実はメインの部屋は和室なのだそうです。遅ればせながら入ってみましょう。あ、和室は靴を脱ぐのですね…って、そういえばいつの間にか靴を脱いでスリッパはいてるな。いつはきかえたんでしたっけ?
T氏も「そういえば俺もいつ靴を脱いだか覚えてない」と。…不思議だ。
これはまた、お見事なお部屋ですね〜。ちゅうちゅうたこかいな、ちゅうちゅう…おお、20畳ですか。広い。
この部屋も見事なオーシャンビューなのは言うまでもありません。
生け花の心得はもちろんありませんが、これは綺麗ですね!掛け軸の書も見事です。一華五葉を開く。達磨大師ですね。少しは座禅でも組んで落ち着けという宿からのメッセージでしょうか。
しれっと置いてありますが、コレも当たり前のように見事な輪島塗ですよね。学生時代のようにゴムマットを敷いて麻雀なんかやったら殺されそう。
ツイン座布団に加賀百万石の大名を思わせる肘掛け。肘をのせるためだけの物にこれだけの技巧を叩き込む職人さん、かっちょいいです。座り心地、ひじのかけ心地ともに最高。
そしてここにもミニ庭園が。さーて、和室も見たから内風呂でも見て、どうせ見るなら入っちゃおうかなと部屋を出ようとたら
あれれ〜?いつの間にやらスリッパがビシッと揃ってますよ。仲居のMさん、どっか行ったはずじゃ…うーん、確かに姿は見えないぞ。どうやら加賀屋の接待は「いつの間に」とか「さりげなく」がキーワードのようですね。Mさん、のんびりしてるような話し方だけど、やるなあ… つづく