20階に到達しますと、立入禁止の表示がゾロゾロと出てきます。
たとえばエレベーターから降りるとコレ。
そして部屋の前にはコレ。普段は「館内見学ツアー」のメインらしいです。この日のツアーに参加した方々、ごめんなさいね。(えらそう)
隣にあるもう1つの迎賓室白韻にはお客さんがいなかったのか、看板はなかったです。
では部屋に入りましょう。あ、靴はそのままですか。洋風ですね。
…えーと、玄関からの通路…ですよね、ここ。エントランスでだけ何畳あるのか!と言うのは貧乏人ですか?なんか変な所に椅子があるし(伏線)
こちらへどうぞと導かれて入ったのは
なんでしょう、この大戦争の講和会議でも行われそうな応接間は…
ここで仲居さんが「それでは部屋担当の者にかわりますので、どうぞおくつろぎを」と退場。
どうやら「お出迎え〜荷物を部屋まで運ぶ」担当の仲居さんだったようです。あらー、まさかの再抽選。そして1・2分くらいでしょうか
「失礼します〜」とのんびりした声がしまして、入ってきたのが、真のこの部屋担当であるMさん。あら、お若い方じゃないですか。見事に確変昇格!T氏の笑顔が雲一つなく晴れています。
そのMさんが持ってきてくれたのはウェルカム抹茶とお菓子。
わぉ、これは美しい。そしてT氏には違うお菓子が。
抹茶ってウマいですよねー。いやー、ほっこりしました。次いで煎茶と干菓子が。いいですねー。さて、ここでT氏が無茶振りをします。
「俺はほら、毎朝頭そってるんだけど(※彼はスキンヘッドです)横すべり防止がついたカミソリじゃないと切れちゃうんだよね。そういうのって、ある?」
いや、普通の宿には置いてないと思いますが…というか、頭をそる人はmyカミソリを持ってきそうなものですが。
「少々お待ちいただけますか」とMさんが部屋を出ていきました。さすがにちょっと驚いた顔をしてましたね。
「銀◯荘はありませんで終わっちゃって、お台場のホテルはあったんだよ。さーて、日本一のここはどうかな?」とニヤニヤしているT氏。あまりにも斬新なホスピタリティ判別法です。
「大変お待たせいたしました」あ、戻ってきた。
「横すべり防止がない5枚刃と、横すべり防止がついた3枚刃がございますが、どちらがよろしいでしょう」
・・・さすが「できません、ありません」は言わない加賀屋。予想のナナメ上をいかれましたよ。五枚刃って…
結局T氏、コールド負け。横すべり防止つき3枚刃を選んだようです。
見づらいですが、白いのがその3枚刃、袋に入ったのが最初からあったカミソリ。普通のも潤滑剤つき2枚刃で使いやすかったですよ。次回はもうちょっと部屋を探検します。 つづく