1時間弱のコースを歩くわけが、滝壺まで行ってしまったので気がつけば90分くらい経っています。疲れたし真っ暗になってきたし、宿に行きましょう。途中で目立つのは中国人観光客の方たち。東照宮帰りかな?
そして着きました、本日の宿紫雲荘。真っ暗だから外観は明日撮ろうと思っていたら、あらら、翌朝は大雨でしたので結局撮影できず。
そんなわけで名刺(?)のみ。
非常に愛想のいい女将さんにお出迎えをされ、部屋まで案内してもらいます。
一人旅専用の六畳間です。掃除はバッチリ、トイレもあるし何の不満もありません。なんと一泊二食、部屋食で10800GPという安さ。暖房も最初からバッチリですね。
さあまずは風呂に入って、というところですが、風呂の話は後にして夕食です。
やけにかわいい仲居さんが料理を持ってきてくれましたよ。先ほど中国人のお客さん相手に流暢な北京話で話をしていたので、スゲーなと思っていたのでしたが、あらら、中国の方でした。日本語の方が勉強中なのね。
ズラーっと並びましたよ。なんとなく淡色で、豪華!という感じはありません、が、食べてビックリでしたよ。
ではいただく前に・・・貴婦人の生酒をください。300mlか・・3つでお願いします。あ、部屋の冷蔵庫にあるんですか?どれどれ…2本あった。じゃあ1本だけ持ってきてください。
生酒らしい口当たりの甘さと、じゅわーとわずかに泡立つような舌触り。うまい酒ですねー。湯元温泉の女将さんたちが利き酒をして選んだお酒だそうですよ。
献立の順にいきましょう。えーと、ニジマス塩焼きから。
釣り堀以外でニジマスってあまり食べる機会がありませんが、実は好きなので当然
こうなります。お次は
引き上げ湯波と大分柚子胡椒。ここで日光のエースが来ました。柚子胡椒で食べるの初めてだけど、合いますねえ。酒に。
順番が前後しますが、上の胡麻豆腐も丁寧に作られていて胡麻の滋味たっぷり。合いますねえ。酒に。
彩り天ぷら新潟村上の天然塩。彩りと謳うには少々地味な気もしますが、レンコンうまい。塩もうまい。塩だけで飲めそうです。
湯波の味噌グラタンですか。湯波のグラタンはうまいですが、さらに味噌とくると・・わぉ、バッチリピッタリの組み合わせじゃないですか。ちょっとコレ皿が小さくないですか?おかわりくれーい!
小松菜と揚げの煮びたしと胡瓜の和風ナムルは毎日順番でつまみにしたくなる小鉢です。どいつもこいつも合います。酒に。
他の方のブログで絶賛されている率が高いふろふき大根柚子味噌添え。これが、また・・絶賛されるワケだ。口に含むと、謎のうますぎる液体がぴゃーっと飛び出してきます。それを飲み込むと同時に酒をキューっと飲ると・・大根と日本酒がない国に生まれなくてよかった〜!!
この辺で豆乳鍋がポコポコ煮えてきましたよ。ほんと湯波と豆乳が推しなんですね。
自家製(なのかな?)のポン酢を入れていただきましょう。いや、この旅館の料理は滋味以外の言葉があんまり浮かばないですね。しみじみうまい。呉汁みたいなフワフワが浮いてくるのが大豆のスフレのようで楽しい。食欲を失った女漫才師も安心の味です。
紅肉一点の柔らか角煮。鍋にも一枚豚肉が入ってましたが、やはりある程度カタマリ感がないと肉っぽくありません。大変上品な味付けで、酒n(r
鹿沼こんにゃくの煎り煮と香の物で〆かな?あ、デザートもあるのか。ご飯は・・やめておきます。栃木県産コシヒカリ?どこまで地産地消なんですか?
デザートは・・レアチーズケーキ風味のババロアと言いますか・・なんて名前なんだろ。レアチーズババロアです。非常にうまいです。
満足度はこんな感じでした。これだけ食べても身体に良さそうな雰囲気のメニューでしたね!さーて、また温泉に入って寝ますか。天国だ・・。