加賀屋の夜は忙しいですよ〜!錦小路でお土産買って、雪月花歌劇団のショーなんか見ちゃって、仕上げはいしるラーメンでも食べますか?全部館内にあるという凄まじさ。
T氏「俺はマッサージ予約したから」
あ、二人とも寝るのは洋室でいいと言ったのに、和室に布団敷いてあったのはソレですか。
マッサージの時間までお土産屋をめぐって、部屋に戻ってもシャックリが止まらないので冷蔵庫のビール飲んで…あ、シャックリ止まった。ビール飲むと止まるんです。
T氏なかなかマッサージ終わらないなー、一人で見学してくるかなー、なんだかこの布団やけに気持ちいいなー、エアウィーヴだっけ?このままでは寝てしm・・・
あっ!と思ったら朝5時半でした。うーむ、散歩でもするか・・・
加賀屋を出て1・2分歩くと朝ドラその他で有名な辻口シェフのル・ミュゼ・ドゥ・アッシュが。今日のメインはここのケーキです。そこから振り向くと
朝焼けに映える巨大な塔が。あそこのてっぺん、ラスボスポジションに私がいて良かったのでしょうか?
早朝すぎて人もまばらな大浴場に入って部屋に戻ると、入口前には朝刊が毎日、読売、朝日、産経、日経、はては石川の地方紙、北國新聞までズラリとならんでいます。北國新聞を持って部屋に入ります。地方紙の社会面やお悔やみ欄が好きなのです。
朝食は7時半と言ったんだよなー、昨夜あんなに食ったのに腹へったなーと新聞を読んでいた7時15分。「失礼します〜」と聞きなれたのんびり声が。
仲居のMさん「生絞りのオレンジジュースです〜」
前略、土門さま。加賀屋さんは朝食15分前にお目覚めオレンジジュースが届きます。しかも本気で生絞りで、はなはだしくおいしいんですけど…
満ち足りすぎた気分で朝食といきましょう。
見ただけで思わずカズダンスを披露したくなる正調和朝食、しかもややゼイタク。
ご飯は最初に半膳のお粥が出て、その後普通のご飯が出ます。朝粥は大好きなのでうれしい。そしてその後のご飯、「昨夜と同じくらいがいいですか〜?」と聞いてくれるMさん。とぼけたようで腕利きの仲居さんなんですね。はい、同じくらいでお願いします。
いしるドレッシングがうまい生&温野菜。そして金持ちになった気がする朝からの刺身、思わずニヤけるデキる漬物。
一夜干しのカレイは自分で炙ります。加賀屋の名物メニューらしいですが、名物にうまいものあり。そして出汁がすごくうまい湯豆腐。こんな湯豆腐が出る居酒屋が欲しい。とか思ってる頃に
Mさん「今タマゴ焼いてますので、もうすぐ厚焼きが届きます〜」
リアルタイムにもほどがありますね。あ、来た。
うへー、ふあふあ、熱々のリアルだし巻き卵。すっげえぇ、うめえぇ〜!甘いとかしょっぱいとかじゃなくて、とにかくウマい!
そしてキウィフルーツ、今まで食べたキウィで一番甘いのですが。これからケーキ食べるのに、結局全部完食。
うい〜、良く食べました。朝市でも見に行きますか。
Mさん「ラウンジでコーヒーを淹れますが、いかがですか〜?」
ラウンジというと、エレベーター(ガラス張りのシースルー)で通るたびに気になっていた雪月花倶楽部という所ですね。行きますとも。
ものすごく開放的な空間、眺めも最高。なのに朝のコーヒーにしか使われないナゾのラウンジ…。
Mさん「アイスとホットどちらがよろしいですか〜」
ささやかな野望があるのでアイスでお願いします。
あ、来ました。おや、グラスが2個ありますね。こちらは?
Mさん「冷たいお茶です〜」
それはまた…ゴクリ。うわー、冷茶うまい。コーヒーよりお茶の方がうまいかな?コーヒーはなんとなくUCC業務用のかほり…いやいや、気のせいだと思いますが。ま、それは置いといて、野望を達成するとしましょう。
敬愛するブロガー、むらさき女史のマネをしましゃう。アイスコーヒーでボー。
次回、ようやくチェックアウト。