イノシシ・ソバ・鮎の海なし県三銃士をいっぺんに楽しんでしまおう 扇乃館(那須郡那珂川町)

イノシシ・ソバ・鮎の海なし県三銃士をいっぺんに楽しんでしまおう 扇乃館(那須郡那珂川町)

八溝ししまるそば、うまかったー!また食べに行かないと。

「そば‥?最近おいしいそば食べてないよ‥お前が群馬にいないから」

ふはっ、ホラー映画のようなタイミングで出てきたのは母ではないですか。えーと、イノシシのそばを食べにいくのですが、行きます?

母「イノシシじゃなくて普通の天もりがいい」

いや、そりゃーあるでしょう。そば屋さんだもの。

母「美味しいの?」

初のお店なんで知りません。それでもよろしければ連れて行きます。

というわけで、母とやってきたのは那珂川町の「扇乃館」さん。以前に温泉トラフグを食べに来たのですが、そのお店が移転。しばらく空き家っぽかったのですが、ある日いきなり新しい看板が出ていたのです。

「うなぎ・そば・鮎」と山の幸が並んでいるところに、なんとイノシシまであるらしいです。八溝ししまるのHPに書いてありました。

店名も建物もそのまんまですね。でも温泉とらふぐは看板にないから、中の人がかわっているのかな?

11時5分くらい、開店直後に一番乗りで入店。テーブル席に案内してもらってメニューを見ます。そば・うなぎ・アユ・あなごにカレー…ほんの少し不思議な組み合わせ。えーと、八溝ししまるは…?

なぜか野菜天丼セットに惹かれましたが、今日のテーマはそこではありません。

いたー!八溝ししまる南蛮!税込950円ですね。こちらをくださーい。

母「私は天もり

悩むとかないのかな?ブレない人だなあ…

ほどなくしてやってきました、八溝ししまる南蛮!南蛮というネーミングですが、つけ麺スタイルでの登場です。

おお、そばの色とツユの具沢山っぷりが素晴らしい。ビジュアル面は完璧‥!

そばに惚れ惚れしていたら、鮎も来たー!!うはー、なんと麗しい‥

それもそのはず、すぐ近くの林屋川魚店さんの鮎だそうです。いつもこの道を通るのは林屋さんの鮎のため。本当にウマいんです。養殖鮎でいえば上限値に達していると思います。

はい、そしてそば!田舎だけに田舎そばかなーと思ったら、細めの美しい系そばでした!

母「これは美味しそう〜」

そば好きな母もご満悦な模様。「そばは間をハエが通れるくらいざっくり盛るものだ」と何かの本で読んだ気がします。真偽のほどは知りませんが確かにウマそうに見えるし、そば同士が絡まず食べやすい。

見ただけでお酒が欲しくなるつけ汁。この中にししまるくんが潜んでいるのか‥!

玉子焼きとぬか漬けがそっと添えられていました。このぬか漬けがもらって帰りたいくらい美味しい。漬物が美味ければもう他のメニュー全てが美味い。きっとそうだ。

ではそばをまずはそのままズルル〜。見た目の通り素晴らしいのどごしのそばです。噛む前からのどの奥にすべりこんでしまう。水切りもいいし適度に冷たさだし、いいなあ。

母「おいしいおそばだね!ウチの近所にあればいいのに」

近所の母のお気に入りの店、閉めちゃいましたからね‥

次はツユです。具をすくってみると3種のキノコとナスがたっぷり。そしてししまるくんは細切れになっていて、全力でツユを旨くしていくスタイルですね。これはもう野趣あふれすぎで酒が欲しくなる‥どうやら八溝ししまるは昼間食べてはイカんものらしい‥

そばにツユをたっぷりめにつけて、ずずーと。あー、いいよこれ。この手のつけそばは鴨つけが大好きだったけど、イノシシは強力なライバルだな‥!問題はほとんどの店にないことだ‥

あ、地産地消というやつか、大田原さんの唐辛子があった!これをぱらぱら‥うん、もちろん普通の唐辛子との違いはわかりませんが、イノシシ出汁たっぷりのそばツユにピッタリ。まあ醤油味の豚汁みたいなものですから、当然だ。

出汁要員かと思いましたが、しっかりとした大きさの肉もあります。イノシシ肉は煮ても固くならないと聞いたけど、本当だ。むぎゅむぎゅと旨味がにじみ出てきます。

そう、そして鮎!イノシシ・そばと来てからのトドメ、鮎!山の幸の女王!それはコシアブラじゃないかって‥?あの方は春〜初夏の女王で、夏と秋は鮎なんです。私の中で。

串からはずして頭からガブー。おお、さすが林屋川魚店さんの鮎‥天然みたいにコケの香りプンプンじゃないけど、さわやかで淡い香りとみっちりつまった肝がたまらん‥

これで酒がないなんて…と言いたいところですが、実は林屋さんでもう買ってあります。帰ったら鮎5匹で日本酒大会です。なのに昼も食べる。バカよ、まさに鮎バカ‥!

私の数少ない長所は「魚の食べ方が綺麗な方」ですが、鮎やイワナ程度の大きさであれば、綺麗とかそういうレベルではありません。頭はウマいし、尾びれもカリカリしてせんべいみたいですよ。

母「天ぷらもおいしいよ」

まあ、これは見るからにウマそうです。山菜シーズンにも来てみたいお店ですね。

母「穴子の天ぷらも食べてみたいね」

メニューにありましたね…そうか、次はししまる南蛮に穴子天単品の術か!しかし穴子天が250円ってどういうことなんだ。4分の1カットなのかな‥

ししまるのつけ汁はそのままおいしく飲んでしまいましたが、母のそばつゆをもらってそば湯も楽しみます。普通のツユもしっかりとしたダシでおいしい。はー、ほっこり。

やはり八溝ししまるは美味しい‥またどこかで食べよう。困ったことにこの辺は馬刺しのメッカでもありまして、よく買いに来るんですよね〜。

 

扇乃館 栃木県那須郡那珂川町三輪11−9

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