
信州プロレスに参加するアクトレスガールズのメンバーを追っかけて、未到の地である売木村へ。

入場無料というのに3時間以上たっぷり楽しませていただきました。でもホラ、ちゃんと応援チケット買ったし募金もしたし、ヨシ!
長野県の全市町村で大会を行っている信州プロレスさん。へ〜、素晴らしい試みですね‥なになに?翌週に売木村の隣にある平谷村で大会を行い、またアクトレスガールズの三名が出るって‥?
えっ、たった1週間後にまたバカみたいに狭い峠道を通らなきゃダメなの?
まあ来週のことは来週考えよう。今日はちょっと北上、岐阜県に入った恵那市に宿を取ってあるのだ。プロレス観戦の後にデカい風呂とうまいメシ。これぞバカンス。

女城主「おつやの方」で名高い岩村城址のすぐ近く、目の前と言っていい場所にあります「岩村山荘」さん。
何年前だったかな〜、中津川の友人に勧められて泊まったらすごく良かったんです。今回の会場から近かったので再訪してみました。

プロレスが長引いたので、ひとっ風呂浴びたらすぐ夕食だ。
岩村山荘さんの名物は、囲炉裏での炭火焼きを楽しむ戦国料理。今回は夏ということで、鮎メインのコースでお願いしました。

前菜は鮎の煮びたしや飛騨牛の旨煮や田楽など、恵那の風土の自己紹介。
旅館の前菜って見てくればかりで味はイマイチなこともあるけど、これはどの料理もしっかり美味しく‥そう、お酒がなければ始まらないよ!

目の前に炭火があるもんで暑いですからね、冷酒をいただきましょう。女城主 純米吟醸を願いま〜す。

岩村山荘さんから車で1分くらいの岩村醸造さんが醸すお酒です。

さすが戦国料理、ピコピコ動いている活き鮎を目の前で焼いてくれます。豪快じゃのう。

そして鮎の活き造り!これまた頭が元気に動いているよ!
カラシとポン酢でいただくと、清流を泳いでいる姿まで見えるような澄み切った味。サラサラ〜と血液まで浄化されてしまいそうだ。
鮎刺しにはカラシが妙に合うんですね、知らなかった。
‥斜め隣の席にいるおじさんが「あんなのあるの?追加できる?」と頼んでいました。そうだよね、うまそうだもんね。

次に運ばれてきたのは戦国料理の兵士たち。
飛騨牛に鶏ちゃん風鶏の味噌漬け、恵那産のバカデカ椎茸や野菜等盛りだくさん。

よし、焼こう!ついでに先ほどの鮎の中骨も焼いて骨せんべいにできます。

飛騨の魂・朴葉味噌。そのままなめてよし、ネギなどにつけてよし、女城主がスルスル進んでしまう。

飛騨牛肩ロースはやはりスターたる存在感。うめえ〜。
鶏の味噌漬けもむっちりすごい歯ごたえ。恵那地鶏なんですか?道理で。

骨せんべい。中骨だけでもしっかり鮎の香りがする!パクパクしていた頭も美味しくいただきました。

戦国シリーズとは別に焼いて持ってきてくれた五平餅。中津川の友人はコレが大好きと言っていたな〜。数年会っていないしSNSでも音沙汰ないけど元気なんだろうか?

ビックリしたのがじゃが餅。この辺のいも餅は里芋で作るそうですが、これはすごくじゃがじゃがしい風味だ。
何もつけなくてもうまいし、朴葉味噌をつければ飛騨牛とタメを張るほどの大ご馳走。

鮎が上手に焼けました〜!もちろんスタッフの方が見てくれたんですけどね。
川もイケスも水が素晴らしく綺麗なのでしょう。活き造りと同じように清澄極まりない風味がたまらないって!
イケスから出したての活き鮎を炭火で焼いて、火から下ろしたアツアツのところにかぶりつく。鮎の食べ方として最上級ですって。

え、もう一匹焼いてくれちゃうの?こちらはどうやら魚田になるようです。

魚田待ちの間に出たのは稚鮎の春巻き。天ぷらや唐揚げでなく春巻きは新機軸ですね。柚子胡椒つきというのがまたニクい。
この辺で、先ほど真似っこ注文したおじさんがお酒を持ってこちらに来る謎イベントが発生。
「おかげさまで美味しい刺身とお酒に出会えたんで、注がせてください」ですって。あ、活き造りだけじゃなくて冷酒もマネしたんですか?それじゃ確かに一杯いただく権利がありますね。

鮎の魚田が焼き上がりました。うんまい鮎に味噌なんて塗る必要ある?とか思うんですが、食べてみれば塩焼きとはまた違う良さがある。
塩焼き4匹に魚田2匹に活き造り2匹とか鮎連隊を組んで、これでもかとお酒を飲んだら楽しいだろうね。時々ウルカをなめたりしてね。

コッテリ魚田の後はイカとキュウリの酢の物。なんと素晴らしいメリハリでしょう。
そろそろシメの波動を感じたので芋のロックをいただきましょうか。

うえ〜い、なみなみと入れていただきましたね。ありがてえありがてえ。
ついでにおじさんが何度も日本酒を注ぎに来てくれてありがてえ。もしかして飲みきれないほど頼んじゃったんですか?いくらでも引き取りますよ。

なんと食事モノまで鮎!鮎雑炊だ!嬉しい〜!
1匹分どころではないほどゴロゴロしている鮎。おかげで出汁がうまいのなんのって。この辺の特産あじめこしょうをパラリと振ると、意外なほど辛くて食欲マシマシ。
鮎雑炊と芋ロックなんてコケと土の香り対決、ゴジラ対ビオランテより好勝負だねえ。

ラストのデザートは山岡町の寒天。長野や岐阜の山奥は海がないのに天草の加工が盛ん。すごく寒いけど雪は少ない、そんな特殊な気候が良い寒天には必須なんですって。
見事なまでに地産地消メニューと清冽な鮎。いや〜素晴らしい夕食でした。囲炉裏だけにちょっと(すごく)暑いので、汗かきマンはタオル持参をオススメします。ぼくは忘れてしまって、お手拭きを3枚くらいもらうハメになりました。
さて、おじさんのおかげもあってたくさん飲んだな。プロレスの写真をツイットしたらとっとと寝よう。おやすみなさ〜い。
岩村山荘 岐阜県恵那市岩村町富田569―1