淡路島で玉ねぎうどん、板宿でお寿司を堪能した翌日。灘の友人を車でさらってやって来たのは・・なぜか三重県の伊賀です。
伊賀といえば忍者と伊賀牛!というわけで、伊賀牛ランチを決めてからの忍者博物館というルートをたどりましょう。
伊賀牛といえば池波正太郎先生も愛した金谷さんが有名ですが、本店は混みそうなのでお隣の名張市にあります「金谷 桔梗が丘店」さんに来てみました。
バター焼きやすき焼きで知られる金谷さん。でもこちらの支店にはお手頃な洋食メニューもあるみたいなのでランチにいいかなと。「本日のランチ」を見ると伊賀牛赤身ランプステーキが税込2750円。しかも粒マスタードグレイビーソースときたもんだ。いいぞいいぞ。
ランチ利用の旨を伝えるとそのまま1階のテーブル席に案内されました。バター焼きとかは2階になるみたい。
伊賀牛特選ランプステーキコースは4950円ですか。グラムはわからんけど伊賀牛のコースとしては非常にお値打ち価格な気がする。
サーロインやテンダーロインとなるとさすがに良い金額になってきますね。
予約してある夕食が品数多めらしいので、ここは軽めで生きますか。表にあった伊賀牛フィレミニステーキ4950円ををいただくとしましょう。
お冷やは2層式のグラスで来た。焼酎用に欲しい。
本日のスープはクラムチャウダー。好きだけど割とお目にかからないのよね。
やっぱりうまいよクラムチャウダー。ライスorパンのところパンを選んで大ピンポンだ。
ニンジンのカットがかっこいいサラダもシャキシャキうまい。
伊賀牛ミニフィレステーキは確かにミニで100g弱というところ。減量明けのジョーに出されたステーキみたい。
それでもステーキらしい厚みのカットで物足りなさはなさそう。むしろランチ的にはちょうどいいのではないかしら。
ところで焼き方を聞かれなかったような。レア寄りが好きなんですが・・
ナイフを入れて嬉しや、美しいミディアムレアじゃありませんか。肉の繊維が細かいのか、伊賀に伝わる忍びの秘伝か、とんでもなく噛み心地がいいなあ・・繊維の奥からウマ汁がじんわり染み出してくるぞ。
マスタードが軽く効いたソースが和牛フィレらしい穏やかだけど深い味わいにピッタリ。さすが伊賀牛、たまらんでござる。ニンニン。
付け合わせも可愛く丁寧に。揚げイモでなくコロッケの中身的マッシュポテトが嬉しい。
ひと口デザートも出てしっかりコースだ。パンナコッタかブラマンジェ、どっちだったかは忘れましたとも。
香り高いコーヒーで、ふは〜。
腹九分目、満足度は十二分目の素晴らしいランチじゃありませんか。静かな雰囲気でお得に伊賀牛を楽しめる・・なんて良いお店だ。というかなんでこんなに静かなんだろ。みんな本店に行っちゃうのかな?
ここから車で30分ほどにあります伊賀上野城で石垣と忍者ショーを見ましたが、まあ、どっちもすごいの。伊賀牛・石垣・忍者のセットは非常にオススメです。
金谷 桔梗が丘店 三重県名張市桔梗が丘8-5-3