仲居のMさんが浴衣を持ってきてくれました。
お客の体型を見て、ジャストサイズを持ってきてくれるという有名なサービスですね。T氏、どうですか。おお、見事にピッタリですね。私は浴衣がキライなのでmy甚平を持ってきていたのですが、甚平を着てるのを見てなのか、いつの間にやら作務衣が置いてあったのにはビックリ。
さて、Mさんがいったん姿を消したところで、部屋の探索でもしてみましょう。
まずお茶を飲んだ応接間ですが、このソファーがあまりにも座り心地がいい。部屋にいる時間の8割はここに座ったり転がったりしていた気がします。写真には写っていませんが、当然のように4Kテレビが置いてありました。ずっとやってる「加賀屋からのお知らせ」しか見ませんでしたけど。
私はだいたい黄色いクッションの所に座っていたのですが、するとどうしても目に入るのが
このお椀。こんなに大きいんじゃラーメンを入れるにしてもオーバースペック。はっ!加賀と言えば前田家、そしてこの大きさ、まさか前田慶次愛用の…
T氏「お椀と言えば食器ってわけじゃないぞ。純粋に美術品だろ」
まあそんな気はしてました。でも、きっと名のある品なのでしょうね。
金庫が6つあってそれぞれにカギがあるのは便利ですね。その横にミニ冷蔵庫がありまして、中のブツはご自由にどうぞだそうです。「冷蔵庫の飲み物が高い」というクチコミがあったのですが、この部屋は別のようです。わぉ、おビールもあるのね。
ポットの横には沸かす用の水と振って作る抹茶が…あ、水まで加賀屋ブランド。しかも飲んだらいつの間にやら補充されてました。
で、この部屋からの眺めが
オーシャンビューどころの話じゃありません。七尾湾は我がものと見つけたり。正面には能登島、そして右側には能登島大橋がよく見え…
…カーテンをもっと開けるべきでしたね。
他の部屋はどんなでしょう。
寝室はこちらですか。ここだけで幸せに泊まれそうな気もしますね。マットレスは有名なエアウィーヴだそうです。ぐっすり眠れたのは布団のおかげか、酒のせいか。3人以上の宿泊や、ベッドは苦手という人は和室に布団を敷いてもらえるそうです。
寝室からの眺めです。左に見える建物も加賀屋です。たぶん12階建てかな?この20階建て雪月花棟が、この地でいかに異質な高さかわかると思います。
寝室には三面鏡。見事な塗り物ですが、使ってOKなシロモノなんでしょうか?いや、お化粧はしないのですけども。写真では切れちゃってますが、くず入れもまさかの輪島塗でした。
他の部屋でも見ようかなと通路に出るとミニ庭園が。次は和室を見てみましょう。夕食はいつになるのやら。 つづく