GWということは、そろそろ夏。名残のかきフライと参りましょうか にしけん(太田市東別所町)

GWに入った頃の話です。後半は新潟栃木三泊四日ツアーの予定があるので非常に忙しい。前半は‥どこも混むだろうし、グンマでゴロゴロしている他ないな。

ただ転がっているだけなのに腹はへる。何食べよう‥インスタでも見て決めるか‥おおっと、あそこがランチ営業?そうか今日って日曜か。行かねば、行かねば〜!

太田市東別所町、アブラの香り漂う山岡家さんの隣にあります「にしけん」さん。夜のみ営業、完全予約制の高級和食店らしいのですが、昨年末あたりから予約なしのランチを始めてくれました。そのランチも日曜日のみと狭き門なのは変わらんのですが。

開店の11時半ちょうどに来てみると、すでに駐車場には車が数台。みなさん針の穴のタイミングを狙うラクダのように詰めかけたようですね。

店内の大きな冷蔵庫には名のあるお酒がズラリ。やっぱり夜に来ないとダメだなとか独りごちながらカウンター席の隅っこに陣取ります。

奥の座敷に団体さんが入ったようで、女将さんはなかなかこっちまで来ることができないようです。どうせこの後も転がってゲームをやるだけ、のんびり待つとしましょうか。

ランチメニューは極 アジフライ定食自家製粗挽き二八そばの二本柱です。定食に生卵をつけるか、そばにフライか卵かけご飯をつけるか、そのくらい。

でもGWということで、かきフライに滑りこみセーフだった!あじとカキ両方もいいけれど、名残を惜しむためにかきオンリーだな。かきフライ定食に決めた!決まった頃に女将さんも来てくれたぞ。

女将さん「お時間をいただいてしまいますがよろしいですか?」

薄々勘づいてはいたので大丈夫です、いくらでも待ちます。GWで一族郎党揃ってしまっては仕方ない‥できればもうちょっと大きなお店に集まっていただきたいですが。

器もいいけどお茶もいいねえ。冷たいお茶がうまい季節になりました。

なるほど結構待ちましたが、ここまで完璧な定食ビジュアルなら無理もない。厨房が一人であれば、むしろ早いと言えるのではないでしょうか。

酢と胡椒が効いたサラダで胃の暖機運転、ヨシ!昆布の旨味豊かなお新香も今後の活躍が期待されます。

きめ細やかなパン粉で包んで、じっくり低温で揚げたと思われるかきフライ。程よい中粒が半ダースもあります。あじフライのオマケであるはずの骨せんべいまでサンビスですか、嬉しいね。

ご当地太田産コシヒカリは白銀に輝き、赤味噌に三つ葉が映える味噌汁は高級和食店のワザ。コレならフライ不在でも、生卵だけで立派な定食になってしまうかもしれん。

かきフライを彩るのはピンクの岩塩・ソース・自家製タルタル・カラシ・レモン。6ピースあるから組み合わせての楽しみ方は無限に近い。こいつは面白くなってきたぜ。

レモンは問答無用で全ピースにしぼり、右の2つには岩塩をガリガリと。センターはそのままにしておいて、左側3つにはソースをタラリ。

タルタルとカラシは高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処していくとしよう。行き当たりばったりとか言わないで。

初手、塩レモン!ぐはふは、うんめえ〜!薄〜い衣を噛みやぶると飛び出す磯のウマ汁を見れ〜。やっぱり素晴らしいウデマエだな。ジューシーなんて生やさしいレベルじゃない、小籠包ですら恥ずかしそうな顔をしているぞ!

いけない、こぼれ出る汁は太田コシヒカリに全部吸わせないと。

タルタルは丸く穏やかな酸味でご飯を呼ぶこと疑いなし。しからばプレーンにしておいたセンターのかきをタルタルの化身として、おかずのエースに仕立てるのだ。

色々な組み合わせで楽しんで、ラストは調味料全使用のかきフライ。ご飯の配分もビシッと決まった!

骨せんべいをガリガリかじってごちそうさま。

今期ラストかきフライはトリを飾るにふさわしい逸品でした。これで秋まで生き延びることができる‥!と言いつつ、夏には岩牡蠣を食べている姿が見えるけど。

そして骨せんべいをかじるとあじフライも食べたくなる‥それより何より、とりあえず夜に来なくちゃダメでしょ、にしけんさん。

にしけん 群馬県太田市東別所町148

前回・そばとアジフライ

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