峠の釜めしのアタマがおかず、定食形式で来たよ峠の釜皿!下のご飯のウマさが再確認できちゃったりして 峠の釜めし本舗おぎのや 群馬の台所(高崎市・高崎駅構内)

今回の「てのひら」さんもウマかったなあ・・おかげで飲みすぎだ金太郎。柏崎駅周辺での朝メシはカットして、長岡駅で朝昼兼ねて何か食べるか。クラムチャウダーとかイタリアンとか。

ところが長岡に向かう信越線に罠があった。ただでさえウチの地元並みの過疎ダイヤだというのに、信号機の不具合とやらで1時間ほど電車が止まってしまった。長岡に着いたのはいかにも中途半端な時間・・

え〜い、新幹線に飛び乗って、グンマでランチにしてしまえ。直前で変更できるネット乗車券はこんな時に便利。帰りの新幹線は充電もできる車両でよかった。

そんなわけで11時半くらい、ちょうどランチタイムに高崎駅到着。高崎といえば絶メシですかね。駅からちょっと歩くけど、黄色いカレーが名物のお店にでも行ってみようかな。

しかしさすがグンマで、その・・とにかく暑い、歩きたくない。駅ビル内に鳥めしの登利平さんのレストランがあった気がする。チキンカツがウマかったよねと歩いていると、なんだか気になる名前のお店があるじゃないか。

群馬の台所」さんということは、おっきりこみとかコンニャクの味噌おでんを食べさせるのかな?さらによく見ると「おぎのや」と買いてある。ああ、峠の釜めしの!

グンマ人みんなが喜ぶ弁当といえば登利平さんの鳥めしですが、対外的に最も有名な弁当は峠の釜めしですよね。久しぶりにいただいてみましょうか。

店内はテーブルがいっぱい、駅ナカ店舗としては広いわね。一人なのできっちり仕切られたカウンターっぽい席に座りましょう。ランチメニューの先頭は峠の釜皿御膳・・むむ、釜めしならぬ釜皿?牛丼に対する牛皿みたいな感じ?

峠の焼きカレーめしなんて飛び道具も気になるところ。カレーは全てを解決する。

梅香る冷やおろしひもかわうどん味噌田楽セットなんて、360度どこから見ても完全なる群馬の台所。なっからうんまいのか〜と悩んでいたら、注文用タブレットの「カレーめし」を指が勝手にタップしていた。直後に店員さんが飛んできて、本日カレーめしは品切れだそうです。

仕切り直しか、では品切れのはずはない釜皿御膳でお願いしましょう。ポチ〜。

5分弱で登場しました峠の釜皿御膳!本当に皿で出てきた!いや、皿なのか?釜のアタマというか、なんだこの器は。

小鉢はわかめの和え物に四角いのはわらび餅ですか。碓氷峠の力餅ではないのね。でも小鉢とデザートがつくなんてさすが御膳だ。

自家製米コシヒカリを昆布メインの出汁で炊き上げた釜めし!白くないのに銀シャリに見える立ち上がったお米!基本のめしがウマいから永遠のベストセラーなんでしょうね。

峠の釜めしに味噌汁って地味に新鮮な体験だな。そして香の物、コレがウマいのよね。特にわさび漬けが釜めしの友すぎて。香の物と素の釜めしだけで満足しちゃったりして。

ウソウソ、ちゃんとアタマもいただきます〜。アンズを最初に食べてしまうかデザートにするかは永遠の命題。シウマイ弁当とおんなじだ。残った容器をどうしたもんかはひっぱりだこ飯とおんなじだ。人気駅弁に必須のクエスチョンがバッチリ詰まっております。

シウマイ弁当のシウマイに当たるメインはやはり鶏ごぼうでしょうか。下のめしと一緒にかきこむのではなく、オカズのように食べる日が来るなんて。

椎茸はマグロ、タケノコはタケノコといったポジションかな?別皿になることで、実はバラエティ豊かなオカズ群だったことに気づかされます。

紅と言いつつ、実は紫芋で染めた紅生姜は色合いも辛味も優しい。こいつとプリプリうずらをめしと共にかきこむのがぼくの中での釜めしハイライト。香の物の小梅はそのままで楽しみ、クリとアンズの甘味で華麗なフィニッシュ。

改めて食べてみると、どれもしみじみウマくてさすがの完成度ですね。こうして定食のように食べた方が満腹感があるような。

駅の施設なんでアルコールもオッケー、上州の地酒も揃います。釜めしのアタマをツマミにちょい飲みなんて、グンマの新しい旅情になりそうな気がしたのでした。

峠の釜めし本舗おぎのや 群馬の台所 群馬県高崎市八島町222 イーサイト高崎 2F

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