お気に入り持ち帰りうどんのお店でイートイン。これはお家で再現不可能、濃厚魚介のつけ麺うどんだ! おぎの屋 板倉店(邑楽郡板倉町)

「おうどんなくなっちゃったから買ってきて」

アニメフリーレンの余韻に浸っている所を現世に戻してくるのは母じゃないですか。

うどんですか?おかしいな、先日20個買ってきてからそんなに経っていませんよ?1個で3人前くらいあるはずなのに、相撲部屋じゃなんだから。

母「日持ちするし、みんな喜ぶから配っちゃうんだよ。また20個ね」

配ってんのか〜。言われてみればお値段より立派に見える上にかさばらない、手土産にはもってこいだな‥仕方ないね、行くとするか。

東北道の館林ICから約6分、板倉の「おぎの屋」さんにやってまいりました。広い駐車場に車を置いていざ入店。グンマのおぎのやさんですが、釜めしではなくうどん屋さんですよ。

電話しておいたので半生うどん300g 440円を20個スムーズに受け取りましてクエスト達成!時計を見れば11時40分‥あの〜、今って食事できますかね?

店員さん「もちろんですよ。今お席にご案内しますね」

こちら板倉の本店は少々狭いながらもイートインコーナーがあるのです。グンマ最高クラスの持ち帰りうどん(ぼく比)をお店で食べられるなんて嬉しいじゃありませんか。もう一軒の明和店は現在販売のみでチトサビシイ。

お店のイチオシは肉汁うどん。鬼ひもかわで有名な館林のお隣にも関わらず、武蔵野的メニューが売りというのも面白いですね。

真冬だったら辛みちゃんぽんうどんで即決だったかもしれない。

以前店内で食べた時に気になりつつも頼まなかった濃厚魚介つけ汁うどん。今回こそコレかなあ。

豚肉と野菜入りかけうどん‥この場合の「かけ」は温かい汁に入っていることを意味するのだな。かけそばもあるのか〜。そういえば生のそばも売っていましたね。まだ食べたことないけど。

あとはセット用ミニ豚丼ざるうどんきのこ汁うどんカレーうどん

以上で全メニューかな。せっかくだから家での再現が難しそうなモノがいいよね。濃厚魚介つけ汁うどんを釜揚げで願いま〜す。

まずはサービスのサラダ。すりごま煎りごまたっぷりのドレッシングがおいしい。このドレッシングも店頭で販売していて、1リットル850円だったと思います。

10分弱と早めに登場しました、濃厚魚介つけ汁うどん!早い理由は太麺の割に短い茹で時間、そして釜揚げでお願いしたからでしょう。

茹で湯にたゆたう半透明の美しい雷電の里うどん。以前は冷水で締めてこそのうどんと思っていましたが、ここ数年は釜揚げが好きです。

同じグンマの名物「水沢うどん」は「イカ刺しのよう」と言われますが、こちらもそんな感じの澄んだ白色ときめ細かい肌。包丁切りらしく麺が凹み、汁のノリが良くなると来たもんだ。

もっちりグミグミな歯ごたえはゾウのお尻ならぬ天使のほっぺのような心地よさ。釜揚げにするとほっぺな感じがアップするから好きなのよ。

うどんはよく知っていますが、未知なのは君だ。本当にラーメン屋のつけ麺みたいな香り‥豚骨と鰹が混ざった、なんとも食欲をそそる香りじゃないか。この濃厚魚介め。

それでは未知の海へうどん投入!アヒアヒとすすればさあ大変、どえらくうまい!魚粉の姿は見えないのに鯖や鰹のパンチがすごいな〜。さすがうどん屋さん、ブシの出汁取りはお手のものということですね。

つけ麺らしいしっかり濃厚な味だから太いうどんに力負けしないんだな。豚骨魚介つけうどん、ものすごくいいじゃありませんか。

具は肉汁うどんのソレと同じ、豚とネギ。豚骨魚介から出てくるとひと味違って楽しいね。普通のつけ麺も、変な後のせチャーシューよりこっちの方がよく馴染んでうまいのでは‥?

最後までつけ汁が熱々、この辺も釜揚げにして大正解。いやはや、うますぎて並盛りを後悔してしまったよ。次のイートインは同じ濃厚魚介で中盛りにしよ〜っと。

そして帰ってからの夕食も当然うどん。今度は冷水でしっかり締めて、ふくれっ面の天使のほっぺのようなパッツンパッツンと滑らかな喉ごしを楽しんだのでした。

おぎの屋 板倉店 群馬県邑楽郡板倉町岩田1912-5

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