【部屋編】あわら温泉 つるやさんの特別室・大観に泊まってみよう あわら温泉 つるや(あわら市・芦原温泉駅)

和倉温泉のラスボス・加賀屋さんの若女将があわら温泉の旅館に移ったと聞いて、思わず予約してしまいました。しかも露天風呂付き特別室!勢いって怖い。

福井の観光といえば恐竜・崖・お寺(あとメガネ)。まずは永平寺で豆腐ランチと観光を決めました。

その後は今年の4月にオープンしたという「道の駅 蓮如の里 あわら」で果物を買ったり「池上ひまわりパーク」で撮影をしたり、なんだ福井、思っていたより見どころたくさんじゃないか(失礼)。どこも恐竜グッズ満載だけどさすがにメガネは・・と思っていたら、道の駅にメガネ型お菓子があったのには感動しました。

さて、そろそろチェックインにちょうどいい時間ですよ。

ひまわりパークから5分、湖沿いの田舎道が急に「いかにも温泉街」っぽくなってビックリしていたら「目的地に到着しました」とナビが言う。本日のメインイベントは「あわら温泉 つるや」さん!しかし雰囲気が変わっだと思ったらすぐに着いたな。昔ながらの温泉街の密集感、好き。

玄関前に係の方が待機していて、名乗ると車を預かってくれるバレーパーキング。ササーっと出てきた仲居さんたちは荷物を持ってくれたりロビーまで案内してくれたりと流れるようなサービス。なんとなく既視感・・そうだ、加賀屋だ。手厚いおもてなしが行き着くところはここなんだな。

ゆったりしたロビーで優雅に記帳を済ませます。なんだか偉くなったようだ。あっ、お出迎えの人の中で一際目を引く凛とした姿・・加賀屋の若女将、いや、今はつるやの女将さんだ!あいかわらず綺麗じゃのう。

友人「なんか雰囲気が・・いやもう骨格から女将さんとかキャビンアテンダント〜!みたいな感じの人だね」

そういえば元CAさんだったと思いますよ。言われてみると確かに・・他の職業が思いつかないくらいそんな感じだなあ。接客特化型骨格なんてあるのだな。

ウェルカムサービスの抹茶とアツシボで本日の運転終了のお知らせ。ふは〜と文字通りひと息つきます。お茶菓子は福井らしい羽二重餅で、すでに二つに切れているのがいかにもお茶向け。

福井の人には有名らしい壁の絵を見ながら、部屋へと案内していただきましょう。

館内の廊下は畳敷きでスリッパいらず。屋内では裸足民族としては嬉しいかぎりです。いや〜しかし広々と贅沢な造りですね。

はい本日のお部屋、特別室「大観」に到着です。部屋指定料プラス人数分の宿泊代で、二人なら税別10マンくらい。じゃらんで言えばハイクラスの価格帯になってくると思いますが、どんなお部屋なんでしょう。

一歩踏み入れたら階段があった。なんだそれ。階段を登るとメインの和室、左手は洗面所と浴室、右手は茶室となっているようです。茶室・・?

もちろん最初は和室に案内していただきます。15畳という数字以上に広く感じる開放的な空間だ。素晴らしい、ディスイズ旅館!クッションがなんだかへっこんでいるのは一度座っちゃったもんで。

ここで改めて部屋担当の仲居さんの挨拶を受け、部屋や館内の説明をしてもらいます。夕食のスタート時間は18時から19時まで選べるということで、間を取って18時半でお願いしました。

浴衣は大きいものを改めて持って来てくれるそうです、デカくてスマン。浴衣の帯は寝心地の良さそうな柔らかいもの。さらに動きやすい作務衣タイプの用意もあったりと文句なし。

さて全力でくつろぎますか。なんせ夜の10時40分という訳わからん時間に起きていますからね。

旅館のくつろぎタイムに必須の広縁もバッチリで安心。広縁の椅子は頼りないモノが多いですが、こちらはゆっくり腰かけることができそうです。

さっそく座ってみるか。綺麗な中庭も見えていいじゃないの。ああセミが鳴いている・・今年のグンマは暑すぎて全く鳴かないの。女将さんにも「日本一お暑いところから」なんて言われたな。グンマも変なことで有名になったもんだ。

障子を閉めてみればなんたる幽玄。有名な棟梁の手による数寄屋造りの名建築なんだそうですよ。建築のことは1ピコキュリーもわからんけど、この部屋が素敵なことは間違いないぞ。

せっかくだから茶室も見てみよう。数寄屋ってそもそも茶室から出た言葉でしょ?たぶん。

○の掛け軸はなんとなく永平寺のお膝元な感じでいいじゃないか。わびさびで禅だ、きっと。

奥には茶道具も置いてあった。手ぶらでお茶会ができちゃうんだね、やらんけど。そういえば道の駅に抹茶が売っていたなあ。お茶といえばの松江と金沢の間くらいだから、この辺もお茶が盛んなのかしら。

この部屋のみ冷蔵庫の飲み物はサービスということでした。ビールにワイン、ソフトドリンクはウーロン茶やコーラがあってありがたい。右のほうじ茶はもう開いているけどなんだ。

友人「あ、飲みかけ入れといた」

なるほど、ぼくも入れよう。常温の水のペットボトルも棚に置いてあるからそれも冷やしてしまえ。

さて、お目当ての浴室を探検だ。

立派な洗面台は2人同時に使用可。やたら広い脱衣所にはカゴを置く棚が6人分くらいあるぞ。これまた広いトイレもあるし、このスペースだけで寝泊まりしろと言われても困らないかも。むしろ個室を賜ってしまった気分?

そして温泉はなんと内風呂と露天風呂の両方が!これだ、このために特別室にしたのだ。もうひとつの温泉付き特別室は露天だけだったような気がします。よし、さっそく飛び込む・・前に、そうだ。

仲居さんが温泉たまごをぜひ作ってみてくださいとか言っていたよね。ちょっと館内を探検してみましょうか。部屋の鍵は・・おや、マグネットでくっつくタイプだ。面白いね。  温泉編につづく

あわら温泉 つるや 福井県あわら市温泉4-601

お風呂はこちら

夕食編

朝食編

道の駅 蓮如の里 あわら 福井県あわら市吉崎1丁目801

池上ひまわりパーク 福井県坂井市三国町池上48

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