黒壁スクエアから琵琶湖沿いに北上すること15分、今回最大の目的地である「旅館 紅鮎」に到着いたしました。では写真をと思ったのです、が。
到着するなりきれいな女性がすっとんできました。「オーヤマ様ですね。駐車場にご案内します」あらー、名乗る前にわかるんですね。一人だからかな。もちろん悪い気はしません。
チェックインをすませ、ウェルカムオレンジジュースを飲み終えると、着物の仲居さんが荷物を持ってくれますが…これまたきれいな方。滋賀は美女の産地なんでしょうか。登場人物みんな美女って、まるで恋愛ゲームのよう。もちろんどの選択肢を選んだところで、なんのフラグも立ちませんが…
この旅館、みなさん「おかえりなさいませ」とむかえてくれます。自宅に帰ったかのようにくつろげという意味でしょうが、美女に言われると、ナントカ喫茶に来たようでおケツこそばゆいですね。
部屋からは琵琶湖を一望。竹生島も目の前。Panasonicのマッサージチェアも完備。各部屋に置いてあるって珍しいですね。
部屋には露天風呂も。冷泉とのことですが、到着時にはばっちり適温にしてくれています。湯の花がぷかぷか。源泉感ばっちりですね。ゲンセンカン主人が源泉館だと気がつくのに4年くらいかかった私はアホなのか。
風呂から上がってマッサージチェアでダレていたら、先ほどの仲居さんが。
仲「夕食の際のお飲物はどうされますか?」
私「地酒がいいです」(即答)
仲「地酒ですとこちらの4つがございます」
4つですか、なるほど。それでは
全部いただきました。左から七本鎗大吟醸・七本鎗純米・湖音純米吟醸・川島酒造蔵囲い無濾過。この後七本鎗の純米生原酒があると判明して、そちらもいただきました。七本鎗は北大路魯山人が好んで飲んだとかなんとか書いてありました。あ、ラベルの字も魯山人ですか。すごいですね。
まずは苦うるか和えにじゅん菜、エビの隣の丸いのは…忘れた。苦うるか和えだけでずっと飲んでいられます。これを食べ終える頃、実は夕陽のベストタイムでしたが
鮎の背ごしがいらっしゃったので、夕陽どころじゃなくなりました。おひさまは毎日沈むけど、鮎は夏しか食べられない。
あーうまい、鮎はお魚のホームラン王だー(©西原理恵子)と食べていたら、あら。キュウリで作ったカエルさん。細かいことしますねー。
品数が多いので、後半につづきます。
旅館 紅鮎 滋賀県長浜市湖北町北町尾上312