年越しそばではありませんが 群馬県邑楽郡邑楽町・真心(まこと)

タイマー設定さえ間違わなければ、この記事が公開されるのは大晦日。どうにも季節感がないこのブログを反省しまして、今回はソバ屋さんを。

どうでもいいですが、大勝軒さんが偉大なのは重々承知ですが、つけラーメンをもりそば表記するのはやめてほしいところです。「もりそば」で検索するとその手のモノばかり出てくるので・・・そば属性の人間には非常に困ります。

店舗

と、ブツブツ言いながら来たのは地元のお店、真心(まこと)さんです。

「まこと」と読むのも難易度が高いですが、この店がある邑楽郡邑楽町もなかなかの難読ワードです。おうらぐんおうらまちですよ。名物は冬季に飛来する白鳥、そして最近はソバらしい。「そばのまちおうら」として年に数度イベントをやっております。

しながき

実際においしいそば屋がありまして、そのうちの一軒がこちらです。メニューは・・ずいぶんと絞り込まれていますね。そば屋はこういった方がうまそうな気がしますね。中華はメニューが多いほどうまそうな気がするから不思議だ。

てん

が、天ぷらやおつまみもありますので、そば屋酒OK。

ごーや

邑楽町は暑さ日本一を埼玉県熊谷市と常に争う群馬県館林市のお隣ですので、ゴーヤがたくさん採れます。でも今12月だけど大丈夫なのかしら。注文しなかったから知らない。

かっこいい

さて、何を頼もう!って、座ったと同時に鴨汁せいろと言っていたわたくし。あればコレを頼んでしまうのです。

ビューティフル

淡い緑が美しいそばですねー。自家製粉十割とよく耳にするワードが書いてありましたが、そういったそばにありがちな「粗挽きすぎてロクにつながっちゃいない」ということはありません。

めん

そばだけで食べてみますか。使いやすい箸も気になるところですが、うーん、いいそばだ!十割と思えないのどごし、見た目よりも強いそばの香り。なんか以前来た時よりさらにうまくなっているような。

かもかも

鴨汁は表面に鴨アブラ層ができるほどカモカモしています。やけに大きい鴨肉がまたうまい!ネギが鴨ダシを吸ってまたまたうまい!うーむ、前も言った気がしますが鴨抜きで一杯いきたい・・

こばち

小鉢もついてくるのですね。厚揚げを煮たやつです。どうあっても酒を注文させる気なのか。

かきあげ

なんとはなしに頼んだ桜エビのかき揚げが想像のはるか上をいく大きさでした。これをあったかいツユに入れてもうまそう。そうか、私は油が入ったそばつゆが好きなのか・・

そばゆ

いやーうまかった。そば湯で〆といきましょう。あ、ここもそば粉溶くタイプなのね。濃いのがはやっているのかしら。あまりうれしくない風潮。

かもそば

鴨汁があまりにうまかったので後日再訪しまして、鴨南蛮ならぬ鴨そばというメニューが店内黒板にありましたので注文。なんと合鴨スモークに胡椒という想像のはるか上・・というかナナメ上をいったモノが出てきましたが。いや、うまかったんです、これ。ラーメンにしたら売れそう。

さて、今年も終わりですね。三が日に朝から飲む用の日本酒を買ってこないと。よいお年をー。