
カキフライの文字が目に入る季節になったなあ。いいよねカキフライ。
まてよ‥
カキフライ始めました報告が続々ということは、あのお店のあのメニューも始まっているんじゃないか?行ってみよう。

やってきたのは邑楽郡邑楽町、いつも行列の佐野ラーメン店の近くにあります「かまだ家 邑楽本店」さんです。負けじとこちらも人気店。
大規模チェーンのような箱と駐車場の大きさですが、ここと足利の二店舗のみ。超ローカルなファミリー釜めしレストランです。
開店の11時に合わせて来たつもりが、結構先客がいるのはさすがですね。

それでもテーブル席をすべり込みゲットして、メニューを拝見。もちろんメインは釜めしです。

鮭釜めしもうまいんだけど、今日はかき釜めし単騎待ちなのだ。「10月〜5月中旬まで」だから大丈夫でしょう。

峠の釜めしと水沢うどんという名物を擁するグンマらしく、しっかりうどんメニューもあります。食べたことはありませんが、文字と写真から見るとやはり水沢うどん風なのではないかと。

うどん・刺身・天ぷらと合わせた組膳にもできるということは、釜めしとうどんの組膳にすればグンマ名物を一気にハシゴ可能ということか。いや待て、メインをとり釜めしにすれば、上州御用鳥めしまで取り込んだグンマ三冠に‥?
しかし天高く人肥ゆる秋、食べすぎは良くない。初志貫徹でかき釜めし単品を願いま〜す。単品でも味噌汁と漬物と小鉢がつくからね。

待っている間に占いマシーンで運だめしでもするか。

いやそんなヒマはなかった。釜めしなのになぜか15分くらいで出てくるかまだ家さんですが、今日はさらに早く10分弱での提供。一体どう炊いているんだ?

縁起をかついだ八角形の蓋を開ければ、卓上は炊き立てご飯とかきの香りに包まれる!釜めしはこの香りもご馳走ですね〜。

釜一面を覆うかきは、ざっくり見ただけでも中粒八つ。茶碗に二杯半のご飯が入っているはずだから、3・3・2みたいな感じで割り振ればいいのだな。

中に1個仕込んで、見やすい所に2個‥一杯目は「かきまむし」で。
火が通って活性化したかきの旨味がどエラいことに。半個分でメシが三口くらい飛んでいくよ〜!うまいよ〜!
絹さやの青々とした香り、ボーナスタイムのうずらも素敵。おお、忘れた頃にぎんなんが。

あおさの味噌汁でひと息ついたら二杯目だ。箸もしゃもじも止まらないね。

ラスト半杯はおこげ多め、牡蠣も割合的に多め。こいつは困った、ご飯のくせにお酒が飲みたくなるやつだよ。
かまだ家さんはカレイ唐揚げとイカバター焼きも謎なくらいうまいので、その二品とかき釜めしのミニで晩酌なんて最高なんじゃないだろうか。
あっ、その辺のどれもテイクアウト可だったよね。特に釜めしは、それこそ「峠の釜めし」みたいな容器で温かいまま持ち帰れた気がする。よし、かきシーズンのうちにやってみよう。
かまだ家 邑楽本店 群馬県邑楽郡邑楽町大字篠塚1488-4