが。
さて前回からの続きです。ばら撒かない・もらわないで経済を回すには一人旅しかないという悲壮な決意を込めて(少しウソ)やって来た日光金谷ホテルさん、歴史の底力を感じる素晴らしいディナーをいただきました。
目覚めたらフィットボクシングをやっても部屋が広いから安心。お腹がすいたところでお楽しみの朝食といきましょう。
別館に泊まっていたので本館へ移動します。本館エントランスの手押し回転ドアには「をす」の文字、いいですねえ。
夕食と同じダイニングで朝食券を出して席に案内してもらいます。
「お飲み物とタマゴ料理と添え物をお選びください」
素敵な雰囲気なのでマティーニを無論ジンでと言いたいところですが、もちろん選択肢はジュースであった。オレンジ・トマト・グレープフルーツ・パインだったかな。
朝はフレッシュオレンジジュースだよね〜・・あれ、口が勝手にトマトジュースと言った。毎朝飲んでんじゃん。でも甘味に振ったトマトでうんまいですよ。
サービスの方がポットを持って歩いているのでコーヒーは飲み放題。言っても最初と最後の2杯だけにしましたが。笹竜胆の金谷マークを見ながら飲むコーヒーはなんだか美味しく感じるようだ。
バターロールとトーストが運ばれてきました。このトーストは有名なロイヤルブレッドだそうです。ロイヤル先生にバターを塗ってひとかじりすると、軽さとみっちり感の綱引きが素晴らしいところにふんわりミルクが香っておーいしーい。トーストだけでよしメシに合わせてよし、全知全能パンだ!
パンのオトモはマーマレードにブルーベリージャムですね。撮り忘れたけどバタークーラーもあります。あれ、奥の赤いのは・・なるほど、タマゴのオトモであるトマトケチャップか。
そう、タマゴ料理!タマゴはフライド・スクランブル・オムレツから選べるところ、やっぱりホテルに来たらオムレツを頼みたい。ほ〜ら、すんごい美人さんが来たんだから。しかもなんとお皿が温かいんですよ。なんて細やかな配慮でしょう。
添えものはハム・ベーコン・辛口ソーセージの選択肢がありまして、なんとなくハムにしたら厚めの立派な一枚が来て大ピンポンでした。
これだ、これがホテルの朝食だ!美しすぎて目からヨダレが出る。いただきま〜す。
滑らかなお肌のオムレツにナイフを入れると、とろりと流れるかその場にとどまるかのギリギリライン、まさにフワトロの極致!よっ、職人芸!そのままで一口、ケチャップをつけて一口、一口ごとに幸せなところで大技を決めちゃいますか。
ロイヤルの大先生にハムをのせて、フワトロのトロ部分をその上に。遅刻遅刻パンの最上位グレードがここに完成!こいつはウマくない理由がない!
バターロールはマーマレードでデザートの役割をお願いしましょう。その名のとおりバターの風味たっぷり、きめ細かくてフワフワというよりむっちり。切れ目を入れて赤いソーセージを挟めば思わず散歩に出たくなりそう。
そうそう、ブルーベリージャムもね。最後にコーヒーをもらってごちそうさま。
言ってみればパンとタマゴだけのシンプル極まりない朝食ですが、やはり地肩が違う!最高のパンと最高の技術で朝から幸せ。1日の活力を与えてくれるリアル朝ごはんだ!
さてさて、チェックアウトは11時とゆっくりです、部屋に戻って余韻を楽しむとしましょう。
次回は部屋と建物です。
日光金谷ホテル 栃木県日光市上鉢石町1300