背ごしがあと3切れほどになったところでやって来たのが
鮎そうめん。鮎も川魚だから牛蒡が合うんですねー。主賓の塩焼きを前に減っていく日本酒。
そして主賓が。
鮎の塩焼き…あ、化粧焼きと言うのですね。確かにお見事。琵琶湖の鮎は小ぶりとのことですが、確かにラブリーサイズ。鮎は小さいのが好きなのでちょうどいい。鮎を頭から食べて、冷酒をゴクリとやると、夏本番ですねー。美女、鮎、酒…今なら笑顔で死ねる。
そして鮎鮨。たたみかけてきますよ。また二切れ程度なあたりがわかっていらっしゃる。板さんは酒飲みなのか?うれしさのあまりちょっと泣いていいですか❔
旅館でよく見る固形燃料のアレは鮎の柳川風。さっき牛蒡との組み合わせに感心したばかりじゃないですか!こんなもん酒に合わないわけないじゃないですか!帰ったらマネして作ろう。「うまい うますぎる」と埼玉県民風に喜びます。
鮎天ぷらと鮎の洗い。洗いは酢の物ポジションみたいです。大きな鮎の骨せんべいと稚鮎のまるごと天ぷらの嬉しい二種類。なんてセンスがいいのでしょう。「うまい 鮎 うまい」とラーショ風に喜びましょう。
そしてやっと〆の鮎茶漬けです。満腹ですが、梅とワサビと鮎という食欲増進剤のトリプル効果で食べてしまいます。鮎釜飯のコースもあるのですか。では来年の夏…。
あ、デザートもあるのですね。果物もアイスもいける先割れスプーン。変な所で合理的ですね。
いやー、満足しました。料理が運ばれてくるタイミングもピッタリです。冬の鴨すきも気になるので再訪したい。仲居さんの名前も覚えてしまいましたが、加賀屋さんみたいに指名できるのかなあ。気持ち悪いと言われるだけ?そうですね。
宿の周辺には琵琶湖以外何もありません。琵琶湖は海みたいに見えるけどやはり湖、まるで潮騒がないので大変静かです。お酒も回ったところで寝てしまいましょう。また明日。
旅館 紅鮎 滋賀県長浜市湖北町尾上312