食べ物と旅館しか出てこない当ブログですが、数年前までは聖書「珍日本紀行」に出てくるB級スポットや珍スポットをフラフラと巡っておりました。そこそこの数を回った結果、そういった場所の魅力とエキスを詰め込んだ場所と断言してよろしいのがこちら
群馬県太田市が誇る総合アミューズメントパーク、ジャパンスネークセンターです。何が総合かと言いますと、実はもう1個三日月村という施設もくっついているから(別料金)。エントランスからすでに王者の風格が漂います。
では入場券を買って・・千円ですか。Tポイントカードがあれば2割引?友人Kよ、持っていますか?ああ、あるか。よし、800円。実は加賀屋から帰ってきた翌日でして、友人Kがまだいます。
売り場のオバちゃん「今からだと毒の採取には間に合わないねー。1時から蛇のお食事があるよ。今がここだから・・」
ものすごく丁寧に説明してくれます。こんなオバちゃん初めてだ。実は私はもう10回目くらいなので大丈夫、などとは言わずに素直に聞きましょう。
本日のイベントスケジュールです。盛りだくさん…なのか?
どの蛇に何を食べさせるかという、おそらく日本唯一のメニューが。マウスよりラットの方が大きいのかな。
広大な敷地面積を誇るここスネークセンター。案内図を見ないとあっという間に遭難します(うそ)。あれ、ヘビセンターって書いてある。地元の人はヘビセンターって言うけど公式なんだ。
まずは白蛇観音様がお出迎えをしてくれます。昔は足元にプレートがありまして、お賽銭を投げて見事命中するとジャーーーンと鐘が鳴ったのですが、いつの間にかなくなっております。
観音様ですから絵馬も奉納できますよ。この辺は白蛇観音様でも叶えられそうな気がしますが
君は本気なら出雲大社とか行った方がいいんじゃないか?まさか及川奈央の元カレとかではあるまいな?
私とKも一枚ずつ書いてきました。見つけた人にはマムシドリンクプレゼント。
道の途中に謎めいた洞窟があります。実は数十年前には恐竜洞窟というアトラクションでしたが、落盤のため封鎖されています。中にはまだ恐竜が置き去りで、廃墟愛好家たちがそっと忍び込んでその手の雑誌に掲載されたこともありますが、危ないから入っちゃダメ。ゼッタイ(私が雑誌の関係者に教えたのは秘密だ)。
コンクリートの簡素な囲いの中で数千匹のマムシやシマヘビを飼育するエクストリーム蛇専門動物園!さあ、見学だ!と思ったら
おおっと!そう、1月でした。起きてるわけないよ!爬虫類だもの。
でも暖冬な上に暖かい日だったからか、よく見るといましたけど。寝返り・・・か?
このプールは20数年前は蛇の餌用と思われる食用ガエル養殖池、数年前まではミニブタが飼われていましたが、とうとう何でもなくなりましたね。
非常にいい朽ちっぷりです。さすがB級スポットの王の王。次回はここをアウトサイダースポットの極北たらしめる屋内展示です。