【朝食編】あわら温泉 つるやさんの特別室・大観に泊まってみよう(あわら市・芦原温泉駅)

あわら温泉 つるや」さんの温泉付き特別室・大観に泊まるための福井旅行、最終回の朝食編です。

マットレスが良いのか24時間近く起きていたからか、とにかくグッスリ眠って爽やかに目覚めました。もちろん部屋の温泉で朝風呂を決めてホカホカのツルツル。風呂付きの部屋はこたえられませんね。

布団にまた転がるのもいいですが、せっかく温泉旅館らしい広縁があるからこちらでくつろぐとしましょう。

あっ友人、いい感じのくつろぎ方をしていますね。マネするぞ。

片方の椅子を90度回して背もたれにクッションを置けば・・人をダメにする寝椅子の完成!

庭を眺めて冷えた烏龍茶を飲んでXを流し見て・・何もしない時間こそが温泉旅館。

ダメ人間モードでとろけていたところで仲居さんの声がする。8時ちょっと前・・そうか、もう朝食の時間か。時間溶けるの早いな!

昨夜と同じお食事処に案内していただくと、なんだかすごいことになっちゃっているぞ。

朝に嬉しいお粥はなんと温泉粥。なるほど、塩化物泉でバッチリ塩味ですからね〜。わざわざニガリなんて飲まんでもというくらいミネラルな気分でうまいうまい。福井は毎朝食べたいものばっかりだな。

ナスの煮浸しや湯葉といった優しさあふれるおかず、タラコやおひたしのご飯キラーズ。新しい朝、希望の朝!

旅館名物の固形燃料はカレイを炙るのに使います。このカレイがなんとも香ばしいメシの友で、お粥の後に白メシが欲しくなってしまう。ここで仲居さんがおヒツを持ってくるという、さすがのタイミング。

大ぶりのアサリの味噌汁で、さらに白メシが恋しくなる!昨晩の味噌汁とまた違ってウマいな。本当に異国の味噌汁大好き。

香の物にはもちろん福井名物花らっきょ。そうだ、小浜の梅も有名でしたね。真昼のオバケみたいな寝ぼけた梅でなく、しっかり塩の効いたリアル梅干し!今回の旅で梅干しを2種類買いました。どっちも塩分15%超なのは言うまでもありません。

朝の胃にありがたい茶碗蒸しと、腸にありがたいフルーツヨーグルト。もっとも比率が普通の逆で、ほぼフルーツですが。

冷たい水と熱いお茶をいただいてごちそうさま。チェックアウトは11時とゆっくりです。また広縁で少し転がりますか。

もっともこの日は土曜日、観光地はちょっと混むかもしれないので少し早めに出ましょうか。女将と仲居さんと車を回してくれた方に見送っていただいてさようなら〜、また来ます。

友人「女将さん、車が素敵なビタミンカラーなんて不思議な褒め方をしていたね」

派手な黄色とはよく言われるけど、ビタミンカラーは初めてだ。褒め方の語彙までスゴい接客の女豹なり。

旅館からすぐ近くのファーマーズマーケットきららという農産物直売所に寄ってみましょう。しかしこの建物、スイカに対して本気すぎやしないか?さすがにスイカはデカすぎなので、梨や夏野菜を購入しました。

越前松島水族館はお子様連れでなかなかエラいことになっている。そうだよな、夏休みだもんな。一人でボール遊びをしているイルカをず〜っと眺めていましたよ・・イルカかわええな。写真撮り忘れたけど。

そしてもちろんスリルショックサスペンスの東尋坊には行きます、福井ですから。崖、大切。

柵とか無しのフリーダムな観光スタイルのため、岩場の色々な所に人がいてみなさん怖いもの無しだな。いやその前に、この暑さで崖を登り下りするガッツがすごいな。当方はざっくり見回るだけで済ませてしまいました。あっ、救いの電話見るの忘れた!

福井に行ったらオーロラ印の味付たらは外せませんよね。帰りに道の駅みくにに寄って買いましたとも。

これで4回にわたる「あわら温泉 つるや」さんツアー終了です。3〜5万円で部屋付きの仲居さんによる温かいおもてなしを体験できて、もちろん風呂とメシは最高。早い話が素晴らしいお宿でした。北陸新幹線がつながったら大人気になってしまいそう・・はっ、そうなったら一泊目つるやさん、二泊目加賀屋さんの新幹線ツアーができるのか!

あわら温泉 つるや 福井県あわら市温泉4-601

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