【温泉編】あわら温泉 つるやさんの特別室・大観に泊まってみよう あわら温泉 つるや(あわら市・芦原温泉駅)

元加賀屋の若女将を追いかけて予約してしまった「あわら温泉 つるや」さん。部屋編に続いて今回は温泉編です。

仲居さんに諸々説明してもらったところ、温泉たまごを作れるサービスがあるそうです。さっそく行ってみましょう。

和風ダンジョンといった趣の廊下は畳敷きでスリッパ不要。これがすごく快適なのですが、掃除をされる方は大変だろうな。

こちらはお客様サロンというゆったり空間。囲炉裏や読書コーナーがあって湯上がりのひと時をゆっくり過ごすスペースですが・・確かここって言っていたような、温泉たまご。

コーヒーマシンとアイスキャンディーのサービスなんてのもあるのね。お子様が血まなこでキャンディーを選んでいました。ミニサイズなので夕食の障りにもならないし、これはいいね。

あっ、コーヒー結局飲まなかったぞ。ざんねん。

そしてコーヒーマシンの横に・・あったぞ、温泉たまご用の生卵!よし、一人一個持って作ろう。できるかな?

サロンの外に出れば足湯と温泉たまご製作所。番号札つきのカゴに卵を入れて、

この温泉に20分浸せばできあがり、だそうです。その間はサロンでコーヒーを飲むもよし、

足湯に浸ってのんびり待つもよしということで、足湯にしよう。ぼくの足を写しても誰も得しないので、腰かけ台だけ撮りました。館内を裸足で移動できるから足湯に入るのも楽チンでいいね。

いや〜効く。ものすごく温まって汗がにじみ出る。すごいな足、第二の心臓ってウソじゃないな。

Apple Watchがプルプルしたので20分経過だな。引き上げたカゴから卵を取り出して、アチチと皿に割り入れます。あらまあ、見事なおんたま!

温泉の塩味でほんのり味がつくということでしたが、本当だ!醤油と塩も置いてあるけどそんなのいらない。わずかな塩気が黄身の味をひきたてて、すご〜くウマい!ルシウスのように日本酒をひっかけたくなるぞ。

この温泉たまごはお土産売り場で買うこともできるそうで、寿命が7日くらい延びる気がするのでオススメです。

温泉たまごと足湯を楽しんだなら、今度はじっくり全身で温泉を楽しまねばなりますまい。せっかく温泉付きの部屋にしたのだ、ドーンといこうや!

洗い場は2つ、広い内風呂に露天風呂。こんな立派な温泉に誰にも遠慮なく入り放題なんて天国か?

明るいうちから入る露天風呂、なんたる心の贅沢だろう。内風呂に負けず、一人で入るには広すぎるくらいの大きさ。ほのかに漂う硫黄の香りで温泉気分大アップ!熱めの湯がまた気持ちいいのなんの。

ちょろちょろと飲泉用のお湯も出ているのでちょっと飲んだら、すごく熱くてすごく塩味。なるほど、飲んで分かるナトリウムとかの塩化物泉なわけだな。こりゃ卵に味もつくわね。

弱アルカリなのでしょうか、入っているそばから肌がツルツルになっていく。この後に畳敷きの廊下を裸足で歩いたら滑ってコケそうな勢いでした、いやホント。

熱い露天の後にぬるめの内風呂に半身ほど浸かると、汗がぶわぁ〜っと噴き出してくる。ふわ〜効く。ととのうなんてもんじゃねーぞ。

なんで露天と内風呂でこんなに温度が違うのかしらと思ったら、熱交換器を使ってあえて差を出していると夕食時に女将が教えてくれました。埋めずに熱交換器を通したかけ流しなんだね。草津の湯もみみたいなもんか。

塩化物パワーでいつまでも湯冷めしないし、すごく良いお湯だなあ・・良すぎて翌朝も部屋の風呂で済ませてしまって、結局大浴場に行き損ねたでござる。

友人「内風呂は綺麗で広かったけど、露天の広さはあまり変わらなかったかな。ここほど温度の差もなかったよ」

なるほど、ならばこっちの方が遠慮なく楽しめるからヨシ、悔いはなしということで。もっとも夜中の3時に男女入れ替えがあるので、夜と朝で異なるお風呂に入れるとか。風呂なしの部屋でも大いに楽しめそうですね。

次回夕食編につづく

あわら温泉 つるや 福井県あわら市温泉4-601

部屋編はこちら

夕食編はこちら

朝食はこんな感じ

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