半年ずれの秋田・宮城② 抱き合う必要はありません 仙北市・抱返り渓谷

お腹が満ち足りたら少しは歩かないといけません。ババヘラアイスのおばさまに「この辺で散策できるところを教えてくれたまへ」と聞きたいところですが、もちろんそんなことはできませんのでsiriかなんかに聞きますか。

やや、答えはまっぷるアプリにありました。往復3キロ程度で平坦な道の風光明媚な渓谷・・・コレだ!

石

仙北市(せんほくかせんぽくかと思ったら、せんぼくでした)にある「抱返り渓谷」(だきがえりけいこく)です。変てこな名前ですが、道が非常に急で、かつ狭いので、すれ違う時にお互い抱き合って逆側を見返したからだとか・・おい、ホントに平坦なのか?

とことこ歩きだすと、神社がありますね。「何お願いしたの?」「な・い・しょ!」なんて会話にあこがれていた時期が私にもありました。もちろん今日はソロなので華麗にスルーします。そして思ったより傾斜がある坂を登って、橋を渡ると・・

水

ふはっ!なんと素晴らしい色。これは美しい。そしてちょっと登ってしまえば本当に平坦だ。あらやだ、来てよかった雰囲気がビンビン。

碧

仙北市HPによりますと、吊り橋からの景色が殊にすばらしいとのこと。おおー、素晴らしい。新緑が目にしみますね。紅葉の時期は混むんだろうなー。

翠

おー、もっと素晴らしい。新緑も水面も目にしみすぎる。

ちょこちょこと人とすれちがいますが、道が整備されていて余裕ですれ違えますので、見知らぬ女性と抱き合いながら通過、みたいないささかハレンチムードのエピソードは起こりそうにありません。てかカップルと老夫婦しかいない。おまいら一人じゃ散策もできんのかー!と思いながら、いい人ぶって会釈をしましょう。

トンネル

これは教科書に出そうなダンジョン入り口!泉の洞窟とかわかりやすい名前がついてそうですね。ただのトンネルであっという間に通過ですが。現実はそんなもんです。

逆光

トンネルを抜けるとそこは・・・ふはっ、まぶしい!なんじゃこりゃ。セフィロスかなんかの降臨でしょうか?

滝

正体は見事な滝でした。回顧の滝(みかえりのたき)だそうです。わぉ、これは見返りますね。抱返ったり見返ったり忙しいな。

五月雨を

滝の下のこういった部分好きなんです。五月雨を集めて涼しかったり早かったりする感じがしませんか?しませんか。

帰り

同じ道を帰りますが、逆から見るとまた雰囲気が違うものですね。いやー、渓谷はいい。一旅一渓谷といきたいところです。満足したし、往復で4000歩程度歩けたし、宿に向かいましょう。

田沢湖?ああ、車でここに来る時に、なんか金色の頭みたいのがチラっと見えましたね・・あれがたつこ像だったのかな?まあいいや。

コメントをお待ちしています。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください