宇都宮に来たら餃子!ではなくジンギスカンだ!北海道じゃないのに極上の生ラムが出ちゃうんだから そら豆(宇都宮市二番町・宇都宮駅)

最近は宇都宮で飲む機会が増えました。なぜなら行けども行けども行きたいお店が出てくるから。いや〜嬉しい悲鳴というやつだな。

海鮮や鍋物が続きましたので、お肉が気になるお店に行ってみましょうか。ん、餃子?それは後でいいかな、並びたくないしな‥

宇都宮でお肉といえば「あのタレ」のステーキな気もしますが、今回は自分で焼くことにしよう。やって来たのは宮の橋を渡ってホテルニューイタヤからちょっとの所にあります「そら豆」さん。なぜか宇都宮でジンギスカン専門、しかも大人気という話です。

人気店なので予約の電話を入れたところ、素晴らしい応対をしていただきました。つまり美味しいのは確定しております。

面白い形の建物に入ると、テーブル席は団体さんが大盛り上がりな様子。こちらはカウンター席に案内されます。

まずは飲み物ですね。友人は生、ぼくは‥赤ワインをボトルでもらっちゃおうかな。

何本か見せていただきましたが、結局ハウスワインに落ち着きました。お値段以上であることが多いチリワイン。なんだかグラスもオシャレだね。

ジンギスカンメニューはいたってシンプルで、ラムロイン ねぎ塩ラム肩ロースの二種類のみ。

あとは焼き野菜やキムチやトマトのベジ部隊、おにぎりや冷めんのシメ担当。

悩むほどでもない気がするけど、初めてだからお店に任せちゃった方がいいかな。4500円のコースが二名から行けるようなのでお願いしましょう。

お通しはキムチ盛り合わせです。甘味が非常に後を引いておいしい。白菜キムチをタッパーで持ち帰りたい。

ジンギスカン鍋と共に登場したのはラムロイン ねぎ塩!生後何ヶ月って言ったかな、幼いラムのお尻あたりの部分だそうです。

店員さん「焼き方はご存知ですか?」

特別な肉だから焼き方も特別なのかな?いや〜初めてなもんでと答えると、手早く見本を見せてくれました。

なるほど、しゃぶしゃぶ気分で両面を炙るだけなのね。ジュっと言ったらサッと返して、ジュっ。

ネギとレモンでいただきま〜す。

‥なんと澄み切った風味でしょう。あなた本当にお肉ですか?肉食を「なまぐさ」とか言った昔の人に食べさせてやりたいほど純粋な赤身だ。「食は三代?」の生肉クイズで出た羊はこんなだったのだろうか。

ちょっとかかっている塩とネギだけでものすごくうまいわ〜。ワインはもちろんだけど日本酒、特に生酒が欲しくなっちゃうな。知らなかった羊肉の門が開いた!

正直後ろの宴会が盛り上がりすぎだな〜と思っていたのですが、このラムを食べたら全く気にならなくなりました。もう音なんて知らない、食に没頭しちゃう。

ラムロインを食べ終えた頃を見計らって出たのは肩ロース。こりゃゴージャスなと思ったのも道理、コースの場合は一人当たりニ人前盛ってくれるそうです。

ドーンと焼き野菜も登場。

店員さん「お野菜は最初に置いちゃいますね〜」

ありがたいですねえ、お願いします。

ざばーと野菜を広げて、鍋のてっぺんに脂を置いて、そこで肉を焼いていくわけですね。さっきよりはよく焼いて、タレをつけてバクリ。

うわ〜、こっちはパワフル!ディスイズお肉!羊肉の良いクセがしっかり出てうまいね〜。やはり澄んではいるけど、ニク食ってんな〜というパンチある旨味がすごい!タレもスッキリさっぱりコク深でベルのたれもビックリ。

こんな美味しいラムがまだこんなにあるっちゃ!スライスニンニクもあるし、タレの味変にカレー粉・一味・おろしニンニクも揃います。ラムにカレー粉とニンニクなんて約束された組み合わせだからね〜。

いくらでも食べたい肉がいくらでもある天国。どんどん食べるからどんどん焼け〜!

タレがうますぎて野菜の味も引き立ってしかたない。シイタケやモヤシでワインが飲めるよ。もちろんラムとワインは仲良しすぎるので、ボトル一本で足りるはずはなかった。

これでもかとニクをいただいて、シメの食事で俵おにぎり。ぼくはおにぎりで焼酎を飲むのが好きなんだな。

食事モノなので汁物もつきます。たまごスープ!肉と野菜たっぷりにシメまで、まさにコースで4,500円はしあわせだなあ。冷麺食べてみたかったけど入らないわ〜。

でもブルーシールの塩ちんすこうは大好きだから食べちゃう。うわ〜沖縄行って新垣ちんすこう買いてえ〜。

後ろの宴会が大いに盛り上がっていたのもわかる。こんなニクでおビール飲んだら楽しくてしかたないよね。ビールで大騒ぎもよし、ワインでじっくり集中もよし、うまいニクはどう食べてもうまいのだ。

ジンギスカンの認識がガラリと変わるお店がなぜ北海道でなく宇都宮に?謎を解くためには通わなくてはならないのだろうか。よしきた。

そら豆 栃木県宇都宮市二番町1-11

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