マグロも馬も肥ゆる秋の青森③体験型民宿葵・大間のつまみ連隊

温泉から体験型民宿葵に帰ったらちょうど夕食の時間です。お、一部のメニューはもうならんでますね。

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とりあえず前菜にあたるメンバー。ワサビとさしみ醤油、手前の醤油用小皿がこの後に訪れる大先生登場の期待感を煽ります。

中央のもずくが立派な太さですばらしい食感。その上はイカの山椒あえ(激ウマ)、左はナマコ酢と、アレが必要なメンバーが揃います。

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そんなわけでアレください!と言ったら切子の冷酒杯1個が来ましたよ。あの、お手数かけたら悪いので5・6個お願いしますと言ったら、2合入りの涼しげなガラス徳利がきました。銘柄が思い出せないのですが、好みの味ではありました。

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マグロの胃袋の胡麻和えにマグロの胃袋の塩辛!胃袋の類ですので、やはりコリコリした食感が良い感じです。塩辛はキュウリにつけて食べてくださいですと…そんなもんウマいですよね。パクリ。やあ、これは早い話が上等な酒盗ですね。いやー、酒を盗む盗む。どちらも買って帰って一週間くらいコレで酒飲みたい。

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地物昆布の炒め煮が来ました。そうでした、ここは昆布漁師さんでもあるんですよね。昆布はこういう薄味でたっぷり食べるのが良いと、某老舗料理漫画の「長寿料理対決」で言っていたような。

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そしてイカ大根がきました。これは見るからにばっちりしっかりした味付け。家庭料理寄りの煮物を外で食べると、なぜこんなにうまいのでしょう。白飯くれ!と言い出す人がいるかと思ったらいない。

ちなみに隣のテーブルの方、私と同じく群馬から来たそうです。スバル車が置いてあるから怪しいと思ったら。何時間かかりましたか?

「いや、引退して時間はいくらでもあるんでね、ここ何日かずーっと夫婦で旅行してるんですよ。昨日八戸泊まりだったからそんなにはかからなかったです。明日はフェリーで津軽半島側に行くんですよ」

なんとうらやましい。私は太田市から八戸経由で9時間。

「若いからですかね、いやー、私にはもうキツいなあ」

若いですか?やった。

なんて話をしていたら、宿のご主人がテレビの方に移動を…以下次回。

 

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