カツ丼うまかったな〜。じいさまばあさまの感じ良かったな〜。古いお店だけどピッカピカだったな〜。よし、今度はカツカレー食べにいこ。
というわけで1か月程度で再訪してしまいました、深谷の「ゑびすや食堂」さん。
駐車場には当たり前のように看板つきの箱バン。職人さんたちの胃袋を支え続けてウン十年、真の大衆食堂です。
ガラガラと引き戸を開けるとお店のおばあさんが同年代の方々と楽しくお話し中であった。う〜ん、地域密着ぅ。
一歩遅れて入ってきた箱バンの人が椅子を引きながら「オムライス、あとコロッケももらおうかな」とこなれた感じで注文をします。
負けてはいられない、メニューなんか見ないでカツカレーをお願いしましょう。あ、ご飯はちょっと少なめで(弱い)。前回のカツ丼のご飯がすごかったからね、仕方ないんですよ。
あわてて注文をしてしまったけど、いかにも食堂然とした素敵なメニューが並ぶんだよな。箱バンマンみたいに単品を添えるというのも良い作戦である。タンメンとニラ玉とか、チキンライスと豚汁とかね。
カシャカシャと小麦粉を溶いているような音からじゃじゃっという音、同時にぶわーっと広がるカレーの香り…えっ、ちょっと待って。注文してからその工程が始まるの?大鍋のカレーをメシにかけるだけじゃないの?ふわ〜い。
カツもカレーもまさしく出来立て!とれとれピチピチのカツカレー、登場!スープでなく味噌汁というのも泣かせてくれます。
先に注文したのは箱バンマンだけど、入店が一歩早かったぼくのメニューを先に出してくれるのね。すてきだ。
しかしアレだ、大皿になみなみとカレー、大ぶりなカツ…ご飯少なめに見えないド迫力なんだけど気のせいですかね。
まあこの香ばしさよ、完食はたやすいであろう。カレーだけひとさじ舐めるとやっぱりあっちい!そしてンマーイ!肉と野菜の旨味たっぷり、辛さはほとんどないけどカレー粉の風味はバッチリ効いているぞ。
大きめのカツは衣と肉のグッドバランスな厚み。フウフウ、アツアツとかきこむと、そろそろ脳天から汗が湧いてきそうだぞ。
福神漬けでクールダウンを図りましょう。うんうん、ここはやはり真っ赤なヤツでないとな。
この辺で箱バンマンのオムライスとコロッケが出てきまして、オムライスがあのオムライスなんですよ。すげ〜ウマそうだったからそのうち食べよう。
豆腐とわかめがたっぷりの味噌汁も、この全てが熱きカレーの前ではクールダウンアイテムとなります。しかしうまいな、やはりいずれは豚汁に挑戦しないとな。
カツと具のバラ肉のダブルミートなんてゼイタクを楽しみながらいただけば、たっぷりの少なめライスも風前の灯火。結局あっという間に完食です。しかしお腹ははちきれんばかり、本当に少なめオーダーは届いていたのだろうか‥
お支払いをお願いしたら800円?あれれ、メニューにはカツカレー820円と‥あ、ご飯少なめで20円引いてくれたってことか!アレでしっかり少なめだったのか!
もう良心的とかそういった次元ではない。胃袋も心もガッシリ掴まれました。通う。やきそば・豚汁・タンメン・チキンライス・オムライス・とり唐揚げ定食あたりは間違いなく食べないとな。
ゑびすや食堂 埼玉県深谷市原郷198